人生でお金は重要だ
人生でお金は重要です。
ですからお金の運用方法は知っておいた方が良いでしょう。
しかしながら難しいことを覚える必要はないのです。
ときとしてあなたは、複雑で難解なものだけが正しいように思うかもしれません。
それでも何かを実行するとき、それがなぜ、どのようになんて、詳しくわかる必然性なんてないのです。たとえばあなたはiPhoneで写真を撮影し、GoogleフォトやLineもしくはメールなどで他人と共有することができることでしょう。
でも
- なぜスマホのカメラが起動するの?
- どうしてシャッターを親指でタップするだけで写真や動画を撮ることができるの?
- さらにはオンラインを経由した共有がどういった仕組みなの?
って説明することが出来ますか?
私にはまったく分かりません。
よくわからなくても、特段の支障なくうまくいっていることがわかればそれで十分ですよね。
お金のことも同じです。
だからまずはお金は人生において大切だっていうことを知ればそれで十分。
難しく考えることは不要です。
お金は無いよりも、あった方がいいに決まっている
お金持ちになりたくない、と思う人は少ないでしょう。
むしろお金持ちになりたいと願う気持ちを持っている人の方が多いのではないでしょうか。
人生とお金、資産と幸福度の相関については、国内外を問わず多数の研究がなされています。
たとえば日本の内閣府では、主観的幸福度指標を作成するにあたり、
- 経済社会状況
- 健康
- 関係性
の3つを重視しています。
さらに生活の満足度を測る指標として11分野を設定しました。
11分野のうち2分野がお金に関するものです。
- 家計と資産
- 雇用と賃金
- 住宅
- ワークライフバランス
- 健康状態
- あなた自身の教育水準・教育環境
- 交友環境や社会とのつながり、
- 生活を取り巻く自然環境
- 身の回りの安全
- 子育てのしやすさ
- 介護のしやすさ・やりやすさ
ですからお金はあった方が生活の満足度があがると、内閣府が認めているといえます。
つまりお金をもっと欲しい、と思う事は不純や欲望ではないのです。
なぜなら富を得ることは誰もが生まれながらにもっている当然の権利であり、生活の満足度を上げてくれるものだからです。
なのでお金は無いよりもあった方がいいに決まっているのです。
年収と幸福の関係;収入が高いと人生の満足度があがり、7万5千ドル以上では感情的な幸福度は上がらない

年収と幸福度の関係
ノーベル賞を受賞したダニエル・カーネマン教授らのグループが2010年に報告した内容を紹介します。
年収が高いと人生の満足度が上がり、他方で7万5千ドル以上の収入ではその日の心理的な幸福度の上昇スピードは低下する、という研究結果です。
>引用 https://www.pnas.org/content/107/38/16489
Ladderと表記された「人生の満足度」は年収と共に上昇しています。
Positive affectは幸福感・笑顔・楽しいといった気持ち、Not blueは心配、悲しさを差し引いたもの、Stress freeは前日にストレスを感じなかった数字。
確かに年収7万5千ドル前後をボーダーとしてフラットになっています。
だから年収7万5千ドル以上では、「感情的な幸福度」は上がらないと言われているのです。
ちなみに7万5千ドルは1ドル100円換算だと年収750万円。
年収が高くなると幸せになれない、という結果ではありません。
だとすれば、「年収をどんどん上げて充実した人生を送りたい」と思う事は、あながち間違いではない。
だからやっぱり、お金について知っておきたいですね。
守銭奴とか銭ゲバとか、そんな言葉はクソくらえでしょ。
30代のうちに1億円を持っていれば、1日1万円使ってもお金が増えていく
30代にうちに、お金の重要性を認識しておきましょう。
あなたは、お金のこときちんと考えていますか?
「お金なんて無くてもいいよ」と思う30代もいるかもしれません。
でも年収1000万円稼げる方法とか、貯金1000万円の貯め方とか、使い道に困るくらいのお金があったらどうしようかなとか妄想する30代だっていますよね。
私もお金欲しいです。
でもむしろ年収アップや貯金額よりもお金のフローを生んでくれる資産に目が向いています。
金融資産10億円とか手に入れたい。
30代で10億円は遠い目標だとしても、1億円ならば手が届くかもしれません。
たとえば1億円をもっていたとしましょう。
それを5%利回りの投資商品にまわしたらどうなると思いますか?
1日1万円をつかっても資産はふえていくのです。

1日1万円
だから1億円をまずは目指すって人が多いのですね。
1億円の意義をいかに早く気づけるかが、お金にまつわる人生を大きく左右するのです。
なので1億円の破壊力を若いうちに気づいておきましょう。
そして30代のうちに、お金の知識や大切さを認識するのです。
もしファイナンシャルリテラシーを向上したいと思ったらどうしましょうか?
まずは「資産形成 =(収入-支出)+ 資産 × 運用利回り」の式を知ればそれで十分。
お金の貯め方・使い方・稼ぎ方の重要性がすべてが詰まった公式ですから。

30代でお金の使い方をマスターしておこう
20代から30代へと年齢を重ねていくと、お金や時間の大切さが身に染みてきます。
どちらも限られたものだと気づくからでしょうかね。
だからこそ時間やお金の使い方はしっかりと考えておきたいです。
ここからは30代にとって無理のお金の使い方を紹介します。
30代でお金の流れを把握する方法
まずはお金について現状把握が必要です。
つまり30代のうちに、お金を何にいくらつかっているのかを知っておくのです。
なぜって、自分自身のお金の現状を知れば、対策が打てるからです。
お金の現状は、この3つを知れば十分。
- いまいくら持っているのかの貯金額
- 給料などのキャッシュフロー額
- いくら使ったかの家計簿的な支出額
簡単そうに言っていますが、お金の現状を調べるのはメンドウですよね。
そんなときはマネーフォワードでお金を一括管理するのがおすすめ。
銀行口座や証券口座を登録するだけで、お金の流れをすべて自動的に可視化してくれるアプリです。

マネーフォワードで貯金額を一括チェック
2014年以降、私はマネーフォワードを活用しています。
プレミアム会員にもなり貯金額や運用額を把握しつづけています。
もはやマネーフォワードから抜け出せない状態。
そのくらいお金について現状把握するのに有効です。
ですのでぜひ一度お試し下さい。
30代でお金の対策を練る方法
マネーフォワードをしばらく使っていると、お金のフローが可視化されます。
つまりいくら稼いで、いくら使ったのかが目に見えるのです。
収入と支出が一目で分かるのが素敵。
さらにマネーフォワードでは、お金をただの数値としてみられるメリットがあります。
つまりお金を”日本円”という単位ではなく、いわばゲーム感覚の指標となるのです。
だから心理的なバイアスを排除し、客観的な分析が可能となります。
年収がいくらか、月収とくに手取はどのくらいか? 毎月の支出はどうなのか?
これらを数字で把握するのです。
何度も言いますが、お金についてまずは現状把握をしましょう。
収入と支出が見えると、お金についての課題がみえてきてきます。
すると対策が打てますからね。
- 年収を上げるとどうなのか?
- 節約するにはどの支出項目がよいか?

お金の現状・課題・対策
経時的にお金の使い方を把握すると、家賃や通信費などの固定費が予想以上に高いとわかってきます。
さらに余計なものを買っている金額だったり、ひとによっては飲み会代が意外と高かったりと気づきがあるはずです。
マネフォワードを使って、お金を円ではなくアプリを通し単なる数値としてみると、見える世界が変わってくるから不思議。
ちなみに私の場合にはマネーフォワード導入によって交際費が激減しました。
飲み会の「目的・意義」を「お金・時間」と天秤にかけた結果ですね。
お金の流れを単なる数字として見える化してくれた、マネーフォワードの効用です。
激減といいつつも、最近の飲み会代はそれなりの金額になるのですけどね。
そこは愛嬌。
笑顔で流しましょう。
もちろん人によってお金の対応策は異なります。
だからこそ、あなた自身で自分のお金の流れを把握する必要があるわけです。
そのひとつの手段として、マネーフォワードは有用です。
30代の平均年収;日本のサラリーマンの現実を知る方法
DODAによれば、30代の平均年収は400万~500万円となっています。
年齢 | 全体 | 男性 | 女性 |
30歳 | 426万円 | 450万円 | 377万円 |
35歳 | 475万円 | 510万円 | 395万円 |
39歳 | 510万円 | 555万円 | 409万円 |
年収アップを狙うなら、平均値を知っておいて損はありません。
またお金の使い方を考える際にもこの年収が参考値となるわけです。
つまり30代のお金の使い方とは、平均年収400万円~500万円のひとのものなのです。
もしより多くお金を使いたいとか貯めたいとか稼ぎたいとかの希望がある場合はどうしましょうか。
一般的な30代のお金の使い方をマネしているだけでは達成できません。
だからお金を自分ごととして考え、行動していくのです。
30代で知っておきたいお金の使い方
- マネーフォワードをつかってお金の流れを可視化する
- お金を何にいくら使っているのか把握する
- 年収400~500万円が現実的だと知り、自分でお金の使い方を決める

30代の貯金額・お金の貯め方
お金の貯め方はお金の使い方と関連しています。
上述した30代のお金の使い方と同様に、現状・課題・対策のフレームワークが応用できるわけです。
といいつつ、ここは趣向をかえていきます。
現状・目標・理想の3ステップでお金の貯め方について一緒に考えていきましょう。
目標貯金額の理由
貯金1000万円だったり年収1000万円を目指すというのはなぜなのでしょうか?
お金がなぜ必要なのかを知っておきたいですよね。
お金は何かを成し遂げるための手段であって目的ではありません。
ひとは曖昧な生き物。
だから「お金は欲しいけど何に使うのか」「何のためにお金を貯めるのか」が明確化されていないことが多いのです。
なので「選択肢を増やしてからどうなりたいのか、どうしたいのか」と考えていくと答えが見えてきます。
すると貯金がいくら必要となるのかがわかってきますね。
あなたも自問自答してみてください。
30代の期待貯金額(資産額)
となりの億万長者という本を知っていますか?
読んだことが無いなら、一度手に取ってみることをおすすめします。
お金についての研究結果をわかりやすく解説してくれるのです。
このおすすめ本の中に、年代別の期待資産額が示されています。
運用をしていないならば、資産ではなく目標貯金額といってもよい数値。
かなり大きな金額が期待されていますよ。驚きです。
となりの億万長者で推奨している期待資産額の計算式は以下の通り。
30代の平均年収から計算すると期待資産額・目標貯金額はなんと
1,000万~2,000万円
びっくりして目ん玉飛び出ました。
どちらかというと私は、切れ長の目なのですけどね。
それはさておき、30代は想像以上に期待される金額が高いのです。
でも達成可能なはず。
絶対無理だと思うのならば、なぜ無理なのかを自問自答して下さい。
とにかく30代のうちにとなりの億万長者を一読しましょう。
お金に関しての世界的良書ですからね。
尚、もし読んだことがないならば下のリンクから買って下さい。
1冊売れると、数十円の手数料を私はゲットすることができますから。
これぞWin-Winの関係です。
目標貯金額の設定方法

現状と目標・理想とのギャップ
お金を貯める理由を自問自答したら、続いてお金の目標額を定めるステップに移ります。
たとえば
- 30歳になったときに、1000万円の貯金をする
- 40歳になったときには、年収1000万円になっている
のように金額と時期を区切って数値化していきましょう。
人間とは不思議な生き物。
数値目標があるとなぜか体がそちらのベクトルに向かって動き出すのすから。
なので目標はSMARTに設定することが良いです。
目標設定はSMARTに
◆Specific(具体的に)
誰が読んでもわかる、明確で具体的な表現や言葉で書き表す
◆Measurable(測定可能な)
目標の達成度合いが本人にも他人にも判断できるよう、その内容を定量化して表す
◆Achievable(達成可能な)
希望や願望ではなく、その目標が達成可能な現実的内容かどうかを確認する
◆Related(人生の目標に関連した)
目標が自分の理想の人生や目標に関連する内容になっているかどうかを確認する
◆Time-bound(時間制約がある)
いつまでに目標を達成するか、その期限を設定する
30代のお金の稼ぎ方
お金の稼ぎ方とは年収アップと考えがちです。
という公式を紹介したのを覚えていますか?
収入アップがお金の稼ぎ方の第一歩。
とはいえ30代は資産運用についてしっておきましょう。
公式では運用利回りは掛け算になっていますよね。
複利の力を味方にできるのが資産運用なのです。
だから30代のうちに、投資のやり方を覚えておきましょう。
30代の資産配分比率

資産の3分法
お金の流れが見えてくると、殖やしたいという欲望が出てきます。
なにせ30代の期待資産額・貯金額は1,000万円~2,000万円。
アジアの壁というよりは、少し高い敷居なように思います。
なのでここは資産運用という手段を有効に使いましょう。
つまり資産運用で最重要なのは、「どの資産にお金を置くか」という概念です。
資産配分やアセットアロケーションと言われるやつですね。
なぜ資産配分比率が必要か?
たとえば貯金の中から100万円を運用したいと思ったらどうしたらよいでしょうか?
世界的に用いられている株式割合=100-年齢の式を参考にしてみましょう。
すると30代の株式投資金額は60~70万円となります。
このアセットアロケーションの重要性を理解した後に、投資は始めてください。
30代の株式投資
資産配分比率で株式投資の割合・金額を決めたらあとは実行するだけ。
株式投資といってもどの株を買えばよいのでしょうか?
まずはインデックスといわれる株価指数に投資をするのが良いと思います。
株価指数とは、日経平均株価とかダウ平均株価とかS&P500などのことです。
ニュースで聞いたことありませんか?
株式投資をする際には証券口座の開設が必要です。
その際にはインターネット証券がおすすめ。
私は3つの証券で株式投資をしています。
またインデックス投資について詳しく楽しく知りたかったら、私のおすすめリンク集にあるインデックス投資ブログを読んでみるのがいいですよ。

30代に必要なお金の知識:まとめ

30代で知っておきたいお金のこと
30代で知っておきたいお金の使い方
- マネーフォワードをつかってお金の流れを可視化する
- お金を何にいくら使っているのか把握する
- 年収400~500万円が現実的だと知り、自分でお金の使い方を決める
30代のお金の貯め方
- 貯金する理由はなぜかを自問自答する
- 30代の期待貯金額・資産額を知る
- SMARTに貯金目標を設定する
30代のお金の稼ぎ方
- 収入アップ以外の方法を検討する
- 資産運用には、アセットアロケーションが重要だと知る
- 株式投資をするならまずインデックスからはじめてみる
株式投資はマネックス証券、SBI証券、
楽天証券などのインターネット証券口座がいいです。
以上、アラフォーの私が30代のあなたにむけてお節介にもお金の知識で必要な3つのことをブログ投稿しました。
もしかしたら知っていることばかりかもしれませんね。
でも本当に実践できていますか?
何か一つでも役に立っていれば嬉しいです。
以上、30代で「お金の貯め方・使い方・稼ぎ方」をどう考えるか? でした。
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あなたのお友達に、株式投資について話せる人はいますか?

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