スウッシュで有名なNIKEはグロース銘柄として名高い。
1980年代にはNBA(バスケット)のマイケルジョーダンと契約して、「エア・ジョーダン」シリーズを発売した。
商品力というよりはブランド力に定評のあるスポーツ用品世界首位メーカーだ。
本記事はダウ平均株価構成銘柄シリーズの一環である。
銘柄分析とまではいかないのだがアメリカ市場を代表するブルーチップNKE ナイキの企業紹介をしたい。
ナイキ【NKE】の概要
- 創業:1964年
- 上場:1990年10月
- 決算:5月
スポーツ用品世界首位。
エアマックスなど、クッション性の高いスポーツ靴が有名。
コンバースを傘下にもつ。
オリンピックやサッカーワールドカップのスポンサーを務めるなどブランド力に磨きをかける。
2017年にはアマゾンと連携しネットの販路拡大をすると報道された。
ナイキ【NKE】の株価チャート 直近10カ月
グロース株にもカテゴライズされるナイキ株。
ここ最近の株価は軟調である。
柱の北米のフットウェア不信が響いているのであろう。
ナイキ【NKE】の株価指標・バリュエーション
2017年10月15日 | |
ティッカー | NKE |
株価 | 50.98 |
PER | 21.78 |
EPS | 2.34 |
配当 | 1.41% |
配当性向 | 30.0% |
配当月 | 1・4・7・10月 |
増配年 | 15年 |
増配率(3年) | 15.1% |
増配率(5年) | 15.6% |
β | 0.6 |
配当利回りは2%以下であり低配当株だ。
ところがナイキ株は連続増配銘柄なのである。
利益の伸びが鈍化してはいるが、配当性向から計算するとまだまだ増配余力は残されている。
これからも配当金を増やしてくれるであろう。
ナイキ【NKE】の売上高推移
青色の売上高を見てみよう。
リーマンショックやサブプライム問題のあった2008年以降、右肩上がりの推移である。
黄色の営業利益率は10%前後を堅持している。
ネット販売のてこ入れで今後の収益性がどのようにかわるのか、四半期決算を注目しておきたい。
ナイキ【NKE】のキャッシュフロー
大きな投資キャッシュフローを必要としないビジネスモデルなのだ。
営業CFとフリーCFの差が小さい。
ナイキ【NKE】の配当金・配当性向
ブルーのEPS(一株当たりの利益)は順調な右肩上がりを示している。
連続増配銘柄であるナイキ株は、オレンジ色の配当金もEPS同様に増えている。
配当性向は一貫して30%前後で推移している。
ナイキ株 NKEの3大ネット証券での取引可否
NKE | |
マネックス証券 | ○ |
SBI証券 | ○ |
楽天証券 | ○ |
ナイキ 【NKE】に投資する際のリスク
ナイキ株には為替リスクが付きまとう。
売上高の50%以上が米国外からの稼ぎであるからだ。
さらに競合他社との闘いによるシェア低下リスクもある。
アディダスやアンダーアーマーなどが一部の国でナイキのシェアを侵食している。
ナイキ【NKE】への一言コメント
2017年にはいり、ナイキはアマゾンを通じて一部商品を販売する方針を打ち出した。
最強のブランド力を誇るナイキ製品を、アマゾンを通じて購入できることになる日は近い。
今後のアマゾンとの提携に期待大。
株主としてはNKEの収益性低下に要注意だ。
著者はNKE株を保有していません。この記事は自分自身の備忘録として記述したもので、読者にNKE株の投資を推奨することを目的として書いていません。投資判断はご自身で行ってください。
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