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ウォルマートWMTの株価、配当金、増配率などの特徴

ウォルマート WMTとは売上高世界一の小売企業だ。

しかしながら株価の時価総額ではライバルのアマゾンに抜かれてしまっている。

それでもWMT ウォルマートは優良銘柄である。

ダウ構成銘柄であり生活必需品セクターに所属している配当貴族銘柄なのだ。

この機会にウォルマート株の3つの強みを抽出してみた。

本記事は米国優良株シリーズの一環である。

銘柄分析とまではいかないのだがアメリカ株WMT ウォルマートの企業紹介をしたい。

参考アマゾン株の見通しは明るい?ネットショッピング利用率 28.2%

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ウォルマートとは世界最大の小売りチェーン

世界最大の小売りチェーンである。

主力はスーパーマーケットであるが、会員制の食品スーパーも展開している。

エブリデイ・ロープライスで有名であり、日本では西友を通して事業展開中だ。

Amazonが小売業界に殴り込みをかけている。

それに対抗しウォルマートはEコマース事業にも力を入れ始めた。

店舗事業は底堅いが今後はネット事業に注目したい。

ウォルマートの3つの強み

ウォルマートには3つの強みがあると思う。株主からの視点である。

それぞれ解説してみよう。

WMTは売上高が世界最大の企業

2012年の売上高ランキング、出典:ウィキペディア

ウォルマートWMTはオイルメジャーよりも売上高が大きい企業だ。

ということは、小売業では圧倒的なシェアを誇ることになる。

規模が大きい、スケールメリットは小売業では強みになる。

大量仕入れ、大量生産、大量販売という事業の大規模展開を可能とするからだ。

これまでのウォルマートはこのスケールメリットを生かしてどんどん大きくなってきた。

そして今でも売上高は世界一だ。

2016年の売上高ランキングは以下の通り。

会社名 売上高
(百万ドル)
ウォルマート $485,873
国家電網公司 $315,199
中国石油化工集団公司 $267,518
中国石油天然気集団公司 $262,573
トヨタ自動車 $254,694
フォルクスワーゲン $240,264
ロイヤルダッチシェル $240,033
バークシャー・ハサウェイ $223,604
アップル $215,639
エクソン・モービル $205,004

Fortune500 より

これだけの大きな売り上げを有する企業は株主として安定感を感じる。

アマゾンに対抗できる可能性は高い。

参考生活必需品企業売上高ランキングトップ10

連続増配株で米国株配当貴族インデックス構成銘柄のWMT

ウォルマートは米国株配当貴族インデックスの構成銘柄のひとつである。

WMTの増配年はなんと44年にもなる。

配当金を増やし続けている歴史はWMTの強みのひとつだ。

直近12年の配当金支払い状況はこのようになっている。

WMTの配当金支払い状況、出典:ウォルマートホームページ

株価があがるのは勿論よいが、配当金が右肩上がりというのも株主は魅力を感じる。

ディフェンシブ株とはポートフォリオに安定感をもたらす。

インカムゲイン投資家にもメリットがあるのがウォルマート株なのだ。

参考ウォルマートの増配率推移は? 配当貴族銘柄のWMT分析

暴落に強くリーマンショックでも株価上昇したWMT

暴落局面に強いウォルマート。

低価格路線なので、むしろ不景気はWMTに追い風なのかもしれない。

2007年~09年、サブプライムローン問題・リーマンショック時の株価とEPSをみると以下の通り。

  • 株価上昇率:+19.1%
  • 最大下落率:-26.2%
  • EPS推移 : 3.16→3.43→3.66

個人投資家はつねに株価下落や暴落のリスクに恐怖を感じている。

リーマンショックのような金融危機の時にでも、しっかりとEPSを伸ばし株価も上昇しているWMTには強みを見いだせる。

参考リーマンショックでも上昇した米国株 ベアマーケットに強い6銘柄

グーグルとウォルマートが提携、アマゾンへの対抗策

ウォルマートはグーグルと提携を発表した。

なんと「Googleアシスタント」経由でウォルマートから商品を購入することが出来るようになる。

アメリカで先行している大人気のAmazon Echoに対抗できるかもしれない。

オンラインショッピングで一人勝ちであったアマゾンに逆襲なるか?

もしWMT株主であるなら、心ワクワクすることであろう。

参考Amazonがスーパーマーケットへ参入、【AMZN】投資のリスク

ウォルマートの指標・バリュエーション

2017年8月31日
ティッカー WMT
株価 78.07
PER 18.77
EPS 4.16
配当 2.6%
配当性向 49.0%
増配年 44年
配当月 1/4/6/9月
増配率(5年) 7.3%
増配率(10年) 11.8%
β 0.3

低い配当性向とベータから安心感を覚える。

適切な範囲にあるPER、安定した配当金を支払い続ける増配年記録。

どれみても、ウォルマートは鉄板銘柄といえる。

直近10か月のWMT株価チャートはこちら。

finviz dynamic chart for  wmt

WMT・ウォルマートの業績

売上高と利益率:WTMの売上は微増傾向

青色の売上高を見てほしい。

成長株ではなくバリュー株と言っていいだろう。

安定して売上を伸ばしている。

一方の営業利益率は5%前後と低い。

小売業界の宿命である。

薄利多売路線なのだ。

キャッシュフロー:安定したフリーキャッシュフローのWMT

営業キャッシュフロー・フリーCFともに右肩上がりの傾向がみられる。

ディフェンシブ株とはこういうことなのだろう。

配当金:ウォルマートは配当貴族、増配余力もある

ウォルマートはS&P500の構成銘柄である。

そして連続増配株、その結果米国株配当貴族インデックスの一員だ。

青色部分、2016年・2017年のEPS(1株当たりの利益)をみるとやや低下している。

それでも配当性向はまだ50%を下回っており増配余力はしっかり残っている。

WMTに投資する際のリスク

ウォルマートへの投資の最大リスクといえば、電子商取引(e-コマース)の拡大であろう。

  • インターネット取引のインフラ整備
  • Amazonなどとの競争の激化

さらに実店舗型ビジネスでは低価格戦略の競合の出現に直面している。もちろんこれまでの事業投資の結果から、他小売チェーン(ターゲット、コストコ、アマゾンなど)よりウォルマートの方が強い。

しかしながら小売業界のトレンドに乗っていかなければ、WMTといえども将来どうなるかわからない。

終わりに:WMTは注目の米国株

ウォルマート株の3つの強みに注目した。

強みだけではなくアメリカ株の中でも注目銘柄としてWMTをウォッチしたくなった。

アマゾンとの戦いがあり多くの投資家はWMTに対して悲観的である。

こんな時こそウォルマート株への投資が良いのかもしれない。

配当金再投資にも適しているしWMTはおすすめアメリカ株だ。

See you!

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生活必需品セクターには連続増配株が多い

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