アマゾン AMZNの株価・配当金・業績まとめを、リスク分析と共に

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アマゾンが米国スーパーマーケット第十位のホール・フーズ・マーケット【WFM】を買収すると2017年に発表しました。

店舗型スーパーマーケット参入とは、これまでのアマゾンの戦略とは趣が異なります。

 

アマゾン【AMZN】はグロース株の筆頭です。アメリカ株に興味をもったならば必ず注目する銘柄といえます。

 

Eコマースの巨人、小売業界に殴り込みをかけているAmazon【AMZN】へ投資する際のリスクを銘柄分析しておきます。

 

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アマゾン【AMZN】は小売企業ランキング第10位

小売企業の売上高ランキング、アマゾンは第10位、出典:Source

 

Amazon【AMZN】は小売業界の売上ランキング10位にの企業です。

アマゾン【AMZN】以外は基本的に店舗型スーパーマーケットばかりがランクインしています。

 

2010年~2015年において2桁成長を成し遂げている小売企業はアマゾン【AMZN】のみです。

だからこそアマゾン【AMZN】株価は飛躍的に伸びているといえます。

市場からの期待がまだまだ高いわけです。

一方それ以外の小売銘柄はほどほどの株価にとどまっています。

 

さて2017年にアマゾン【AMZN】が買収したスーパーマーケットのホール・フーズ・マーケット【WFM】とはどのような企業なのかをおさらいしておきましょう。

 

参考生活必需品企業売上高ランキングトップ10

 

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アマゾン【AMZN】の買収対象は、ロハス志向のスーパーマーケット

アマゾン【AMZN】が買収するホール・フーズ・マーケットは、ロハス志向のスーパーマーケットです。

日本でたとえるならば成城石井を思い浮かべるとわかりやすいですね。

プレゼン資料を見ても、ブランドを意識している企業姿勢が読み取れます。

 

WFMホームページより

  • 2016年売上高 :157億ドル
  • ユニーク顧客数 :3,000万人
  • 週間来客数     :800万人
  • SNSフォロワー :1,300万人
  • 会員数     :8.7万人
  • 店舗数       :464店(3か国)

生鮮食品に強く、オーガニックや自然食品に強みをもつ高級スーパーマーケットをアマゾン【AMZN】は買収したのです。

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アマゾン【AMZN】は売上高を11%増やす計画

2016年の売上高を比較してみましょう。

  • アマゾン:135,987(百万$)
  • WFM  :15,724(百万$)

ホール・フーズ・マーケットの買収により、アマゾン【AMZN】は売上高を単純に11%上昇させることになります。

もちろん実店舗型のスーパーマーケットを追加しただけではなく、それ以外の分野でも成長著しいのがアマゾン【AMZN】です。

 

まだまだアマゾン【AMZN】の急成長はとどまらないでしょうね。

 

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アマゾン【AMZN】の急成長中はまだまだ続く

Amazonの売上高推移

 

全米第十位の高級スーパーマーケットよりも大きい売上を、アマゾン【AMZN】は1年間で伸ばしています。

さらに今回の買収のインパクトは大きいです。

 

その理由は

実店舗へ進出したからです。

 

Amazon【AMZN】の急成長にはeコマースが背景にありました。

今回の買収でリアル店舗とのコラボという新たな展開が予想されます。

アマゾン【AMZN】株主ならずとも夢が膨らむ企業ですね。

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アマゾン【AMZN】の株価指標・バリュエーション

2017年10月9日
ティッカーAMZN
株価990.99
PER250.05
EPS3.96
配当なし
配当性向N/A
配当月N/A
連続増配年N/A
増配率(5年)N/A
増配率(10年)N/A
β1.47

 

Amazon【AMZN】は利益を出さずに設備投資に振り向けています。そのためにEPSは低くなりがちです。

 

さらにアマゾン【AMZN】は株主からの期待が大きい銘柄です。したがってPERは高くなります。

 

一般的には3桁のPER銘柄への投資は避けた方が良いといわれます。しかしアマゾン株【AMZN】に限っては、これまでの常識が通じないのではないかと思われています。

 

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アマゾン【AMZN】の株価チャート(直近10カ月)

finviz dynamic chart for  AMZN

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アマゾン【AMZN】の売上高

 

青色のアマゾン【AMZN】売上高をみていきましょう。

インターネットの普及によりE-コマースが急成長であるとわかります。

この成長率はしばらく続きそうですね。

 

一方で営業利益率は一桁%です。成長フェーズでは利益を出さないアマゾン【AMZN】の方針が忠実に再現されています。

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アマゾン【AMZN】のキャッシュフロー

 

アマゾン【AMZN】の営業キャッシュフローは美しい推移を示しています。

フリーCFは2015・16年と大きく伸びています。

これらの資金を今後はどこに振り向けるのか、決算に注目が集まるわけです。

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アマゾン【AMZN】は配当金なしの無配銘柄

 

Amazon【AMZN】はグロース銘柄であり、配当金は出さない無配銘柄です。

投資に多くの金額を振り向けておりEPSがマイナスとなることすらあります。

一方で他社を寄せ付けないだけの成長率をアマゾン【AMZN】は記録しています。

 

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アマゾン【AMZN】への投資のリスク

Amazon【AMZN】が今後しばらくの間成長することは間違いないと思われます。あえてリスクを挙げてみましょう。

 

  • AMZNといえども、過渡な価格競争に直面

Amazon【AMZN】は顧客の利便性向上に貢献しています。

小売に関しては利便性を武器に他社から売上を奪い取っており、オンラインコンテンツも提供しているわけです。

しかし高価格というよりはリーズナブル路線です。したがって低価格の為にファンダメンタルズへ悪影響があるかもしれないです。

 

  • AMZNに課せられるだろう、オンライン販売税

ネット通販への税金が課される可能性が指摘されています。

米国でオンライン販売税が導入されたならば、他国も追随することが予想されます。

その場合、アマゾン【AMZN】は各国で対応を変えなければなりません。

 

政治リスクはビジネスにつきものであり、目立っているアマゾンはこの標的にされてもおかしくはない。

 

  • AMZNの急成長は魅力だが、人がアマゾンの成長に追いつかない

アマゾン【AMZN】CEOのジェフ・ベゾスが天才すぎます。人間がアマゾンに追いついていけないかもしれないリスクはあります。

従業員なのか顧客なのかはわかりません。それほどまでにアマゾンの成長っぷりは凄まじいものを感じるわけです。

 

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アマゾン【AMZN】のスーパーマーケット参入で思うこと

Amazonの高級スーパーマーケット買収は衝撃的ニュースでした。

これまでの路線と異なることから、多角化リスクと成長鈍化への影がちらつきます。

一方でさらなる飛躍を夢見ることができます。

 

現在小売第10位のAmazonは、近い将来トップ5にランクインすると予想できます。

それどころかアマゾン【AMZN】は小売の独占を狙っている節があります。

その次のステップではこれまで実施していなかった分野への参入もあるかもしれません。

 

Amazon【AMZN】の成長を空想するのは楽しいですね。

 

最後に、アマゾンの使命で締めましょう。

地球上で最もお客様を大切にする企業であること

 

次なるアマゾンのお客様は誰なのか、今後が楽しみです。

 

ナスダックの巨人達は既に生活に溶け込んでいますからね。

QQQの構成銘柄(2018年3月時点)

  1. アップル   :11.45%
  2. アマゾン   :9.35%
  3. マイクロソフト:9.09%

>>>QQQはナスダック100連動のETF、株価・配当金は?

 

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