VTIは米国全体に投資できるETF:株価チャートと配当金推移

VTIは株価よし・配当金よし・リターンよしの3拍子揃ったETF

 

アメリカ市場にまとめて一気に投資をしたいと思ったら、VTIがおすすめ。

なにせVTIは、米国市場のほぼ全てをカバーしているETFですから。

 

本記事では大人気ETF、VTIについて紹介していきます。

 

VTIとはどんなETFか?

  1. アメリカを丸ごと買うコンセプト
  2. 10年間トータルリターンはS&P500より高い
  3. コストがめちゃめちゃ低い

 

ちなみに2017年末から楽天・全米株式インデックス・ファンドを通してVTIの購入ができるようになりました。

投資信託を通しETFの積立投資ができるようになったのです。

楽天VTIの登場により、本家VTIの注目度が増すことは容易に予想がつきますね。

>>>VTIと楽天・全米株式インデックス・ファンドのコスト比較

 

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VTIとは米国市場全体への投資ができるETF

ティッカーVTI
名称バンガード®・トータル・ストック・マーケットETF
ベンチマークCRSP USトータル・マーケット・インデックス
特色米国株式市場の投資可能銘柄ほぼ100%を対象にした指数に連動。組入れ3592銘柄。大型株比重高め。
信託報酬0.04%
設定日2001年
純資産総額918億米ドル
10年トータルリターン8.72%/年
分配金支払年4回(3・6・9・12月)
分配利回り1.86%
10年増配率70.8%

 

VTIは USトータル・マーケット・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指すインデックスETFです。

 

つまりVTIとは米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーしているETFということ。

 

ETF資産運用残高ランキングの第3位に位置付けています。

米国人からも大人気のETF。

S&P500連動商品を除けば、VTIが世界一のETFであるといえるわけです。

 

機関投資家・個人投資家のいずれからも高く評価されているETFです。

 

注:2017年5月にバンガード社が信託報酬を引き下げ。0.05%→0.04%

参考 米国ETFの時価総額 運用資産残高ランキングトップ100

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VTIとS&P500のトータルリターンを比較

VTIとSPYの10年リターン比較(2017年末)

  • VTI:8.71%
  • SPY:8.38%

 

VTI vs SPY(S&P500連動ETF)でトータルリターンを比較しても大きくは変わりません。

どちらも米国市場を広くカバーする株価指数なので当たり前といえば当たり前。

 

とはいえVTIはS&P500よりもリターンが良好です。

VTIが小型株を多く含むことに由来します。

 

小型株効果を信じるならば、S&P500よりもVTIを持っておきたい。

 

そして米国個別大型株を保有している場合には、S&P500よりはVTIの方が好ましいと思います。

 

あえて使い分けるならこんな感じでしょうか。

  • インデックス一本で勝負  :S&P500
  • 他にも米国株投資をしている:VTI

>>VTIとVOOの比較、米国株代表ETFの構成比率の違いとは?

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VTIの株価チャート 10年編

VTIとS&P500の10年株価チャート

緑:VTI :S&P500

 

上図はS&P500とVTIの直近10年の株価チャートです。(2008年~2017年末)

株価は一貫してVTI > S&P500となっています。

 

S&P500は多くの機関投資家からおすすめされる株価指数。

そのS&P500にVTIの株価上昇率は勝っていたのです。

 

上述の通りS&P500に入っていない小型株が、VTIの10年リターンを押し上げていると推察できます。

VTIの株価チャート 直近10カ月

finviz dynamic chart for  VTI

 

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VTIの組入れセクター

バンガード社HPより

 

VTIの組入れ上位をみると、3セクターで50%を占めています。

 

VTIのセクター別構成比率(2017年12月末時点)

  • 金融    :20.5%
  • テクノロジー:18.5%
  • 資本財   :13.3%

 

ところがこの比率は時間とともに変化するのです。

本記事はリライトなので、過去記載分も残しておきます。

 

VTIのセクター別構成比率(2017年5月時点)

  1. テクノロジー :20.37%
  2. 金融     :18.69%
  3. 消費者サービス:13.13%

 

これがインデックスETFの妙味。

時価総額に応じて、自動的にリバランスがされているのです。

>>ポートフォリオのリバランスの適切な頻度は?投資本3冊のまとめ

 

VTIは米国市場全体をカバーするETF。

したがってVTIの上位セクターは、アメリカで最も旬な業種というわけです。

>>米国株は11セクター、業種別の代表銘柄リスト

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VTIの構成銘柄

バンガード社より

 

VTIの構成銘柄上位8銘柄(2017年末)

  1. アップル:2.8%
  2. マイクロソフト:2.4%
  3. アルファベット:2.3%
  4. アマゾン:1.7%
  5. フェイスブック:1.5%
  6. バークシャーハサウェイ:1.4%
  7. ジョンソン・エンド・ジョンソン:1.4%
  8. JPモルガンチェース:1.3%

 

VTIの構成銘柄上位8銘柄(2017年5月時点)

  1. アップル【AAPL
  2. アルファベット
  3. マイクロソフト
  4. アマゾン
  5. エクソンモービル
  6. ジョンソン・エンド・ジョンソン
  7. フェイスブック

 

VTIの構成銘柄上位は錚々たる企業が並びます。

時価総額上位とほぼ同義ですから当然といえば当然。

 

しかしトップ10銘柄を足しても占有シェアは20%にもなりません。

VTIはそれだけ幅広く分散されたETFだという事です。

 

アメリカ市場をそのまま買える商品がVTI。

VTIがおすすめされる理由がここにあります。

アメリカ株に興味を持ったら、とりあえずVTIを購入しておけば間違いはないでしょう。

>>米国株投資の6つの魅力

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VTIの分配金・配当金の推移

VTIの分配金推移

VTIの分配金推移

 

10年間でVTIの分配金は70%増となっていました。

15年でみると3.5倍にもなっています。

 

VTIは株価よし、配当金よし、ゆえにリターンよし。

 

長期投資をするならVTIは必須の米国ETFといえます。

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VTIの増配率推移

 

VTIの発売以来、減配した年は3回ありました。

 

とくにVTIの分配金が大きく減配された年が2回あります。

  • 2005年:-25.8%
  • 2009年:-29.6%

 

VTIの分配金は基本的に右肩上がり。

しかしながら減配することには注意を要します。

 

もともとVTIの分配利回りは2%を下回っており高くはありません。

同じバンガード社ETFのVYM(米国高配当ETF)とは違うのです。

>>VYM(米国高配当株式ETF):分配金と増配率の10年推移

 

それでも長期で見ると株価上昇だけでなく分配金上昇が狙えます。

 

VTIで10年単位の長期投資をする際には

  • キャピタルゲイン
  • インカムゲイン

の両方狙えるおすすめETF。

 

米国市場への投資とはこういうことなのでしょう。

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VTIの3つの特徴、おすすめETFだ

VTIの特徴を3つ挙げると

  1. アメリカを丸ごと買うコンセプト
  2. 10年間トータルリターンはS&P500より高い
  3. コストがめちゃめちゃ低い

 

非の打ちどころがないETFです。

 

VTIは米国株投資の魅力をすべて兼ね備えた商品。

 

アメリカ株に強いマネックス証券はVTIの良さをもっと宣伝したほうがよいのではないでしょうか?

 

証券会社が言えない私が言います。

 

VTIは超おすすめETF!

 

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>>>海外ETF、注目の13銘柄リスト

 

VTIの買い方

>>米国株(アメリカ株)の買い方と注意点をマネックス証券画面で解説

 

コメント

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