高配当株は、完璧な配当銘柄といえるのか?

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高配当株というのは非常に魅力的ですよね。

とくにインカムゲインを狙った投資の場合には、高配当株に目がいきます。

しかしここで疑問がうまれる。

高配当利回り株は完璧な配当銘柄だといえるのでしょうか?

「完璧な配当株とはいったどんな銘柄なのだろう」

そんな風に思う事が多いです。

ここでちょっと配当利回りだけではなく増配率にも目を向けてみましょうか。

増配株のメリットとして、受け取り配当金というキャッシュフローが増えていくことがあげられます。

この場合には

  • 【いまの配当利回り】×【将来の増配率】

の2軸を満たすものが究極の配当株といえるわけです。

ところがそう上手くは事が運ばない。

すなわち

  • 高配当利回り・低成長率
  • 低配当利回り・高成長率

というのが一般的なわけです。

仮に高配当×高増配率が予想されている銘柄があればたちまち買われてしまう。

多くの場合、市場は効率的。

旨味のある高配当株があればすぐに株価が高くなります。

すると配当利回りは下がるというのが米国市場というわけです。

では効率的であるといわれるアメリカ市場において、どのような銘柄が完璧な配当株といえるのでしょうか?

願望も込めていくつかピックアップしてみましょう。

>>米国株、高配当なヘルスケアセクターの10銘柄

高配当株×低成長率のアメリカ株

いまの高配当利回りは、未来の低成長の裏返しともとれます。

代表的な高配当株をあげていきます。

AT&T【T】

  • 配当利回り:5.1%
  • 5年増配率:2%

ベライゾン【VZ】もそうですが、米国通信大手は高配当株として名高い。

高配当×低成長の代表といえば、AT&Tでしょう。

ブロードバンドサービスも提供しており、インターネット接続に欠かせない企業のひとつです。

30年を超える連続増配記録をもつ配当貴族銘柄

>>AT&T【T】の配当金:増配はいつ?いくら?

ユニバーサル・ヘルス・リアルティ・インカム・トラスト【UHT】

  • 配当利回り:3.6%
  • 5年増配率:1.5%

上表はヘルスケアリートの国別銘柄数を示しています。

【UHT】ヘルスケアリートはいわゆるヘルスケアリートです。

救急病院、リハビリテーション病院、亜急性病院、保育所、医療オフィスビルなどヘルスケアと福祉関連施設へ投資をしている会社。

そして30年を超える連続増配を誇るREIT。

RETIはもともと配当利回りが高い。

米国不動産ETFのIYRであったり、日本のJREITもしかり。

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完璧な配当銘柄:低配当利回り、高増配率のアメリカ株

高い増配率だからといって、小さな企業かというとそうとも言い切れない。

大型株であっても、低配当+高増配な銘柄は存在するのです。

ナイキ【NKE

  • 配当利回り:1.2%
  • 5年増配率:15.6%

スウッシュで有名なNIKEはグロース銘柄として名高いです。

1980年代にはNBA(バスケット)のマイケルジョーダンと契約して、「エア・ジョーダン」シリーズを発売しました。

ブランド力に定評のあるスポーツ用品世界首位メーカーです。

連続増配は14年。

>>ナイキ【NKE】の株価・配当金・決算・業績のまとめ

マスターカード【MA】

  • 配当利回り:0.7%
  • 5年増配率:66%

マスターカードは米国の大手クレジットカード決済サービス企業。

「MasterCard」クレジット・デビットカード、「Maestro」オンラインデビットカードサービスなどを提供しています。

連続増配は6年。

中配当利回り、中増配率のアメリカ株

2~3%程度の配当利回りで、7%前後の増配率をつづけている企業を想定します。

該当する銘柄はたくさんありますが、日本でも著名な2企業をピックアップ。

コカ・コーラ【KO

  • 配当利回り:3.3%
  • 5年増配率:8.2%

いわずと知れた炭酸飲料メーカーの巨人。

ブランド力に定評があるが、脱炭酸・脱砂糖に取組中。

連続増配は50年を超える配当王銘柄

>>コカ・コーラKO(米国株)の紹介:配当王銘柄・炭酸飲料から脱却中

マクドナルド【MCD】

  • 配当利回り:2.4%
  • 5年増配率:7.4%

ファーストフード、ハンバーガーチェーン大手のマクドナルド。

2016年~2017年にかけて業績回復。

連続増配40年をこえる配当貴族銘柄ですね。

>>米国株マクドナルド、MCDは配当貴族銘柄のハンバーガーチェーン

高配当株でもなんでも、完璧な配当銘柄は、自分で見つけるしかない

3つのパターンで配当銘柄をえらんでみました。

  • 高配当利回り×低成長
  • 中配当利回り×中成長
  • 低配当利回り×高成長

いずのケースでも優良企業はあります。

規模やセクターにかかわらず良い企業がある、それが米国株のメリットともいえます。

自分の年齢や資産状況などによって、自らに合う配当銘柄を探せばよいわけですね。

「完璧な配当株なんて自分で決めてしまえばいいのだ!」

そうやって自分を納得させればいいわけです。

それがメンドウならば、米国高配当株式ETFのVYMHDV、もしくは連続増配ETFのVIGなどに投資をするのも吉。

>>高配当ETFの比較 【VYM】と【HDV】はどっちがおすすめ?

インカムゲインを狙った投資でも適切な選択肢が複数あるのがアメリカ市場の魅力。

>>VYMとは、米国高配当株のETF

米国株におすすめな証券会社は?

インターネット証券で米国株取引ができるのは、マネックス証券、SBI証券、楽天証券の3社のみです。

おすすめ 証券会社 コメント
No.1 マネックス証券 米国株取引に最適
No.2 SBI証券 為替手数料Good
No.3 楽天証券 見やすさ抜群

私は3社に証券口座を保有していますが、アメリカ株取引ではマネックス証券を使っています。

マネックス証券で米国株投資をする理由

  • 手数料が安い
  • 取扱い銘柄数が3,000以上と多い
  • 指値90日・時間外取引が可能であり使い勝手が良い
  • 売買手数料が実質無料の「ゼロETF」がある

【詳細:米国株投資、おすすめの証券会社を比較

【詳細:米国株の買い方(マネックス証券編)

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