米国株でおすすめできる生活必需品セクターの連続増配銘柄をピックアップしました。
生活必需品セクターは安定感がありますよね。
このリストにはポートフォリオのコアとなる銘柄がずらりと並ぶわけです。
今回はiシェアーズ グローバル生活必需品 ETFの構成銘柄Top.12を選択しています。
ちなみに上位12位までが、米国株ETF【KXI】の構成比率2%以上を占めています。
生活必需品セクターの12銘柄
ティッカー | 株価 | 連続増配年 | 株価 | PER | 配当 |
---|---|---|---|---|---|
NSRGY | ネスレ | 20年 | 72.59 | #N/A | 2.68 |
PG | プロクター&ギャンブル | 60年 | 82.26 | 27.49 | 3.26 |
KO | コカ・コーラ | 54年 | 43.93 | 26.55 | 3.19 |
PM | フィリップモリス | 8年 | 97.71 | 22.98 | 4.18 |
PEP | ペプシコ | 44年 | 101.98 | 29.12 | 2.95 |
MO | アルトリア | 46年 | 67.02 | 24.15 | 3.37 |
BTI | ブリティッシュ・アメリカン・タバコ | 16年 | 119.67 | 18.99 | 3.78 |
WMT | ウォルマート | 43年 | 71.96 | 15.92 | 2.78 |
ABI | アンハイザー・ブッシュ | 14年 | 22.98 | #N/A | 2.41 |
CVS | CVSヘルス | 13年 | 93.54 | 20.29 | 1.82 |
UNA | ユニリーバ | 14年 | 44.24 | 23.15 | 3.09 |
WBA | ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス | 40年 | 81.78 | 26.64 | 1.76 |
16年6月25日時点
1957年~2012年の個別株トータルリターンTop.20に入っているシーゲル銘柄もいくつかあります。
いつの時代も必要とされる生活必需品セクターは、一般的にも名前が良く知られています。
もちろん個人投資家にとってもなじみ深いですね。
>>>シーゲル銘柄:公表後の5年トータルリターン(2018年版)
生活必需品セクターは、配当貴族銘柄で最多
25年以上連続して増配している銘柄は108ります。
その中から厳選された50企業を配当貴族と呼びます。
配当貴族は歴史的にS&P500 インデックスよりもリターンが高いことが知られいますね。
その配当貴族銘柄のうち、1/4以上を生活必需品セクターが占めているのはご存知でしょうか?
このデータからも、安定感に優れることがお分かりいただけるでしょう。
>>>配当貴族リスト:25年連続増配の50銘柄【2018年版】
生活必需品セクターの高配当株
配当利回り 3%あると、高配当銘柄とされます。
増配年は15年以上だと配当金への安心感がありますよね。
この場合には以下の銘柄が候補が投資対象となります。
会社名 | 増配年 | 配当 |
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ | 16年 | 4.30 |
アルトリア | 46年 | 3.69 |
プロクター&ギャンブル | 60年 | 3.05 |
コカ・コーラ | 54年 | 3.27 |
ユニリーバ | 14年 | 2.77 |
17年12月8日時点
過去リターンや経営状況、配当利回り、知名度、どれを取っても優れているブルーチップばかりです。
いっそのことすべて保有してしまいたくなります。
そんなときには生活必需品セクターETFのVDCが候補となります。
>>>VDCは生活必需品ETF、株価上昇や配当利回りも魅力的
生活必需品セクターはポートフォリオの主力になる
生活必需品セクターはポートフォリオの主力になります。
βが低く、株価変動・ボラティリティが小さいのも魅力です。
このような優良企業の株は、一度買ってしまえばあとはホールドするだけでよいので助かります。
そして配当金が四半期に一度振り込まれるのはうれしいものです。
とにかく生活必需品セクターには常に注目していきたいですね。
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