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【VWO】は、新興国企業を対象とした優良ETF

VWOとは新興国を対象したETFである。先進国に偏りがちなポートフォリオを是正してくれる高評価のETFだ。世界分散を心掛ける投資家には注目の商品でしょう。

本記事ではバンガード社の目玉商品、VWOを紹介したい。

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バンガードR・FTSE・エマージング・マーケッツETF

VWOは、グローバル新興国市場を対象としている。

構成国はブラジル、ロシア、インド、台湾、中国、南アフリカなどがある。

運用資産残高は、第6位とアメリカの投資家からは高評価のETFだ。

ティッカーVWO
名称バンガード®・FTSE・エマージング・マーケッツETF
ベンチマーク FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックスは時価総額加重インデックスで、全世界の新興国市場の大型株・中型株・小型株のパフォーマンスを表す。
特色新興国の大・中・小型株の指数に連動。組入れ銘柄数4249。中国28%、台湾15%、インド11%。
信託報酬0.14%
設定日2005年
純資産総額439.47億米ドル
10年トータルリターン1.87%/年
分配利回り2.27%
分配金支払年4回(3・6・9・12月)
10年増配率−8.6%/10年

参考 米国ETFの時価総額 運用資産残高ランキングトップ100

VWOの10年間トータルリターン

VWO:1.87%

SPY:7.05%

VWOのパフォーマンスは、S&P500に劣後している。リーマンショック以降は米国が世界の株式市場をけん引してきたからだ。過去を見ただけで、未来の新興国市場の動きはどうなるのか予想できない。

10年株価チャート

青:VWO 緑:SPY

リーマンショック以降のチャートをみると、株価回復度は圧倒的にSPYが勝る。

したがって10年間リターンでみれば、SPY>VWOとなる。

ここで注目すべきはリーマンショック前の株価だ。

米国株価指数を代表するSPYよりも、新興国ETFである【VWO】の方がチャートの上にある。

しかもその傾向は2011年まで続いている。

先進国、それも超最先端のS&P500と新興国ETFは値動きが異なることが示唆される。したがって買い時や売り時は先進国ETFとは違う考え方をした方が良い。

北米に偏りつつあるポートフォリオに世界的分散を加えたい場合、【VWO】はおすすめETFとなりそうだ。

直近10か月のVWO株価チャートはこちら。

finviz dynamic chart for  VWO

VWOの組入国・セクター・銘柄

構成国

VWOの構成国

トップ3の市場で50%を占める。

  • 香港  :23.16%
  • 台湾  :15.85%
  • インド :12.08%

次いでブラジル、南アフリカと構成国が並ぶ。

1900~2012年のトータルリターンでは、南アフリカの株式市場が第一位であった。

南アフリカへ間接的に投資が出来ることも、VWOのメリットのひとつである。

参考どの国の株へ投資すれば良いか、国別運用成績ランキングをみて考えろ

セクター・個別銘柄別

まずセクターから。

  1. 金融     :30.0%
  2. テクノロジー :16.6%
  3. エネルギー  :9.42%

さらに個別銘柄を見る。

  1. テンセント(中国)
  2. タイワンセミコンダクター(台湾)
  3. ナスパース(南ア)
  4. 中国建設銀行(中国)
  5. チャイナ・モバイル(中国)

これらは日本企業No.1のトヨタ自動車クラスか、それ以上に時価総額が大きい。

東京市場の株価上昇を期待すると共に、世界における我が国のポジションが相対的に小さくなっていることを感じる。

VWOの増配率と分配金推移

西暦 分配金 増配率
2005年 0.538
2006年 0.669 24.3%
2007年 0.985 47.2%
2008年 1.178 19.6%
2009年 0.545 -53.7%
2010年 0.815 49.5%
2011年 0.906 11.2%
2012年 0.975 7.6%
2013年 1.125 15.4%
2014年 1.143 1.6%
2015年 1.066 -6.7%
2016年 0.9 -15.6%

VWOの分配金は上下幅が大きい。それぞれをグラフにしてみよう。

増配率の推移

VWOの増配率

直近10年では

  • 増配:7回
  • 減配:3回

となり、10年前の分配金よりも8.6%少なくなっている。

5年前と比較しても、0.7%減である。

良くも悪くも変動幅、ボラティリティが大きいのだ。

分配金の推移

VWOの分配金推移

分配金には凸凹がある。

新興国ETFなので、安定感を求めてはいけない。

それでも1株あたり年間 0.8 ± 0.4 ドル程度は見込んでおいて良さそうだ。

株価チャートと配当金状況を見るに、いつ買っても良いという米国株とは異なる。

VWOの買い時は、ある程度株価が下がった局面だ。

VWOの3つの特徴

【VWO】の特徴を3つ挙げると

  1. 伸びしろのある新興国対象のETF
  2. 買い時は逆張りを意識する
  3. 若さを分けてくれる

先進国ばかりではなく、新興国の若いエキスをポートフォリオに組み込みたい。

そう思わせてくれるETFだ。

とはいえ配当金が下落傾向なのはいただけない。

高齢化の波が先進国を襲う頃、中国の投資家は米国・欧州・日本の退職者にとってはならない存在になってくるだろう。

なくてはならない存在とは、金融資産の買い手だ。

株式投資の未来より

資産家ではない私が米株を買っている。

このような波は将来、世界中に広がるだろう。

アメリカ株はいつだって魅力的な投資対象なのだ。

その時【VWO】は新興国ETFではなく救世主ETFと呼ばれるかもしれない。

お守り代わりにポートフォリオにぶら下げておくのも良さそうだ。

See you!

参考米国株投資の6つの魅力

米国を除く先進国のETFがVEA。地域分散投資を心掛けるならば選択肢のひとつとなるETFですね。
同じくEFAも北米を除くETF。多数ある投資商品の中から自分の方針に合ったものを選んでいきたいですね。
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