年収700万円のサラリーマンは、手取りが50万円も減っている
サラリーマンのあなた、
「給料は増えているのに手取りが増えないなぁ」
なんて思いませんか?
それもそのはず。
国の財政は厳しく、税金や社会保険料が毎年上がっていますから。
年収が増えても、手取りがほとんど変わっていないなんてことはザラにあります。
本記事ではサラリーマン給料の手取りが増えない理由とその対策について考えていきますよ。
給料・手取が増えない原因
- 給料の手取りが増えない要因は税金・社会保険料
- ほぼ毎年増税されている
- サラリーマンの手取は増えない
給料の手取りが増えない原因・理由;2003年以降ほぼ毎年ある社会保障費や税金の増加
「給料の手取りが増えない」なんて悩んでいる場合ではありません。
2003年以降毎年、サラリーマンの給料は手取りは減っているのです。
15年間で50万円も!
驚きました。
これは給料の手取り金額減少の理由と対策を考えていかないといけませんね。
のんびりしていたら、サラリーマンの給料は減る一方です。
まずは、
- 給料の手取りが減っている理由
- 誰が影響を受けているのか
を1つずつみていきましょう。
2003年、給料の手取り減少がはじまった
- 原因 :ボーナスの厚生年金・健康保険料負担アップ
- 対象者:ボーナスをもらっている人
2004年、配偶者特別控除の一部廃止で給料の手取り減少へ
- 原因 :所得税の配偶者特別控除の一部廃止
- 対象者:夫婦間で扶養者がいる人
(専業主婦 or パートの妻がいる夫 / 専業主夫 or パートの夫がいる妻)
*2004年から毎年、厚生年金保険料のアップが開始
2005年、専業主婦世帯の給与手取りに大きな打撃が
- 原因 :住民税の配偶者特別控除の一部廃止
- 対象者:夫婦間で扶養者がいる人
(専業主婦 or パートの妻がいる夫 / 専業主夫 or パートの夫がいる妻)
2006、2007年、給料の手取り減少はもはや当たり前になった
- 原因 :所属税・住民税の減税措置が2年かけて廃止・縮小
2010年、健康保険料上昇により、手取り額がますます減少
- 原因 :健康保険料のアップ
2011年・2012年、子供のいる世帯の給料に大ダメージ
- 原因 :15歳以下の年少扶養控除が廃止、16~18歳の特定扶養控除の縮小
- 対象者:中学生以下の子どもがいる人、高校生の子どもがいる人
2013年、東日本大震災からの復興のため、給料手取りは減少へ
- 原因 :復興特別所得税(復興増税)
2014年、さらなる復興を目指し、サラリーマンの給料を直撃
- 原因 :復興増税として住民税の均等割りが10年間にわたり1000円アップ
サラリーマンが給料の手取りが増えず、減り始めたのは2003年~
サラリーマン給料の手取りが減り始めた2003年は、どんな時代だったのでしょうか?
2003年の主な出来事
- 六本木ヒルズがグランドオープン
- さいたま市が政令指定都市に移行
- ヌーブラが大ブーム
- バカの壁(養老孟司)がヒット
2003年といえばいまから20年近くも前。
10年ひと昔とは言いますが、あなたは何歳でしたか?
私は23歳でしたよ。
あの頃は若かった。
給料の手取りが増えないことが直撃している氷河期世代以降のサラリーマン
サラリーマンの手取りが減り始めたのは2003年からです。
増税時代を生き抜いているのが氷河期世代ですね。
給料は増えるけど手取りが増えないと実感しているはず。
私もこの氷河期世代なのですが、給料・手取りが増えない理由を今回調べてビックリしましたよ。
毎年税金や社会保険料が増えているのですよね。
これでは手取りが増えないわけです。
やってられないですね。
ただし愚痴を言っても何も状況は変わりません。
安全な日本に生まれてきたことを感謝しつつ、税金などは適切に納めましょう。
そして手取り減少時代に際し、個人でとれる対策をとっていけばいいのです。
2003年以降は給料の手取り金額が増えない時代。
今後も手取り減少の傾向が続くのだろうと容易に想像できます。
とくに氷河期世代より下のサラリーマンは、手取りが減少への対応策をさっさと実行していきましょう。
たとえば副業をして副収入を得るのなんていい案ですね。
氷河期世代とは?
- 1993年から2005年に就職をした世代のこと。
- 日本のバブル崩壊後の就職が困難であった時期と重なる。
- 大卒者でいえば1970年~1983年生まれ前後の人が該当する。
給料の手取りが増えない理由をみて、氷河期世代以降がとれる対策は?
給料の手取り額が増えない時代、サクッと今すぐに始められる対応は何でしょうか?
働き手を増やす
- ダブルインカムを目指す
- 副収入を得る
- 投資をしてお金に働いてもらう
節税制度を活用する
- iDeCo
- NISA
- つみたてNISA
お金に関し、このあたりは対策しておきたいです。
サラリーマンの給料の手取り金額は減る方向に動いていますから。
ですから手取り金額を増やす方法を考えたいですよね。
こうした状況下で、我が家では少しずつ手取り金額を増やしています。
テーマは不労所得の拡大。
勤労所得が増えないので、不労所得を増やそうという作戦です。
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収入源の複線化を進めています。
米国株投資本を書いたことは、印税収入というひとつのインカムを増やすことに繋がっているかもしれません。効率は良くないですけどね。
30代までにお金の基本をおさえておけば、残りの人生、あとは何とかなりそうな気がします。
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