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メルク【MRK】は米国製薬大手の高配当株

メルク・アンド・カンパニーは世界的な製薬会社です。ダウ構成銘柄でもあり高配当利回りとしても名高いです。

ちなみにメルクという名前はヘルスケアカンパニーにふたつあります。

  • ドイツメルク(Merck KGaA)
  • 米国メルク

もともとはドイツの化学・医薬品メーカーであったメルクが第一次大戦中に米国で独立したのです。

米国メルクは北米のみで「メルク(MERCK)」を名乗ります。一方でそれ以外の国ではMSDとなるのです。日本ではかつて万有製薬を傘下におさめていた米国メルクですが、現在は日本MSDとして活動をしていますね。

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メルク【MRK】は世界第4位のヘルスケアカンパニー

2016年の製薬会社売上高ランキングによれば、メルクは世界第四位の大手製薬会社です。

  1. ファイザー
  2. ロシュ
  3. ノバルティス
  4. メルク
  5. グラクソスミスクライン
  6. サノフィ
  7. ジョンソン・エンド・ジョンソン
  8. ギリアドサイエンス
  9. アッヴィ
  10. アストラゼネカ

大手医薬品企業はいずれも高配当利回りのブルーチップばかりが並んでいます。

例えばファイザー【PFE】、メルク【MRK】、J&J【JNJ】はダウ平均を構成する銘柄。ロシュ・ノバルティスはスイスを代表する企業であるし、グラクソとアストラゼネカは英国の大手企業として名高いです。

ファイザーやメルクは、ダウの犬銘柄の常連です。

とくにGSKやAZNは日本のインターネット証券からも投資が可能なADRなので、外国株投資家からの注目を浴びやすいです。

イギリス銘柄といえば高配当ADRが注目されています。 外国源泉徴収税率が0ということで、受取配当金は日本株とほぼ同じ税金しかかからない

メルク【MRK】は高リターンのシーゲル銘柄

売上高も過去の株式パフォーマンスでも【MRK】は常に上位に顔を出しています。1957年~2012年における米国個別株トータルリターンの第7位に君臨しています。

いわゆるシーゲル銘柄として名高いです。

年率換算で13.95%ものリターンをたたき出した歴史を有する超優良株。それではこのブルーチップがどんな会社なのかを一緒に見ていきましょう。

シーゲル銘柄とは、運用成績ランキングトップ20 ジェレミー・シーゲル著株式投資の未来には、1957年~2003年迄のリターン上位20銘柄が

メルク【MRK】が展開する疾患領域

引用:日本MSD HP

現在、メルクが販売している医薬品は5つの疾患領域に集中しています。

  • がん
  • 中枢神経
  • 循環器・糖尿病
  • 感染症
  • ワクチン

かつてのMSDといえば、オンコロジー領域(抗がん剤)には全く縁がありませんでした。。ところがそれが様変わりしています。

キイトルーダの上市が理由です。

メルク【MRK】の新薬開発領域

出典:MERCK HP

米国メルク(MSD)の新薬開発は6つの領域にフォーカスされています。

  • オンコロジー(抗がん剤)
  • C型肝炎
  • 糖尿病
  • 感染症
  • ワクチン
  • アルツハイマー

キイトルーダという画期的な医薬品を創生したメルクは、さらにオンコロジー領域での開発拡大を目指しているとわかります。

キイトルーダの競合状況

これは非小細胞性肺がんの初回治療における腫瘍免疫の開発状況を示したものです。小野薬品と共闘しているブリストル・マイヤーズスクイブ【BMY】のHPから拝借しました。

キイトルーダは多くの癌種に適応症をもっているし拡大予定です。しかしやはりマーケットが大きいのは肺がん市場です。その肺がん領域での競合状況は以下の通り。

  • BMY】ブリストル・マイヤーズスクイブ
  • 【RHHBY】ロシュ・ホールディングス
  • AZN】アストラゼネカ
  • PFE】ファイザー

いずれも医薬品売上高ランキング上位に名前がある製薬大手ばかり。その中でメルクは闘っていくのです。

アストラゼネカ AZNとはイギリス、ロンドンに本社を置く医薬品売上第10位のヘルスケア企業である。イギリス株なので投資をする場合にはADRと

メルク【MRK】の株価・配当金・業績

メルクの株価指標【MRK】

2017年12月29日
ティッカー MRK
株価 56.27
PER 54.5
EPS 1.03
配当 3.39%
配当性向 48.6%
配当月 1/4/7/10月
増配年 7
増配率(5年) 2.3%
増配率(10年) 2.1%
β 0.85

メルク【MRK】の株価チャート(直近10カ月)

finviz dynamic chart for  MRK

メルク【MRK】の売上高と利益率

青色の売上高をみると、2010年から跳ね上がっています。これは2009年にシェリング・プラウを合併したことが理由です。それ以降MRKの売上高は緩徐に低下しています。

キイトルーダでの挽回が期待されるわけです。

メルク【MRK】のキャッシュフロー

キャッシュフローはいまのところ潤沢です。しかしながらヘルスケアセクター銘柄はパテントに守られている期間だけに利益を得られるという特徴をもっています。

したがって主要製品の特許失効にはいつも目を配らせておく必要があるわけです。

メルク【MRK】の配当金推移

青色のEPSは凸凹がみられます。一方オレンジ色の配当金は微増を保っています。配当性向が100%をこえることもあり今後のインカムゲインには注意したいです。

メルク【MRK】に投資する際のリスク

製薬会社への投資リスクと同様です。

  • 新薬開発の失敗
  • 保険償還の見直し
  • 薬価引き下げ

トランプ大統領のいる米国だけではなく、先進諸国は医療費抑制政策に舵を切っていることは覚えておきたいです。

また、キイトルーダの市場浸透率や競合環境にも気を配っておきましょう。

MRKに対する私見

メルク 【MRK】とは、投資するのにメリットを有しています。

株価が50ドルを切ることがあれば、手を出してみたい銘柄です。

著者はMRK株を保有していません。この記事は自分自身の備忘録として記述したもので、読者に株のMRK投資を推奨することを目的として書いていません。投資判断はご自身で行ってください。

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