VEAは米国を除く先進国のETF:株価・配当金・増配率のまとめ

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VEA:バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF

ティッカーVEA
名称バンガード®・FTSE先進国市場(除く米国)ETF
ベンチマークFTSE先進国オールキャップ(除く米国)インデックスは時価総額加重インデックス。
特色米国を除く先進国の株式で構成される指数に連動。組入れは3782銘柄と多く、日本22%、英国16%。
信託報酬0.07%
設定日2007年
純資産総額673.56億米ドル
10年トータルリターンなし (2007年7月設定来 −0.23%)
分配利回り2.76%
分配金支払年4回(3・6・9・12月)
10年増配率5.6%/10年

VEAとはインターナショナル株式に投資し、グロースおよびバリュー・スタイル に分散するETFです。

VEAの主な投資対象国は、

  • 日本
  • 英国
  • カナダ
  • フランス
  • ドイツ
  • スイス
  • オーストラリア

VEAの資産運用残高は世界ランキングでベスト10入りしています。

>> 米国ETFの時価総額 運用資産残高ランキングトップ100

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VEAの10年株価チャートをSPYと比較

赤:VEA 青:SPY

VEAは2007年7月設定。

したがってリーマンショック時のインパクトを見るには期間が短いです。

それでも株価チャートを見ると、経済危機時にはSPYとほぼ同じ値動きをしていました。

2011年以降の米国株価回復期をみると、VEAはS&P500に後れを取っています。

そして2016年以降、低迷が続いているのです。

ブレグジッドの影響かもしれません

いずれにせよ直近10年では、米国市場を含まないVEAのリターンは良好とはいえません。

VEYとSPYの10年トータルリターン比較

  • VEA:2.36%
  • SPY:9.38%

2008年~2017年末の10年トータルリターンです。

米国を代表するS&P500に劣後しています。

リーマンショック以降の株価は、米国が世界を引っ張っていたことの証左ですね。

VEAの株価チャート(直近10カ月)

finviz dynamic chart for  VEA

VEAの組入れ国、最大比率は日本

VEAは、トップ4市場で50%を占めています。

  • 日本  :22.04%
  • 英国  :15.81%
  • フランス:8.03%
  • ドイツ :7.87%

次いでスイス、オーストラリアと並んでいます。

注目すべきは、VEAにはカナダが6.43%含まれていること。

カナダ市場は、1900年~2012年における株式投資の国別実質トータルリターンで、世界平均を上回っていました。

これは同じ非米国ETFの【EFA】と、大きく異なる点です。

北米以外の先進国に分散投資をしたい場合、【EFA】と【VEA】のどちらにするかは悩むだけ無駄。

カナダ市場が含まれている【VEA】で決まりです。[

>>【EFA】非米国対象としたETFでは最大の運用資産残高

VEAの構成セクター・銘柄

まずVEAの組入れセクターから。

上位3つで50%を超えています。

  1. 金融    :24.79%
  2. 資本財   :14.77%
  3. 消費サービス:12.99%

さらにVEAの構成銘柄を見ていきます。

  1. ネスレ(スイス)
  2. ロイヤルダッチシェル(オランダ)
  3. サムスン(韓国)
  4. ロシュ(スイス)
  5. ノバルティス(スイス)

ヨーロッパ企業の中に、サムスンが入っているのが光ります。

そして何より、スイスの超優良企業が輝いている。

米国以外のブルーチップが組み込まれているETFが、VEAです。

VEAの分配金(配当金)の推移

VEAの分配金・配当金推移

VEAの分配金・配当金推移

VEAの分配金推移をみるとフラットです。

右肩上がりとはいかないが、【VWO】のような新興国ETFとは違います。

1株あたり年間 1 ± 0.2ドル程度がもらえると想定できます。

>>【VWO】は、新興国企業を対象とした優良ETF

VEAの分配金・増減配率

VEAの分配金・増減配率

VEAの分配金・増減配率

直近10年のVEAの増減配をみると

  • 増配:6回
  • 減配:4回

増配減配ともに±20%程度の範囲内に収まっています。

分配金の安定感はかなりのものです。

非米国株の世界分散投資は伊達ではありません。

VEAの3つの特徴

【VEA】の特徴を3つ挙げると

  1. 米国以外の先進国ETF
  2. リターンよりも安定感
  3. 特徴ないのが特徴

世界分散にはうってつけのETF。

という考え方もできます。

ジェレミー・シーゲル教授の「株式投資の未来」においても、世界分散の重要性が説かれています。

いくつものデータからみて、急成長国に特化した企業の比重を高くする戦略は奨められない。

こうした企業は、成長の罠にはまる例が多い。

逆に世界的に事業展開する企業はきわめて魅力的な投資先となるだろう。

株式投資の未来より

より精緻化された世界分散投資をしたい人にはうってつけのETFですね。

>>海外ETF、注目の13銘柄リスト

>>米国株投資の6つの魅力

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