ダウの犬銘柄【2019年版】:米国株のおすすめ高配当10銘柄

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米国株の高配当利回りのおすすめ銘柄はあるのでしょうか。

すぐに思いつくのが、ダウの犬投資法。

NYダウ構成銘柄の中から、配当利回りが高い10種へ投資をする方法です。

 

ダウの犬銘柄は、米国株における高配当銘柄の代表といえます。

ですからアメリカ株を対象とした配当投資家には注目度が高い銘柄。

本記事では、ダウの犬銘柄2019年版を紹介していきます。

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ダウの犬銘柄リスト:NYダウの高配当利回りランキング【2019年】

No.シンボル社名株価(USD)配当利回り(%)
1IBMアイ・ビー・エム113.675.52
2XOMエクソンモービル68.194.81
3VZベライゾン56.224.29
4CVXシェブロン108.794.12
5PFEファイザー43.643.3
6KOコカ・コーラ47.353.29
7JPMJPモルガン・チェース97.623.28
8PGP&G91.923.12
9CSCOシスコシステムズ43.333.05
10MRKメルク76.482.88

2018年12月31日終了時点、配当利回りは予想値

 

上リストが、ダウの犬2019年版の10銘柄。

つまり、2018年12月31日終了時点における、NYダウ構成銘柄の高配当利回り10種ということ。

 

2018年版のダウの犬銘柄と比較しての入れ替え状況は以下の通りです。

ダウの犬銘柄2019に追加

  • JPモルガン・チェース【JPM】

ダウの犬銘柄2019から脱落

 

そもそもGEは、NYダウ構成銘柄から外れたのでした。

なのでゼネラルエレクトリックは、ダウの犬銘柄とはなれません。

 

GEは、NYダウ発足時から残る唯一の構成銘柄でした。

そうした由緒あるアメリカ株であっても、歴史の流れについていくことが出来なかったのです。

おまけに、2018年に大きく減配しました。

したがいゼネラル・エレクトリックは、高配当利回りとはいえません。

 

つづいては、ダウの犬以外のNYダウ構成銘柄における、配当利回りを記録しておきます。

NYダウ構成銘柄の、配当利回りランキング【次点】

No.シンボル社名株価(USD)配当利回り(%)
11MMMスリーエム190.542.86
12DWDPダウ・デュポン53.482.84
13JNJJ&J129.052.79
14UTXユナイテッドテクノロジーズ106.482.76
15CATキャタピラー127.072.71
16MCDマクドナルド177.572.61
17WBAウォルグリーン・ブーツ・アライアンス68.332.58
18TRVトラベラーズ119.752.57
19INTCインテル46.932.56
20BAボーイング322.52.55
21HDホームデポ171.822.4
22WMTウォルマート93.152.23
23GSゴールドマンサックス167.051.92
24AAPLアップル157.751.85
25MSFTマイクロソフト101.571.81
26AXPアメリカンエクスプレス95.321.64
27DISディズニー109.651.61
28UNHユナイテッド・ヘルス249.121.45
29NKEナイキ74.141.19
30Vビザ131.940.76

 

ここ数年のあいだ、スリーエムがダウの犬銘柄となったことはありませんでした。

この配当王銘柄が、あと少しでダウの犬銘柄入り寸前。

ランキング11に終わったのです。

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ダウの犬戦略とは米国株の高配当10銘柄に投資をする方法。おすすめアメリカ株ともいえる

ダウの犬とは年末に以下の5つのステップを踏む投資戦略のことをいいます。

ダウの犬投資法の5ステップ

  1. ダウ構成30銘柄を配当利回りの高い順に並べる
  2. 配当利回りが高い10銘柄をピックアップする
  3. その10銘柄を同じ金額分購入する
  4. 1年間保有し続ける
  5. 1年後に上記①からやり直す

ダウの犬戦略は、米国のトップマネジャー、マイケル・オヒギンズが発案した投資法です。

 

超優良企業への逆張り戦略ともいえます。

ダウ・ジョーンズ工業株価平均は世界的大企業30銘柄で構成されています。

その中から配当利回りが高い、すなわち出遅れ銘柄を定期的に選んで投資をする方法だからです。

 

ダウの犬投資法のリターンは、NYダウ30より優れていた

ダウの犬投資法のリターン、Dogs of the dow performance per year

ダウの犬投資法のリターン、引用:Dogs of the dow performance

 

上表のようにダウの犬投資法は、市場平均に比較して優れたリターンを提供してきました。

この単純なダウの犬戦略によって、95%の確率でプロの株式ファンドマネジャーを超越する成績を上げられるといわれるほどです。

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ダウの犬投資法のETF/ETNであるDODは、日本の証券会社での取扱いが無い

ダウの犬戦略を用いたETFが、NYSE ARCAに上場しています。

ELEMENTS Dogs of the Dow Linked to the Dow Jones High Yield Select 10 Total Return Index【DOD】。

 

【DOD】は、ダウ10種戦略の株価指数であるDow Jones High Yield Select 10 Total Return Indexに連動しています。

なので【DOD】に投資ができれば、ダウの犬投資法が簡単に実現できます。

 

しかしながら、日本の証券会社から【DOD】に投資をすることはできない。

 

取扱い銘柄数No.1のサクソバンク証券 であっても、不可能です。

少し残念。

 

とはいえ【DOD】の運用資産は、30 Mドルちょっとしかありません。

日本円で40億円程度。

もし日本から【DOD】に投資できる環境が整ったとしても、資金を振り向けることを躊躇する運用資産額の小ささです。

 

いずれにせよ、ダウの犬戦略を実現する投資商品はありません。

 

よって、ダウの犬投資法を試したい場合には

  • 米国株個別株投資で自ら実践する
  • 米国株高配当ETFを使って代替投資を実行していく

のいずれかが良いでしょう。

 

個人的には、ダウ工業株平均 ETF【DIA】+ 高配当利回り株という折衷案がいいのではないかと思います。

もはやダウの犬投資法では無いのですが。

 

本記事では、ダウの犬銘柄2019を紹介しました。

このように米国株には優良銘柄が多くあります。

もし米国個別株の高配当銘柄について気になった際には、まずダウの犬銘柄を思い出していると良いですね。

 

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