脱社畜という言葉を知っていますか?
労働者を揶揄した単語です。
会社員をやめて自由になりたいという思考から「脱社畜」というワードは生まれたのでしょう。
でも、サラリーマンをやっている人は多いですし、辞めたくても辞めない人ばかりですよね。
脱社畜を目指すなら、さっさと会社員をリタイアしてしまえばいいのに。
なぜ脱社畜を希望しつつ、リアイアしないのでしょうか?
みんな知っているのです。
会社員だからこそ得られる利益を。
みんなと同じという安心感ですね。
ならば脱社畜ができる働き方をすればよいのではないでしょうか。
つまり主体性をもった働き方ということ。
これで脱社畜の完成です。
本記事では、サラリーマンのメリットとともに、脱社畜をする方法を紹介していきます。
脱社畜をする方法は3ステップで解決!

脱社畜への3ステップ
脱社畜とは、社畜から脱出すること! では社畜の定義とは?
社畜とはそもそも何か?という点をクリアにしましょう。
社畜(しゃちく)とは、主に日本で、社員として勤めている会社に飼い慣らされてしまい自分の意思と良心を放棄し奴隷(家畜)と化した賃金労働者の状態を揶揄したものである。「会社+家畜」から来た造語かつ俗語で、「会社人間」や「企業戦士」などよりも、外部から馬鹿にされる意味合いを持つ。
ウィキペディアより
つまり社畜とは、主体的ではない会社員を指します。
- 社:会社員、賃金労働者
- 畜:主体性や自主性がない
ですからもし主体性のないひとがリタイアしても、脱社畜にはなりません。
「畜」の部分は残っていますからね。
なので会社員を辞めて脱社畜をしたつもりでも、状況を把握し、自分で判断し、自ら行動しなければ脱社畜にはならないのです。
つまり脱社畜をするには、自主性や主体性をもつことが必須。
そして会社員を退職することで、はじめて脱社畜となります。
社畜とは、主体性や自主性のない会社員のこと
脱社畜の働き方と共に、サラリーマンのメリットを把握しておこう
脱社畜の方法のひとつは、サラリーマンを退職すること。
会社員を辞めてしまえば、社畜の「社」の部分は無くなりますから。
しかし日本では働くことが嫌いな人が多いにもかかわらず、アーリーリタイアをする人が多いとはいえません。
これは日本の労働環境をみると、雇用の流動性が高いとは言い難い状況が理由でしょう。
つまり脱社畜のためにサラリーマンをやめたら、復職しにくいのです。
退職は、それなりの人生リスクを伴っているわけです。
換言すれば、脱社畜後には「社」に紐付く利益享受が困難になるということ。
ですからサラリーマンのメリット・デメリットを理解した上で、脱社畜の選択をした方が良いです。
では、会社員のメリットには何があるのでしょうか。
たとえば
サラリーマンのメリット
- 安定した収入を得られる
- 社会的信用が高い
- 健康保険などの社会保険料を会社が折半して負担してくれる
- 退職後の年金額が多い
- 家賃補助やその他の福利厚生がある
こうしたメリットがあります。
こうした会社員の強みを捨てきることが、脱社畜には求められます。
なかなか難しいですよね。
なので脱社畜といって退職する人が少ないのでしょう。
そもそもなぜ脱社畜を考えるに至ったのでしょうか。
労働時間が長いだったり、通勤時間が苦痛だったり、上司や部下・同僚とのやり取りがメンドウといったデメリットから逃げたい気持ちが優勢となっているはずです。
しかしながら会社員のメリットは、思っている以上に大きいのです。
とくに数年、数十年と長期的な視点で見た場合、安定した収入があるということは、精神的にも経済的にも大きなメリットといえます。
であるとすれば、働きながらの脱社畜をする方法を模索すればよいのではないでしょうか。
つまり会社員のメリットを享受しつつ、脱社畜をする。
それが脱社畜の働き方といえます。
【脱社畜をする方法】サラリーマンをさっさと辞めるか、主体的な会社員になればいい

脱社畜の方法
脱社畜をする現実的な方法を考えた場合、「社」か「畜」のどちらかを打ち消してしまう手段が存在します。
具体的な脱社畜の方法は
- サラリーマンを退職する
- 自主的な主体的な会社員になる
が挙げられます。
ひとつずつ見ていきましょう。
【脱社畜をする方法】サラリーマンを辞める
サラリーマンを退職すれば、すぐに脱社畜達成です。
社畜の「社」をキャンセルするということですから。
つまり社畜ではなくなります。
この場合の脱社畜メリットは何でしょうか?
退職することで、自由に使える時間が大幅に増えることです。
これが早期退職の最大のメリットでしょう。
しかし主体的に時間の使い方を管理しなくては、堕落の一途を辿ります。
脱社畜したつもりが、「畜生!」なんて文句ばかり言う人生となるかもしれません。
畜のまま生きるということ。
これは勘弁ですね。
だから脱社畜のためには、主体的な人生を歩む必要があるのです。
また、安易な退職による脱社畜では、会社員のメリットを失う側面があります。
とくに給料という名の安定した収入がなくなることは覚悟しなくてはなりません。
なので脱社畜をするといってサラリーマンを退職するときには、資金計画をあらかじめ立てておくことが求められます。
- 収入を得なくても生活できるだけの資産を築く
- 収入源を確保する
- 節約して支出を抑える
もし資金が不足するようならば、脱社畜をする前に、サラリーマン投資家のメリットを生かし、不動産投資や何かしらの融資をひっぱっておくのがおすすめです。
脱社畜後に、金の心配をしなくてはいけないとなるのは避けたいですから。
私はひそかにこの計画を練っています。
【脱社畜の働き方】主体性を有する会社員になる
しつこいですが、社畜という言葉は、自主性や主体性が欠如した賃金労働者を指します。
であるとすれば主体性を有する会社員は、社畜とはいえません。
したがい脱社畜は、主体性を有する会社員になることで達成可能です。
とくに脱社畜の働き方は、会社員であることに幸せを感じられるようになることがおすすめです。
こうなれば、脱社畜に成功したといえます。
会社を辞めずに、脱社畜を成し遂げるのです。
主体的に、給料、労働時間、通勤時間の改善を図れば、脱社畜+幸せゲット。
これぞまさに脱社畜。
実は私はいまこの状態です。
なので正直言うとアーリーリタイアしなくてもいいかな、なんて感じたりもします。
脱社畜をする方法をサラリーマン投資家目線で考えてみて感じたこと
本記事では、サラリーマン投資家目線による脱社畜する方法を検討しました。
脱社畜であろうがなかろうが、人生の主人公は自分自身であることに変わりありません。
つまり人生で何がやりたいのか、どうありたいのかを自問自答することになります。
また、給料以外の収入源の作り方や労働環境の改善は、主体的・自主的に実施が可能です。
社畜という言葉を自分に当てはめるならば、それをどのように定義し修正していくのかを自主的に考え無い限り、真の脱社畜には至らないのではないでしょうか。
サラリーマン投資家として、脱社畜の方法は以下の2つを総合的に達成することだと感じました。
脱社畜をする2つの方法、現実的な手段と解決策
①サラリーマンを辞める
- 収入を得なくても生活できるだけの資産を築く
- 収入源を確保する
- 節約して支出を抑える
②主体性をもって給料、労働時間、通勤時間の改善を図る
- 年収1000万円のサラリーマンになる
- 勤務時間は厳守!有給を全て使って、週の労働時間を33時間以内に抑える
- 通勤時間は往復45分以内、それが無理なら在宅勤務
以上、「【脱社畜の働き方】サラリーマン投資家が考えた現実的な2つの方法」でした。
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