サラリーマンのあなた、年収を100万円上げる方法があればいいなぁって思いませんか?
年収を上げる方法に、
熱意ある社員を演じる
という例があります。
なぜって、日本には熱意ある社員が6%しかいからです。
たった6%ですよ。
換言すれば、サラリーマンは熱意を持つだけで、他者と差別化が可能になります。
熱意をもち、デキル社員を演じ、年収を上げることができることでしょう、
本記事ではサラリーマンが年収を上げる方法のFACTを紹介していきます。
年収を上げる方法:FACT①日本の「熱意ある社員」は6%のみ
世論調査や人材コンサルティングを手掛ける米ギャラップが世界各国の企業を対象に実施した従業員のエンゲージメント(仕事への熱意度)調査によると、日本は「熱意あふれる社員」の割合が6%しかないことが分かった。
米国の32%と比べて大幅に低く、調査した139カ国中132位と最下位クラスだった。
企業内に諸問題を生む「周囲に不満をまき散らしている無気力な社員」の割合は24%、「やる気のない社員」は70%に達した。
日経新聞より
日本企業では
- 熱意あふれる社員が少ない
- やる気のない社員が多い
日本人サラリーマンは、やる気がない、無気力社員が多いことが特徴といえます。
これは米国と比較してのお話。
では、アジアにおける日本人サラリーマンの熱血度はどの位なのでしょうか。
年収を上げる方法:FACT②東アジア諸国のエンゲージメント
青:熱意あり 赤:無気力
上図は東アジア諸国における従業員エンゲージメントの状況を示しています。
エンゲージメントとは、従業員の会社に対する思い入れや愛着心を指します。
じつは東アジアのサラリーマンは、エンゲージメントが低いのですね。
日本・韓国・中国・香港・台湾の結果はどこも似たり寄ったり。
アジアには会社に対し、無気力となっているのかもしれません。
日経新聞をみただけでは、日本のサラリーマンには
- 「熱意ある社員」が少ない
- 「無気力な社員」が多い
と強調されています。
しかしこのような特徴は、東アジアのサラリーマンにも当てはまるのかもれないですね。
続いては、2004年時点のエンゲージメントを確認していきましょう。
年収を上げる方法:FACT③10年以上前から、サラリーマンは、会社への愛着心が無い?
ギャラップ社HPより
上図は2004年時点でのアジアパシフィック諸国における社員のエンゲージメントを示しています。
2016年であろうが2005年の結果であろうが、大きな変化はありません。
日本を含むアジアのサラリーマンは、会社へのエンゲージメントは低いのです。
熱血社員、猛烈社員は流行らないのでしょうね。
日本のサラリーマンのエンゲージメントの有無
日本 | 2016年 | 2005年 |
エンゲージメントあり | 6% | 9% |
なし | 24% | 24% |
こうなると、会社に対する思いを強く持ち、熱意を表現するサラリーマンは目立つ存在となることでしょう。
会社への熱意を持つだけで、6%という極めて稀な会社員となることが可能なのです。
年収を上げる方法のカギがここにありそうな気がしませんか?
最後に、社員の熱意を世界平均と比較していきます。
年収を上げる方法:FACT➃世界でも熱意ある社員は少ない
ギャロップ社HPより著者作成
日本 | 世界平均 | |
熱意あり | 6% | 13% |
無気力 | 24% | 24% |
実は熱意のある社員が少ないことは、日本に限らず世界中で問題となっています。
生き方が多様化した時代に、会社員という枠組みがあっていないのでしょうね。
こうした中、西洋では働き方や生き方を自分で決めるのが当たり前となっていますよ。
人生は自己責任という考え方です。
一方、東洋ではその限りではありません。
大衆に流されやすいのですね。
すると社会の変化スピードについていけない個人が続出するわけです。
ここまで来たらあとは世界の覇権国、アメリカ社員の熱意が気になります。
年収を上げる方法:FACT➃米国には熱意ある社員が3割
ギャロップ社HPより著者作成
日本 | 世界平均 | 米国 | |
熱意有 | 6% | 13% | 32.6% |
無気力 | 24% | 24% | 16.7% |
アメリカには熱意のある社員が多くいます。
社員の3人に1人はやる気に満ち溢れているという国。
それがアメリカです。
年収をアメリカ並みに上げたいと思ったならば、アメリカ人のような熱意を見せればよいのです。
ちなみにアンケート結果の会社には注意が必要。
- 対象者のフルタイム従業員の割合
- 国民性によっての回答の違い
しかしながら同じ質問をした結果がこれらの数値です。
日本のサラリーマンは真摯に受け止める必要があるでしょう。
尚、ギャロップ社のリサーチ解析によると、社員のやる気度とパフォーマンスには一貫した相関性があります。
日本のサラリーマンの働き方は生産性が悪いと言われて久しいです。
やる気がないから生産性が低いのか、それとも生産性が低いからやる気が下がっているのか。
それともこれらには因果関係はないのかはわかりません。
いずれにせよ日米を比較した場合、社員のやる気があり生産性が高いのは間違いなくアメリカなわけです。
年収を上げる方法を、私はこう考える(資産形成編)
会社員なら熱意を持てば収入アップにつながりやすい
資産形成 = (収入 × 支出) + (資産 × 運用利回り)
この方程式から資産形成する為には3つの方法しかないと分かります。
- 収入を上げる
- 支出を減らす
- 運用利回りを上げる
シンプルです。
収入・年収を上げることは、資産形成に繋がります。
上述のギャロップ社のリサーチ結果を見るに、日本においては熱意のある社員が僅か6%しかいません。
あなたがもし会社員であり収入を上げたいと思うなら、うだうだしている姿は見せずに熱意あるところを見せるべきでしょう。
それだけで評価が上がることは間違いありません。
トップ6%の会社員入りを成し遂げることができるのです。
評価が上がれば年収アップに結び付きます。
熱意を持てないというのなら、少なくともあるフリを演じればよいのです。
そしてこのようなアンケートが社内であれば、かならずポジティブな回答を心掛けましょう。
それだけで何かが変わるはずです。
もしそれが困難なら、収入をあげるという方法に重きを置かずに節約と運用利回り向上に視線を移すとよいです。
その際には3つの打ち手の内、1つを欠いての闘いとなることを受け入れる必要があります。
収入を上げる- 支出を減らす
- 運用利回りを上げる
それが嫌なら収入の複線化をしていきましょう。
収入増だけではなく、株式投資するならアメリカを組み入れろ
あなたがもし株式投資をしているなら、米国株を組み入れることは非常に有効な手段です。
- 社員のやる気がパフォーマンスに繋がる
- 熱意ある社員は日本:6%、米国32.6%
- 投資をするなら米国市場
日米サラリーマンの熱意比較
日本 | 米国 | |
熱意あり | 6% | 32.6% |
無気力 | 24% | 16.7% |
株式投資で米国市場に投資をすることは必然ですね。
社員のやる気と生産性において、両国には埋めがたい差があるのです。
ましてや自分にやる気がなく、さらに無気力の蔓延している日本企業ばかりに投資していたのでは負の連鎖。
活気ある国から活力のおすそ分けを貰いましょう。
今回のニュースをただ見てふ~んそうなんだと終わらせるだけではなく、今後の行動に結びつけて考えてみると面白いですね。
年収が上がりそうな気がします。
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