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アルトリア・グループ【MO】は、高配当+株価上昇のシーゲル銘柄

MO,アルトリアグループとはアメリカのたばこ企業である。

たばこ業界世界ランキングでは6位。米国たばこ業界では第1位。

2008年にフィリップスPMをスピンオフ・分社化した。結果アメリカに特化したタバコ企業となった。

本記事は米国株高配当銘柄シリーズの一環である。銘柄分析とまではいかない。だがおすすめアメリカ株のひとつ、MOアルトリアグループの企業紹介をしたい。

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MOは世界6位、米国1位のたばこ会社

タバコメーカーのマーケットシェア

上図はタバコ業界の企業別シェアを示している。

MOはたばこ業界ランキング世界6位。

レイノルズアメリカンがブリティッシュアメリカンに買収された。それでもアルトリアグループが米国No.1のたばこメーカーだ。

かつてMOとは

  • クラフトフーズ(食品メーカー)
  • SABミラー(ビールメーカー)

などの親会社であった。

しかしいまではクラフトフーズを2007年にスピンオフしている。さらにSABミラーをABインベブに売却している。

たばこマーケットに目を向ける。世界の売上高はいまだに右肩上がりに上昇を続けている。ところが販売本数の推移をみると、この数年では顕著な減少がみられるのだ。

ここからは健康志向の広まりにより喫煙率が下がっていることがうかがえる。

たばこ業界での売上高世界ランキング・マーケットシェアを調べてみた。 タバコというのは常習性がある。 継続せざるを得ない状況であるから、売る側は儲かる。 その依存性は販売側には甘い蜜、各国で専売制がとられている。 ...

MOアルトリアはトータルリターンに優れるシーゲル銘柄

MOとS&P500の株主リターン比較、出典:MO IR

アルトリアグループMOとは、トータルリターンに優れた株だ。何を隠そうシーゲル銘柄No.1である。

株価上昇+高配当利回りという最強コンボを実現させているハイパフォーマーだ。

2016年の決算プレゼンテーション資料をみると、株主リターンが強調されている

  • アルトリアMO:20.5%
  • S&P500:12.0%
  • S&P Food beverage tobacco:8.8%

アメリカ株投資において、たばこセクターはいつも株主からのあつい注目を集める。

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MOのバランスシートは強固であり、格付けもAランク

MOの格付け、出典:MO IR

アルトリアグループはブルーチップでありバランスシートは強固だ。

その結果、格付けは非常に良い。

  • S&P:A-
  • ムーディーズ:A3
  • フィッチレーティング:A-

しかしながらこの格付けというのははっきりいって役に立たない。

リーマンショック時に住宅ローン担保証券は最高格付けAAAを獲得していたほどだ。

決算と株価、配当金に注目し、格付けはこの際無視しておこう。

たばこに関する一連のリスク

たばこに関するリスク、出典:MO IR

たばこには健康へのリスクが存在する。

たばこ製品や喫煙習慣によって有害レベルは4つに分けられる。

  • 従来の火をつけて吸うタバコ
  • 無煙たばこ製品
  • ニコレットやチャンピックスのような禁煙補助剤
  • 禁煙

MOの主要製品に視線をむける。すると世界一のマルボロを筆頭に、日本でもお馴染みなブランドが並ぶ。

  • マルボロ(正式名:マールボロ)
  • ラーク
  • パーラメント
  • バージニア・スリム

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アルトリアグループ MOの業績

株価指標

2017年9月20日
ティッカー MO
株価 61.22
PER 8.07
EPS 7.58
配当 4.31%
配当性向 34.8%
配当月 1/4/7//10月
増配年 48年
増配率(5年) 8.3%
増配率(10年) 11.6%
β 0.63

MOは4%をこえる配当利回りであり高配当株だ。しかも連続増配年数は48年と申し分ない。

PER・EPS・配当性向は、アンハイザー・ブッシュインベブのSABミラー買収による影響が大きい。

したがってこれらの数値は参考に留めておく。

直近10か月のMOの株価チャートはこちら。

finviz dynamic chart for  MO

売上高と利益率

MOの売上高推移

アルトリアグループはPM(フィリップモリス)を2008年に分社化している。

なのでデータは2009年からの表記とした。

MOは米国内だけで商売をしている。先進国であるアメリカ市場であってもしっかりと売り上げを伸ばしている。

喫煙者数は減少していても価格をあげることで売上上昇ができる。ここにワイドモート、規制産業の強さがある。

キャッシュフロー

MOのフリーキャッシュフロー推移

キャッシュフローは鉄壁の安定感をほこる。タバコ銘柄がディフェンシブといわれる理由がここにある。

一方で2016年の決算に目を向けてみる。キャッシュフローは前年割れとなった。

アンハイザー・ブッシュインベブへのSABミラー売却の影響なのだろうか。

いずれにせよ2017年の四半期決算に注目したい。

配当金状況

MOの配当金推移

MOは連続増配銘柄である。オレンジ色の配当金推移をみれば、綺麗な右肩上がりとなっている。美しい。

さらに青色のEPSをみても配当金と同様に上昇していることがみてとれる。

2016年のEPSボーナスは、SABミラー売却の影響が大きいだろう。

MOへ投資する際のリスク

MO(アルトリアグループ)へ投資する際のリスクはまず規制当局の動向があげられる。アメリカのFDAがどのような動きをするのかは注目しておきたい。

たとえば当局はメンソール禁止法を検討している様子だ。マルボロメンソールといえば日本でもお馴染み商品。ライバル会社のBATが買収したレイノルズアメリカンと比較して、MOの影響は大きいだろう。

このようにたばこセクターは規制産業である。新規参入企業の脅威はすくないので価格競争力は強いといえる。しかしながらお上の意向に大きく左右されるリスクを背負う。

さらにタバコというのは健康被害をもたらす。MOは有能な弁護士グループを抱えているが、訴訟リスクは頭に入れておきたい。

私見

アルトリアグループ MOとは、投資するのに多くのメリットを有する。

  • ディフェンシブな生活必需品セクター
  • 超大手で安定したキャッシュフロー
  • 連続増配銘柄
  • 高配当利回り
  • シーゲル銘柄

ジェレミー・シーゲル教授の研究により、フィリップモリスが20世紀後半における最高リターン株であったことは有名だ。

フィリップモリスの米国版がアルトリアグループ。

したがってMOとは株価上昇+配当金が狙える超おすすめ米国株である。

おまけに配当利回りが高い。

インカムゲイン投資家のみならず、このたばこ銘柄にはいつも注目があつまる。

以上、アルトリアグループの紹介でした。

See you!

著者はMO株を保有しています。この記事は自分自身の備忘録として記述したもので、読者に株のMO投資を推奨することを目的として書いていません。投資判断はご自身で行ってください。

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