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【VT】世界分散投資ができるETF 株価・配当・増配率のまとめ

ETFのメリットといえば簡単に分散投資ができる点にある。

【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETFとはその分散投資が地域・通貨についてこれ一本で可能となる特徴をもつ。

  • 地域(国内/海外、先進国/新興国など)
  • 通貨(米ドル/日本円/人民元/ユーロなど)
  • 資産(株式/債券/不動産/預貯金など)
  • 時間(春/夏/秋/冬など)

つまりVTとは投資商品を増やしたくはないがしっかりと地域分散の効いた株式ポートフォリオを構築したい人には最適なETFである。

バンガード社の商品なので信託報酬も安い。

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【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF

編集
ティッカー VT
名称 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
ベンチマーク FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
特色 世界47か国の株式8,000銘柄で構成される指数に連動する。米国52%、日本8%
信託報酬 0.11%
設定日 2008年
純資産総額 8.97億米ドル
5年トータルリターン 10.95%/年
分配金支払 年4回(3・6・9・12月)
分配利回り 2.16%
5年合計増配率 43%

世界ETF運用残高ランキング第81位のETFである。

バンガード・トータル・ワールド・ストックETFとは日本では大人気であるが、アメリカではいたって普通の扱いである。

ちなみにETF運用残高ランクの頂点に立つのはS&P500に連動する商品でSPYだ。

そして上位にはVOOやIVVといったS&P500連動ETFおよび全米に投資しているVTIが上位ランカーである。

つまりアメリカで人気があるのは米国市場を対象にしたETFなのだ。

資産運用残高Top.10の中で、米国以外の市場に連動するETFは以下の通り

  • EFA(米国およびカナダを除く先進国)
  • VWO(新興国市場)
  • VEA(米国を除く先進国市場)

このことからアメリカ人は、北米とそれ以外の構成国で考えていると推測される。

  • 米国市場
  • それ以外

一方日本人の場合には日米+それ以外という概念が固定しており、そこにVTの人気が隠されている。

  • 日本市場
  • アメリカ市場
  • それ以外

参考米国株、S&P500はおすすめインデックス、ETF比較の結果は?

VTの地域配分と構成セクター・銘柄

VTとは50%以上がアメリカ+カナダの北米市場で占められるETF

VTとは一つの商品で全世界に分散投資できるメリットがある。

ところが全世界といっても半分以上が北米なのだ。

つまり株式投資をする上ではアメリカ市場への資金投下は避けて通れない。

  • 北米 56.45%
  • ヨーロッパ 22.57%
  • 日本 8.33%
  • アジア(除く日本) 8.79%
  • オセアニア 2.42%
  • ラテンアメリカ 1.40%
  • その他 0.00%
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VTの組入れセクタートップは金融

  • 金融:22%
  • 情報技術:16%
  • 一般消費財:12.3%
  • 資本財:12%
  • ヘルスケア:10.7%
  • 生活必需品:8.6%
  • エネルギー:6%
  • 素材:5.4%
  • 公益:3.2%
  • 電気通信:3%

VTの組入れ構成銘柄上位はFANGが並ぶ

  • アップル:1.59%
  • 米ドル:1.19%
  • マイクロソフト:1.11%
  • フェイスブック:0.81%
  • アマゾン:0.8%
  • ジョンソン・エンド・ジョンソン:0.73%
  • エクソンモービル:0.69%
  • JPモルガン:0.66%
  • アルファベットA株:0.59%
  • アルファベットC株:0.56%

VTは世界分散するETFだが、組入れ上位10銘柄をみれば全てがアメリカ企業である。

FANGを中心に超メジャー銘柄が並ぶ。

株価:リーマンショックからの回復はS&P500より遅いETF

青:VT

水色:SPY(S&P500)

このようにVTというETF設定以来のパフォーマンスは、米国市場を対象としたインデックスS&P500の方が優れていた。

VTが発売された2008年はサブプライムローン問題が発覚していたころだ。

そして2009年のリーマンショックがVTの株価を直撃した。

100年に一度の金融危機後、株価回復はS&P500の米国市場の方が早い。

こちらはVTの直近10か月株価チャートだ。

finviz dynamic chart for  VT

VTの配当金は上昇傾向だが、2016年に減配した歴史

2008年の発売以来、VTの分配金は順調に増配していた。

その連続増配が2016年にストップした

参考VIG バンガード米国増配株式ETFの特徴、分配金と増配率

VTの増配率:今後の増配が読めないETF

VTとは世界分散するETFである。

世界経済が順調に右肩上がりならば、分配金も同じく増配されるであろう。

ところが世界全体の経済がこれからどうなっていくのかは不透明だ。

2016年に減配しているVTをみたら、今後の連続増配への期待は大きく持たない方がよさそうだ。

したがってVTとはインカムゲイン狙いというよりは、株価上昇のキャピタルゲインを目的に投資した方がよいことになる。

VTの3つの特徴

VTとは優れたETFの一つである。

  • 一本で全世界に投資ができる
  • 低コスト
  • でも北米が過半数以上

投資商品を多く保有したくない個人投資家にはおすすめのETFだ。

See you!

参考米国ETFの選び方、大事な3つのポイント

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