本記事では、配当金をKPIとした米国株ポートフォリオを公開していきます。
少しだけ保有している日本株を除外した、米ドル建てポートフォリオの状況です。
そして、アメリカ株ポートフォリオでの悩みを記録していきます。
米国株ポートフォリオ;配当金生活への軌跡をブログで公開中【2019年7月】
2019年7月末における米国株ポートフォリオの評価額は、292,155ドルでした。
年間受け取り配当金額は、7577.8ドル。
ただしこの金額には2019年以降の増配分が加味されていません。
したがい実際の配当金はより大きくなるでしょう。
配当金額は2018年の実績を引用しているからです。
米国株ETFの分配金は読みにくいので、過去データを参考にしているのですね。
米国株マイポートフォリオの大部分は、ETFから成り立っています。
米国株ETF:個別株の割合は、78%:22%です。
このETFをコアとしたポートフォリオを米国個別株にブレークダウンしたら、どのような構成比率となるのでしょうか。
モーニングスターの有料サイトで確認をしてみました。
米国株ETFを活用したポートフォリオを個別株にブレイクダウンした結果
社名 | シンボル | 割合(%) | 評価額(ドル) |
Johnson & Johnson | JNJ | 7.1 | 20,734.76 |
Altria Group Inc | MO | 6.72 | 19,635.94 |
AbbVie Inc | ABBV | 5.77 | 16,858.57 |
British American Tobacco PLC ADR | BTI | 3.58 | 10,469.20 |
Apple Inc | AAPL | 3.05 | 8,923.01 |
Microsoft Corp | MSFT | 3.03 | 8,851.42 |
Amazon.com Inc | AMZN | 2.29 | 6,677.28 |
UnitedHealth Group Inc | UNH | 1.47 | 4,284.86 |
JPMorgan Chase & Co | JPM | 1.44 | 4,220.69 |
Cisco Systems Inc | CSCO | 1.42 | 4,154.65 |
Exxon Mobil Corp | XOM | 1.41 | 4,120.71 |
Boeing Co | BA | 1.4 | 4,086.68 |
Procter & Gamble Co | PG | 1.25 | 3,654.56 |
Intel Corp | INTC | 1.2 | 3,515.76 |
Facebook Inc A | FB | 1.15 | 3,345.40 |
Chevron Corp | CVX | 1.14 | 3,334.94 |
Alphabet Inc Class C | GOOG | 1.09 | 3,184.36 |
McDonald’s Corp | MCD | 1.08 | 3,145.80 |
3M Co | MMM | 1.03 | 3,005.62 |
Verizon Communications Inc | VZ | 1 | 2,914.66 |
2019年7月30日時点
米国株ETFを個別株に分解した結果です。
米国株ポートフォリオの構成比率1%を超える銘柄は、全部で20ありました。
構成上位20銘柄で、ポートフォリオの47.6%を占めています。
よくいえば幅広く分散されている。
悪くいうと、面白みのない米国株ポートフォリオです。
それでも米国株ETFを中心にポートフォリオを構築していきたいと考えています。
米国株ポートフォリオをETFメインで構築する理由
2018年初頭に私は、個別株から米国株ETF中心のポートフォリオに移行しました。
その理由は
- 銘柄選びの時間をとりにくくなったから
- 高配当株の増配率が低く物足りなかったから
時間的制約が大きいです。
資産管理法人を設立したり、本業で重要案件を担当し始めたため精神的に息切れしそうだったり、そんな背景がありました。
米国株ETFが中心のポートフォリオにして感じる悩み
米国株ETFでポートフォリオを組み始めてから1年半が経過しました。
正直な話
- やっぱり個別株中心の投資に戻そうかな
- いやいやむしろ米国株ETF数をより絞り込み、簡略化されたポートフォリオを構築しよう
と、葛藤しています。
前者ではインターネット証券で少額取引が可能になったことが大きいです。
個別株を多く保有し、分散されたポートフォリオを作ることが可能となったのです。
米国株取引手数料下限の引き下げが背景になりますね。
とはいえ、米国株ETFは、構成銘柄を入れ替えてくれるので楽ちん。
たとえ自分に何かあった際にでも、家族が継続保有しやすく、扱いがより簡単だと思います。
それほど大きな資産を持っているわけではないのですけどね。
でも、「資産を作るための株式投資 資産を遺すための株式投資」を読んで、やはり投資の簡素化は大切だと認識しているところです。
米国株マイポートフォリオには、米国株ETFが8銘柄あります。
いずれのETFとも、米国株を中心とした資産配分。
ならばここまで多くのETF数は不要ですよね。
米国株ポートフォリオをどうするか悩んだら、投資目標を思い出そう
ポートフォリオを個別株にするか、米国株ETFにするのか、ETFの数をさらに減らすのか、なんて悩めるのは、心と体とお金とにある程度の余裕があるからでしょう。
そうした状態にあることに感謝しなくてはいけません。
うだうだ考えても仕方ない。
とりあえずは投資目標のひとつである、年間250万円の配当金に向けて行動していきます。
いま保有している個別株か米国株ETFを中心に、入金投資&配当再投資をするということ。
ポートフォリオについて悩んだら、投資目標を思い出すといいですね。
以上、「米国株ポートフォリオ 2019年7月」でした。
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