VYMとは、米国高配当株のETF

VYMは米国株の高配当を対象としたETF。

しかも構成銘柄数は400を超えるという広く分散されたETFです。

つまり米国高配当株にまるっと投資できるETFがVYMといえます。

 

VYMは配当金好きな投資家に人気なおすすめのETFです。

おまけにバンガード社の商品であり信託報酬が安いというおまけ付き。

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VYMの正式名称は「バンガード・米国高配当株式ETF」

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ティッカーVYM
名称バンガード・米国高配当株式 ETF
ベンチマークFTSE High Dividend Yield
特色米国の大型株の内、配当利回りが市場平均を上回る420銘柄を組み入れ。マイクロソフトが首位。
信託報酬0.08%
設定日2006年
純資産総額213億米ドル
10年トータルリターン8.6%/年
分配金支払い月年4回(3・6・9・12月)
分配利回り2.83%
10年増配率166%

 

世界ETF運用残高ランキングをみるとVYMは中堅クラスのETFだとわかります。

 

米国増配株式ETF【VIG】と比べてみましょう。

VYMとVIGの比較

  • 設立時期:VYM≒VIG
  • 運用総額:VYM<VIG

 

VYMよりも増配株式ETFであるVIGの方が運用総額は大きいわけです。

高配当株式ETFはVYMのほかにも優良商品があることが理由のひとつかもしれません。

 

ちなみにETF運用残高ランクの頂点に立つのはS&P500に連動する商品でSPYです。

そして上位にはVOOやIVVといったS&P500連動ETFがならんでいます。

世界における潮流、インデックス投資の王様はS&P500だとわかります。

 

トータルリターンをVYMとS&P500で比較してみると、S&P500の方が優れています。

しかしながらVYMの方がより多くの分配金をだします。

高配当株への分散投資を可能とするETFのメリットはここにあります。

 

つまりインカムゲイン狙いの投資家を対象としたETFがVYMということになります。

参考米国株、S&P500はおすすめインデックス、ETF比較の結果は?

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VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)の組入れセクター

引用:バンガード社HP

 

VYMの組入れセクターをみると、広く分散されていると分かります。

そしてVYMのセクター分布をみれば、米国の高配当株がどこの業種に多いのかが推察できます。

 

ただし同じ米国高配当株式ETFのHDVと比べると、セクター比率が異なることは覚えておきたい。

HDVはエネルギーセクターがより多く、そしてテクノロジーは少ないのです。

 

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VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)の組入れ銘柄

引用:バンガード社

 

VYM米国高配当ETFの構成銘柄上位は超有名株ばかりです。

  1. マイクロソフト
  2. ジョンソン・エンド・ジョンソン
  3. JPモルガン
  4. エクソンモービル
  5. ウェルズファーゴ

 

とはいえ上位10社を合わせてもVYM構成比率の30%にしかなりません。

VYM(米国高配当ETF)は構成銘柄数が400を超えており、幅広く分散された投資商品だと分かります。

ETFのメリットですね。

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VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)の株価チャート

緑:VYM 水色:S&P500

 

上図は2006年からのVYMとS&P500の株価チャートです。

ディフェンシブ銘柄を多く含むVYMとはいえ、リーマンショックの影響は大。

いくら高配当株の集まりだといっても、金融危機の際にはしっかりと株価は下がるのです。

 

一方でその後の株価回復は見事なもの。

VYMは配当金を受け取りつつ、キャピタルリターンまで狙えるという文句なしのおすすめETFですね。

 

VYMの株価チャート 直近10カ月

finviz dynamic chart for  VYM

 

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VYMの配当金(分配金)推移

 

リーマンショック後の株価回復期にVYMの分配金は下がりました。

VYMは減配経験があるETFであると、分配金推移グラフからもしっかりと見て取れれます。

今後もし暴落局面があるようならば、VYMといえども配当金は安泰とはいかないと思っておきましょう。

 

ちなみにリーマンショック前と2016年の分配金を比較すると以下の通りです。

VYMの分配金比較

  • 2007年:1.357$
  • 2016年:2.206$

 

VYMの分配金はリーマンショック前とその10年後では+62.6%の増配となっているのです。

 

VYMの分配金、年次推移

西暦分配金
2006年0.175
2007年1.357
2008年1.443
2009年0.888
2010年1.091
2011年1.327
2012年1.593
2013年1.749
2014年1.908
2015年2.149
2016年2.206
2017年2.401

 

VYMの配当金(分配金)の四半期毎推移

 

 

参考VIG バンガード米国増配株式ETFの特徴、分配金と増配率

 

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VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)の増配率推移

 

上図はVYMの年次増配率推移です。

やはりリーマンショック後の減配が大きく目立ちます。

 

とはいえ10年間で減配をした年は1回だけ。

インカムゲイン狙いの投資家には心強いデータです。

 

VYMの増配率推移

西暦増配率
2006年
2007年
2008年6.3%
2009年-38.5%
2010年22.9%
2011年21.6%
2012年20.0%
2013年9.8%
2014年9.1%
2015年12.6%
2016年2.7%
2017年8.8%

参考>>>VYM(米国高配当株式ETF):分配金と増配率の10年推移

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VYMへの私見:配当金好きにはメリット大のETF

 

VYMは安定感を求める場合におすすめのETFです。

株価堅調の現在、配当利回り3%には届いてはいません。

しかしながら高配当ではあるし、上位の構成銘柄にはブルーチップが並んでいます。

 

VYMとは株主還元に積極的な米国株の良さを色濃く反映した高配当ETFといえます。

配当金好きな投資家にはたまりませんね。

 

参考米国ETFの選び方、大事な3つのポイント

 

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VYMに関するまとめ

アメリカ市場にETFで投資をしたいと思ったならばいくつかの選択肢が思い浮かびます。

  • VTIで市場全体に投資
  • IVV、VOO、SPYでS&P500に投資
  • VYMで高配当株に投資
  • QQQで高成長株に投資

VYMを考えた場合、ここにブラックロックの高配当ETFであるHDVも加わります。

>>>高配当ETFの比較 【VYM】と【HDV】はどっちがおすすめ?

 

キャッシュフローの確保、配当金を目的とした投資ならばVYMがおすすめです。

アメリカ企業の特徴である株主還元を、VYMを通してしっかりと享受できます。

そう思うので、私はVYMホルダーですよ。

>>>海外ETF、注目の13銘柄リスト

 

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配当金に注目の米国株マイポートフォリオ

私は配当金を狙った米国株投資をしています。インカムゲインを対象とした投資が自分の性格に合っていると思うからです。

 

【参考:米国株 注目の51銘柄

 

米国株で配当金について注目している銘柄

 

配当金狙いのポートフォリオはマネックス証券で構築しています。保有銘柄を適宜公開していますので何か参考にでもなればうれしいです。

 

【参考:米国株マイポートフォリオ

 

公式サイトはこちら→マネックス証券

マネックス証券は米国株に関する情報や無料オンラインセミナーが充実しています。米国株の初心者やそれほど経験がない人には向いています。

コメント

  1. […] VYMの詳細については「アメリカ株でアーリーリタイアを目指す」を運営されているはちどうきゅうどうさんが「VYMとは、米国高配当株のETF」で解説をされているので参考にしてみて下さ […]