【米国株の配当金再投資】マネックス証券のメリットは取引手数料が安いこと
米国株で配当再投資をする際には、マネックス証券がおすすめです。
手数料負けを気にすることなく、再投資が可能となっているからです。
2019年6月以前は、マネックス証券であっても手数料負けしない取引金額が1,111ドルでした。
取引手数料が0.45%であり、最低手数料が5ドルであったことが理由です。
ところが米国株投資で、1,111ドルの配当金を一度に受け取れることは稀。
ですから、配当再投資をするにしても、何カ月間分の配当金を貯めておく必要があったのです。
しかしながら、マネックス証券は2019年7月8日(月)現地約定分から、取引手数料の下限を0.1ドルへと引き下げました。
この米国株取引手数料値下げにより、配当金再投資がより実施しやすくなりましたね。
手数料下限の引き下げは、米国株投資だけではなく配当再投資への後押しともなることでしょう。
さらに、楽天証券・SBI証券も追随し、取引手数料下限を0円としました。
【米国株の配当金再投資】マネックス証券のデメリットは、為替手数料と配当金集計のしにくさ
米国株の取引手数料が安いのマネックス証券。
そのメリットは計り知れないものがあります。
とはいえ、マネックス証券 にはデメリットも多いのです。
マネックス証券では、日本円から米国ドルへの為替手数料は安くない
証券会社 | 売買手数料 | 為替手数料(1ドル両替あたり) |
---|---|---|
SBI証券 | 約定額の0.45%(最低0ドル、最大20ドル) | 0.25円(住信SBIネット銀行で0.04円) |
マネックス証券 | 約定額の0.45%(最低0ドル、最大20ドル) | 0.25円 |
楽天証券 | 約定額の0.45%(最低0ドル、最大20ドル) | 0.25円 |
*楽天証券は、2019年7月22日の現地約定分から取引手数料下限を引き下げます。
特定口座対応している大手インターネット証券3社を比較すると、マネックス証券だけが関連会社に銀行を有していません。
その結果、為替手数料で不利になりやすい。
SBI証券と比較すると、為替手数料の差は明らかです。
その点を補うのが、為替手数料無料キャンペーン。
マネックス証券 は頻繁に為替手数料のキャッシュバックを実施します。
そうした機会にドル転しておけば、マネックス証券のデメリットは回避できそうです。
マネックス証券では、米国株のドル建て配当金集計システムが使いにくい
米国株投資ならマネックス証券。
2013年の特定口座対応以降、こうしたキャッチフレーズが言われてきました。
しかしながら、米国株のドル建て配当金集計の使い勝手が悪いというデメリットを有しています。
とくに以下の2点は、楽天証券と比較して大きく劣っているといえます。
- ドル建てベースではCSV出力できない
- 日本円ベースでは、過去2年間までの配当金しかデータ保存されない
マネックス証券で米国株配当金再投資をする際のデメリット
- 為替手数料が高い
- 米国株からの配当金がドルベースで集計できない
【米国株の配当金再投資】マネックス証券とSBI証券と楽天証券を比較した結果
楽天証券のメリット;無期限で米ドル配当金の集計が可能
楽天証券では、マネックス証券にはないサービスが提供されています。
- 米ドル配当金がCSV出力が可能
- 売買や配当金履歴が、期間限定無しで確認できる
米国株の長期投資家ならば、非常にうれしいサービスではないでしょうか。
マネックス証券では、毎年の売買履歴や受け取り配当金を自分で保存しておかないと、データが消えてしまうのですから。
米国株投資のしやすさ;マネックス証券と楽天証券とSBI証券の比較
マネックス証券 は、取引手数料が0.1ドルと、最安値であるメリットがあります。
為替手数料は安くないですが、無料キャンペーンを活用することでデメリット回避が可能です。
楽天証券は、なんといっても操作性に優れていることがメリット。
見やすいインターフェースが魅力です。
さらに米国株取引の下限手数料をマネックス証券以上に引き下げました。
*楽天証券は、2019年7月22日の現地約定分から取引手数料下限を引き下げます。
SBI証券は、住信SBIを通じた為替手数料最安値のメリットが大きいです。
米国株投資をするには、この大手インターネット証券3社を選んでおけば間違いないですね。
マネックス証券は、米国株の配当金再投資をしたい人におすすめ
マネックス証券 は、米国株取引手数料の下限が0円と最安値。
とくに配当金投資家にとっておおきなメリットではないでしょうか。
受け取り配当金で米国株式を購入していく。
雪だるま式の投資方法です。
マネックス証券 での米国株手数料引き下げは、配当再投資をしやすくなるというメリットがありますね。
そんなわけで私は引き続き、マネックス証券をメインに米国株投資を続けていきます。
米国株の配当再投資なら→マネックス証券
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