米国株の高配当ランキングトップ10【ヘルスケアセクター編】
以下の3つの条件を備えた、高配当株ランキングを記録しておきます。
- 米国株
- ヘルスケアセクター
- 連続増配5年以上
社名 | Symbol | 連続増配年 | 配当利回り | 配当性向 |
オーウェンズ・アンド・マイナー | OMI | 21 | 6.57 | 236.36 |
アッヴィ | ABBV | 45 | 3.90 | 61.74 |
ファイザー | PFE | 8 | 3.74 | 74.32 |
カーディナルヘルス | CAH | 21 | 3.56 | 76.11 |
ブリストル・マイヤーズスクイブ | BMY | 9 | 3.18 | 68.97 |
メルク | MRK | 7 | 3.12 | 125.49 |
ジョンソン・エンド・ジョンソン | JNJ | 56 | 2.96 | 66.42 |
ナショナルヘルスケアコーポレーション | NHC | 14 | 2.95 | 61.92 |
アムジェン | AMGN | 8 | 2.88 | 45.67 |
メドトロニック | MDT | 40 | 2.10 | 48.42 |
米国株のヘルスケアセクターは世界を席巻しています。
もちろん欧州の大手医薬品会社も同様。
人類の発展に医療の充実は大切ですし、経済が拡大すると人々は健康に気を使いだします。
ヘルスケアセクターと経済の成長は、同じベクトルを向いているわけです。
ですからヘルスケアセクターが成長することは、人類にとってポジティブだと思います。
>>ヘルスケアセクターの見通し 米国市場と日本市場を比較した結果は?
>>イギリス株ADR(高配当)3銘柄の配当金推移 ヘルスケアセクター
高配当利回りのヘルスケアセクター米国株は、過去リターンも良好であった
20世紀後半において、ヘルスケアセクターへの投資リターンは良好でした。
ジェレミー・シーゲル著の株式投資の未来によれば、1957年~2003年のセクター別リターンのトップがヘルスケアセクター。
セクター別トータルリターン(1957~2003年)
- 1位:ヘルスケア:14.19%
- 2位:生活必需品:13.36%
- S&P 500平均 :10.85%
この傾向は2004年以降も続きます。
たとえば2004年~2017年で、ヘルスケアセクターETFのVHTとS&P500を比較しても同じ結果でした。
株価リターン2004年〜
- VHT 211%
- SPY 141%
米国株のヘルスケアセクターというのは、高配当利回りなだけではなくトータルリターンも狙えるといっていいでしょう。
>>ヘルスケアセクターへの投資にお手軽・便利なETF【VHT】
米国株、高配当なヘルスケアセクター10銘柄の株価推移
最後に、高配当な米国株ヘルスケアセクターの直近10カ月株価チャートを載せておきます。
オーウェンズ・アンド・マイナー
米国の医療品卸売企業です。
あと数年、連続増配記録を伸ばすと、配当貴族銘柄入りする可能性があります。
アッヴィ
バイオ企業。
アボットラボラトリーズから分社化して、先発品ばかりを扱うようになっています。
配当貴族銘柄です。
ヒュミラのバイオシミラーリスクが回避され、大幅増配をしています。
>>配当貴族銘柄【ABBV】アッヴィが大増配:配当金推移は驚きの結果
ファイザー
医薬品売上高ランキングNo.1の製薬メーカーです。
高配当株でありダウ構成銘柄。
なのでダウの犬の常連です。
カーディナルヘルス
OMI同様に、米国の医療品卸売企業です。
高配当なだけではなく、連続増配株であり配当貴族銘柄でもあります。
日本では知名度が低いでしょうが、投資先としてはいい会社だと思います。
ブリストル・マイヤーズスクイブ
米国の製薬大手企業です。
シーゲル銘柄でもあり、ブルーチップといってもいいでしょう。
小野薬品とタッグで開発した、オプジーボが主力になりつつあります。
>>ブリストル・マイヤーズの銘柄分析、株価はオプジーボ次第【BMY】
メルク
米国の老舗製薬メーカーです。
名門といってもよく、たとえばメルクマニュアルは医療業界で有名です。
ダウ構成銘柄でもあります。
ジョンソン・エンド・ジョンソン
鉄壁のディフェンス力を誇る、ヘルスケアセクターの雄。
ヘルスケアコングロマリットです。
連続増配年が50年を超えており、配当王の称号を得ています。
>>アメリカ株の配当王26銘柄 配当金支払い時期一覧【2018年】
ナショナルヘルスケアコーポレーション
介護施設を運営する、ヘルスケア関連企業です。
日本でもこのような企業が誕生するかもしれません。
>>ヘルスケアセクター投資は個別株よりETFか?と考えさせられた例
アムジェン
世界最大のバイオテクノロジー企業です。
エリスロポエチン製剤の成功が有名。
日本法人は武田薬品に事業売却したり、アステラス製薬とタッグを組んだりと外資系らしい臨機応変さをみせています。
>>外資系に向いている人とは? 外資勤務15年の私が思う3つの特徴
メドトロニック
循環器系に強い、医療機器メーカー。
連続増配年記録もながく、配当貴族銘柄です。
高配当株と言える程度にまで、配当利回りが上昇した際には購入してみたい銘柄。
>>米国株配当貴族インデックス構成銘柄の10年リターンランキング
高配当利回りに限らず、米国株におすすめな証券会社は?
インターネット証券で米国株取引ができるのは、マネックス証券、SBI証券、楽天証券の3社のみです。
おすすめ | 証券会社 | コメント |
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No.1 | マネックス証券 | 米国株取引に最適 |
No.2 | SBI証券 | 為替手数料Good |
No.3 | 楽天証券 | 見やすさ抜群 |
私は3社に証券口座を保有していますが、アメリカ株取引ではマネックス証券を使っています。
マネックス証券で米国株投資をする理由
- 手数料が安い
- 取扱い銘柄数が3,000以上と多い
- 指値90日・時間外取引が可能であり使い勝手が良い
- 売買手数料が実質無料の「ゼロETF」がある
【詳細:米国株投資、おすすめの証券会社を比較】
【詳細:米国株の買い方(マネックス証券編)】
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