イギリス株といえば高配当ADRが注目されています。
英国株は外国源泉徴収税率が0。
ですから英国株ADRの受取配当金には、日本株とほぼ同じ税金しかかからないのです。
英国株ADRのメリット
- 高配当銘柄が多い
- 配当金にかかる現地課税率が低い
そこで本記事では、イギリス株投資に適した高配当銘柄ADRをまとめてリストアップしました。
英国株;高配当銘柄のADRリストには、おすすめできる投資先が多い
ティッカー | 社名 | 概要 |
---|---|---|
PSO | ピアソン | グローバル・メディア・コングロマリット |
BP | BP | 石油のスーパーメジャー |
RDS.B | ロイヤルダッチシェル | 世界第2位の石油エネルギー企業 |
GSK | グラクソスミスクライン | 世界的な医薬品企業 |
VOD | ボーダフォングループ | 世界最大の携帯電話会社 |
RIO | リオ・ティント | 鉱業・資源グループの資源メジャー |
HSBC | HSBCホールディングス | 世界最大級の金融グループ |
LYG | ロイズ・バンキング・グループ | 複数の金融会社を経営するグループ会社 |
NGG | ナショナル・グリッド | イギリス・米国北東部のガス・送電会社 |
AZN | アストラゼネカ | 世界的製薬企業 |
BTI | ブリティッシュアメリカンタバコ | 世界最大級のタバコメーカー |
UL | ユニリーバ | 世界第3位の一般消費財メーカー |
SHPG | シャイア | 希少疾病医薬品企業 |
GWPH | GW・ファーマスーティカルズ | バイオ製薬企業 |
注:リンク先は銘柄紹介記事
上表は、マネックス証券で購入可能なイギリス銘柄ADRのリストです。
高配当利回りの英国株が並んでいます。
日本でも馴染みのある多国籍優良企業ばかりですね。
イギリス株高配当利回り投資のメリット・デメリット
英国株投資のメリットは、高配当かつ低税率
- 英国株は高配当利回り企業が多い
- 外国源泉徴収税がかからない
- 世界的な多国籍企業でディフェンシブ銘柄が多い
英国企業は配当金を重視する傾向があります。
しかも現地課税率が低い。
ですから日本のインカムゲイン投資家にとってはメリットが多いですね。
日本からADRを通して高配当英国株に投資をすることは、よい選択肢となってきます。
英国株投資のデメリットは、情報が少ないことと、為替リスク
英国高配当利回り株投資のデメリットも存在します。
- 情報入手が簡単ではない
- 為替リスク、ドル建て・円建て・ポンド建ての評価が困難
イギリス株に関する情報が少ないことはデメリットです。
米国株投資をするよりも情報入手が難しいでしょう。
さらに英国株投資には為替リスクがあります。
イギリス株ADRには円をドルに換えて投資をします。
英国高配当株ADRはポンドをドル建てで評価した商品となるのです。
円・ドル・ポンドと3つの通貨を経るわけです。
英国株の理解が難しくなります。
注目する英国株;高配当ADRへの一言コメント
グラクソスミスクライン【GSK】は高配当なヘルスケアセクター大手銘柄
- とにかく大手製薬会社
- しかも高配当
- イギリス株で配当の税金はお得
ロイヤルダッチシェル【RDS.B】は超高配当なオイルメジャー
- 7%ちかくの超高配当
- エネルギーなくして人類の発展なし
- 株主還元をドル建てで考えている
ブリティッシュアメリカンタバコ【BTI】は、米国にも進出しているたばこ株
- やみつき、常習性は利益に
- イギリスは前覇権国なので世界各地に展開済
- ディフェンシブなタバコセクター
英国株;高配当ADRは、ポートフォリオのスパイスにおすすめ
証券取引所の時価総額ランキングをみると、ロンドン証券取引所は第3位に位置付けられます。
- ニューヨーク証券取引所
- NASDAQ
- ロンドン証券取引所
世界分散や地域分散という観点からは、イギリス株をポートフォリオに組み込むのも一つの手です。
保有銘柄へのスパイスとして、イギリス高配当株はおすすめでしょう。
私もいくつかの銘柄を保有しています。
ちなみにアメリカ株・英国株の配当金支払い時期は、若干遅れることがあるので要注意。
主要インターネット証券では以下の通りです。
海外株投資の際、買付金額と配当金受け取り時期は、よく見ておきたいですね。
配当金に注目したポートフォリオを構築中
私は配当金に注目したポートフォリオを作っています。
インカムゲインを得つつ、配当成長の恩恵を受けるためです。
万が一の暴落の時にも、減配しない銘柄を中心に選んでいます。
配当金狙いのポートフォリオはマネックス証券で構築しています。
保有銘柄を適宜公開していますので何か参考にでもなればうれしいです。
【参考:米国株マイポートフォリオ】
公式サイトはこちら→マネックス証券
マネックス証券は米国株に関する情報や無料オンラインセミナーが充実しています。米国株の初心者やそれほど経験がない人には向いています。
マネックス証券と相性抜群→ジャパンネット銀行
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