【VHT】米国ヘルスケア・セクターETFに投資する際に知っておきたいこと

【VHT】バンガード・米国ヘルスケア・セクターETFに投資をする際には、米国内の医薬品市場予測を知っておくことがおすすめ。

【VHT】の投資先は、米国のヘルスケア・セクターの大型株、中型株、小型株ですからね。

 

そこで本記事では

  • 【VHT】とは?
  • 米国の医薬品市場推移
  • 米国と日本のヘルスケアセクター市場比較

を紹介します。

 

データはIQVIAによるThe Global Use of Medicine in 2019 and Outlook to 2023からの引用です。

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【VHT】バンガード・米国ヘルスケア・セクターETFとは、リターン良好な優良投資商品

【VHT】バンガード・米国ヘルスケア・セクターETFとは、その名の通り米国内のヘルスケアセクターに投資がきる商品です。

 

具体的には米国内の

  • ヘルスケア機器およびヘルスケア用品を製造する企業
  • ヘルスケア関連サービスを提供する企業
  • 医薬品およびバイオテクノロジー製品の研究・開発・製造・マーケティングを主たる業務とする企業

にまるっと投資ができる米国株ETF。

 

バンドエイドで有名なジョンソンエンドジョンソンであったり、バイアグラのファイザーであったりに分散投資ができるのです。

 

ヘルスケアセクターは、他セクターに比較して過去リターンが優れていた歴史があります。

ですから、【VHT】バンガード・米国ヘルスケア・セクターETFのトータルリターンもS&P500よりも良好だったのですよね。

 

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【VHT】米国ヘルスケア・セクターETFの株価と分配金の推移は上昇傾向

【VHT】は、株価および分配金の上昇が提供されてきました。

米国ヘルスケアセクター市場の成長と株主還元が功を奏した感じですね。

【VHT】の株価チャート(直近10カ月)

finviz dynamic chart for  VHT

 

【VHT】の分配金推移

【VHT】バンガード・米国ヘルスケア・セクターETFの分配金推移

【VHT】バンガード・米国ヘルスケア・セクターETFの分配金推移

 

VHTの分配金利回りは2%に満たない水準です。

一方で2014年~2018年にかけての増配率は目を見張るものがあります。

米国のヘルスケアセクターが好調だったということですね。

 

そもそも米国ヘルスケアセクターは、過去リターンが超優秀な投資対象だったのです。

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米国株市場のヘルスケアセクターへの投資はリターン良好だった

ジェレミー・シーゲル教授による「株式投資の未来」では、セクター別の投資収益が掲載されています。

2012年版と2003年版、投資データをみていきましょう。

No.1社名ティッカー年率(%)ヘルスケアセクター
1フィリップモリスPM19.47
1アルトリアMO19.47
2アッヴィABBV15.18
2アボット・ラボラトリーズABT15.18
3コカコーラKO14.68
4コルゲート・パーモリーブCL14.64
5ブリストル・マイヤーズスクイブBMY14.40
6ペプシコPEP14.13
7メルクMRK13.95
8ハインツHNZ13.80
9CVSヘルスCVS13.65
10トッツィローTR13.57
11クレインCR13.57
12ハーシー・フーズHSY13.53
13ファイザーPFE13.38
14EQTEQT13.16
15ゼネラルミルズGIS13.12
16ワンオークOKE13.04
17プロクター&ギャンブルPG13.00
18ディアDE12.86
19クローガーKR12.70
20マグロウヒルMHP12.58

個別銘柄別にみたら、ヘルスケアセクター株の高リターン具合がわかります。

 

米国株セクター別リターン(2003年版)

  1. ヘルスケア 14.19%
  2. 生活必需品 13.36%
  3. 情報技術 11.39%
  4. エネルギー 11.32%
  5. 一般消費財 11.09%
  6. S&P500平均 10.85%
  7. 金融 10.58%
  8. 資本財 10.22%
  9. 電気通信 9.63%
  10. 公益事業 9.52%
  11. 素材 8.18%

セクター別のリターン比較でも、ヘルスケアセクターの優秀さが際立っていますね。

それでは今後も米国ヘルスケアセクターの見通しは明るいのでしょうか。

米国医薬品市場の成長予測をみていきましょう。

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米国医薬品市場予測の見通しは明るいが、拡大率は低下するだろう

2014年~2018年にかけて、世界と米国内の医薬品市場はともに堅調でした。

一方で、2019年~2023年では成長率が低下すると予測されていることは知っておきたい情報です。

世界の医薬品市場売上は今後も拡大、成長率はやや低下するとの予測

世界の医薬品市場推移

世界の医薬品市場推移

2014年~2018年の世界医薬品市場のCAGRは

6.3%

でした。

 

一方の米国は

7.2%

 

米国ヘルスケアセクターの好調さが分かる数値です。

国別の医薬品市場成長率比較をしたら、米国ヘルスケアセクターの優位性が際立っていた(2014年~2018年)

国別の医薬品市場成長率比較

国別の医薬品市場成長率比較

 

2014年~2018年の国別医薬品市場成長率の比較

  • 世界:6.3%
  • 米国:7.2%
  • 日本:1.0%

国別の医薬品市場成長率予測を比べると、やはりヘルスケアセクター投資は米国株がベターだろう(2019年~2023年)

2019年以降、世界の経済成長率も、株価の伸び率も鈍化すると予測されています。

ヘルスケアセクターの予測CAGRも同様です。

  • 世界:3~6%
  • 米国:4~7%
  • 日本:-3~0%

 

市場規模予測をみると、

最大市場の米国は

  • 18年の4850億ドル→23年に6250億~6550億ドル
  • 年平均成長率は4~7%

 

市場規模2位の中国は

  • 18年の1320億ドル→23年に1400億~1700億ドル
  • 年平均成長率は3~6%。

 

米中とも14年~18年の年平均成長率は7%台でしたので、市場成長は鈍化するとの予想されています。

 

ちなみに、我が国日本はマイナス成長とのこと。

高齢者社会ではあるものの、社会福祉費用の抑制に伴い薬価は下がるばかりでしょう。

後発品の導入も加速すると予想されています。

 

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米国株と日本株の比較、ヘルスケアセクターに投資をするならどっちなのかは明らか

こうしてみると、ヘルスケアセクターに投資をするなら日本株よりも米国株市場がベター。

もし米国ヘルスケアセクターに投資をしたいと思ったら、【VHT】バンガード・米国ヘルスケア・セクターETFがおすすめです。

 

とはいえ、2023年までの医薬品市場の伸び率は、過去5年間より低下することはしっかり覚えておきたいですね。

 

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