BPはオイルメジャーのイギリス株、株価・配当金・業績のまとめ

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BPとはイギリス・ロンドンに本社をおく、エネルギー関連メーカーである。欧州石油メジャーの一角で上流工程から下流工程までを展開する。

2010年にメキシコ湾で石油流出事故を起こし巨額賠償金支払いが生じた。さらに原油価格低迷によりBPの利益・経営は大ダメージをうけた。

 

それでもこの高配当イギリス株は、配当利回りを維持している。日本からもはADRで投資するのが一般的だが、配当金好きな個人投資家には注目を集める人気銘柄だ。

 

本記事はイギリス高配当株シリーズの一環である。銘柄分析・英国株BPの企業紹介をしたい。

 

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BPはオイル&ガス企業売上高ランキング5位の石油会社

石油&ガス会社売上高ランキング、出典:STATSTIA

 

上場企業によるオイル&ガスの売上高ランキングトップ10である。サウジアラビアの国政石油会社、サウジアラムコが上場したらランキング1位は変わるだろう。

 

  1. 中国石油化工(中国)
  2. ロイヤルダッチシェル(イギリス)
  3. ペトロチャイナ(中国)
  4. エクソンモービル(アメリカ)
  5. BP(イギリス)
  6. トタル(フランス)
  7. シェブロン(アメリカ)
  8. ガスプロム(ロシア)
  9. ロスネフチ(ロシア)
  10. フィリップス66(アメリカ)

 

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BPは石油流出事項からの復活が命題

BPの課題、出典:BP IR

 

BPの命題は至極シンプルである。

  • より安全に
  • 未来志向で
  • リターンに集中する

この3点を通して、キャッシュフローを安定化させ、長期にわたる株主還元を実現させるのだ。

 

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上流工程(アップストリーム)と下流工程(ダウンストリーム)とは

アップストリームは、生産井(石油の井戸元)に近い産業全般を指す。探鉱 ・開発・生産

ダウンストリームは、石油精製・輸送・販売を一般的に意味する。

 

アップストリームは原油価格が低迷すると、掘っても掘っても利益が出ず儲からない状態になりがちである。

 

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BPのダウンストリームリターンは向上している

BPのダウンストリーム、出典BP IR

 

イギリス株のBPはダウンストリームにも力を入れている。2014年~16年の下流工程における税引き前利益をみると、倍近くにまで増額している。

BPはこのままダウンストリームに注力するであろう。

 

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BP:下流工程フリーキャッシュフローは今後5年で倍増

BPの下流工程におけるフリーキャッシュフロー、出典BP IR

 

BPのダウンストリームには注目である。2016年から5年後の2021年にかけて、フリーキャッシュフローを倍増させる計画なのだ。9~10(十億ドル)を予定している。

 

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BPは原油価格の損益分岐点を下げる

原油価格の収支ポイント、出典:BP IR

 

BPは下流工程においてキャッシュフローをしっかりと確保し、原油価格低迷に対抗しようとしている。2021年には損益分岐点を1バレルあたり35~40ドルにまで下げる計画だ。

 

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BPの業績

BPの株価指標

2017年9月15日
ティッカーBP
株価36.58
PER31.64
EPS1.16
配当6.56%
配当性向156.6%
配当月3/6/9/12月
連続増配年6年
増配率(5年) 11.1%
増配率(10年) N/A
β0.93

 

BPは典型的なイギリス高配当株である。さらに配当月が四半期毎というのは個人投資家にはありがたい。

石油流出事故時には減配を余儀なくされたがそれ以降は連続増配銘柄の地位に返り咲いている。増配年は6年だ。

しかしながら配当金支払い額が利益・EPSを上回っておりたこ足配当となっている。

 

BPの株価チャート(直近10カ月)

finviz dynamic chart for  BP

 

BPの売上高と利益率

BPの売上高推移

 

BPの売上高は原油価格低迷の影響もありこの数年は低迷している。2015・16年に至っては営業利益がマイナスとなった。利益回復は急務であり、ダウンストリームへの取り組み成功に注目が集まる。

高い配当金が維持できるのかもそのあたりにかかっている。

 

BPのキャッシュフロー

BPのキャッシュフロー

 

イギリス高配当銘柄のフリーキャッシュフローは、2010年のメキシコ湾原油流出事故以来マイナスが続いている。事故への賠償金とともに、原油価格低迷により利益が圧迫されているとわかる。

 

BPの配当金状況

BPの配当金推移

 

BPはドル建てでみて、6年連続の増配銘柄である。しかし青色のEPSはでこぼこが続き、時にはマイナスとなっている。高い配当金を支払うだけの利益がこの数年は出せていない。

BPだけにとどまらず、オイルメジャーの高配当株を保有している個人投資家は、決算情報に注目しておいた方がよいだろう。

 

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BPに投資する際のリスク

オイルメジャーの利益は原油価格に大きく左右される。いまのまま原油価格が低迷したままだと、BPの利益構造はかなり危ういものとなる。

さらに製品ポートフォリオ構築のために莫大な額の投資をBPはしている。利益がでない場合にはこの高度な技術を要するプロジェクトはマイナスに働きかねない。

 

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高配当株 BPに対する私見

BP株とは、配当金投資家にはとても魅力があり注目・人気の銘柄である。

  • 6%を超える高配当利回り
  • オイルメジャーという過去に安定した実績を有する
  • イギリス銘柄なので、配当金の税金に旨味有り
  • 配当支払い月は四半期毎

イギリス株では珍しい四半期配当支払いかつ高配当というのは、個人投資家にはメリットがある。

 

同じくイギリスの高配当石油株のロイヤルダッチシェルRDS.Bと比較検討しても面白い。

 

著者はBP株を保有していません。この記事は自分自身の備忘録として記述したもので、読者にBP株の投資を推奨することを目的として書いていません。投資判断はご自身で行ってください。

 

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