VTIは米国全体に投資できるETF:株価チャートと配当金推移

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VTIは株価よし・配当金よし・リターンよしの3拍子揃ったETF。

米国株ETFを代表する【VTI】は、アメリカ市場にまとめて投資が出来る商品です。

【VTI】は、米国市場のほぼ全てをカバーしているETFですから。

 

本記事では大人気ETF、VTIについて紹介していきます。

 

VTIとはどんなETFか?

  1. アメリカ市場を丸ごと買うコンセプト
  2. コストがめちゃめちゃ低い
  3. 米国株投資のコアとなれるETF

 

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【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットETFの特徴

VTIとは全米株式市場に投資ができるアメリカ株ETF

注:2017年5月にバンガード社が信託報酬を引き下げ。0.05%→0.04%

 

【VTI】とは米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーしているETFです。

【VTI】のベンチマークは、USトータル・マーケット・インデックス。

米国株投資といえばS&P500か、VTIといえます。

 

【VTI】は、資産運用残高が世界ランキング第3位の超人気アメリカ株ETF

ETF資産運用残高ランキングの第3位に位置付けています。

世界中で大人気の米国株ETF。

S&P500連動商品を除けば、【VTI】が世界一のETFであるといえるわけです。

 

日本でも、【VTI】の人気っぷりが観察できます。

2017年末から楽天・全米株式インデックス・ファンドを通してVTIの購入ができるようになったのです。

米国株ETFだけではなく、日本円で投資信託を通じて【VTI】に投資をすることが可能になりました。

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VTIとS&P500の違いは、小型株が入っているかどうか

VTIVOO
大型株77%91%
中型株18%9%
小型株6%0%

S&P500に連動する米国株ETF【VOO】と比較すると、【VTI】は小型株を含んでいることが特徴です。

 

VTIとVOOの米国株式市場のカバー率

  • VTI:100%
  • VOO:80%

 

小型株効果を信じるならば、S&P500よりも【VTI】を持っておきたい。

そして米国個別大型株を保有している場合には、S&P500よりは【VTI】の方が好ましいと思います。

 

あえて使い分けるならこんな感じでしょうか。

  • インデックス一本で勝負  :S&P500
  • 他にも米国株投資をしている:VTI
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VTIの組入れセクター

バンガード社HPより

 

VTIの組入れ上位をみると、3セクターで50%を占めています。

 

VTIのセクター別構成比率(2017年12月末時点)

  • 金融    :20.5%
  • テクノロジー:18.5%
  • 資本財   :13.3%

 

ところがこの比率は時間とともに変化するのです。

本記事はリライトなので、過去記載分も残しておきます。

 

VTIのセクター別構成比率(2017年5月時点)

  1. テクノロジー :20.37%
  2. 金融     :18.69%
  3. 消費者サービス:13.13%

 

これがインデックスETFの妙味。

時価総額に応じて、自動的にリバランスがされているのです。

 

VTIは米国市場全体をカバーするETF。

したがってVTIの上位セクターは、アメリカで最も旬な業種というわけです。

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VTIの構成銘柄

バンガード社より

 

VTIの構成銘柄上位8銘柄(2017年末)

  1. アップル:2.8%
  2. マイクロソフト:2.4%
  3. アルファベット:2.3%
  4. アマゾン:1.7%
  5. フェイスブック:1.5%
  6. バークシャーハサウェイ:1.4%
  7. ジョンソン・エンド・ジョンソン:1.4%
  8. JPモルガンチェース:1.3%

 

VTIの構成銘柄上位8銘柄(2017年5月時点)

  1. アップル【AAPL
  2. アルファベット
  3. マイクロソフト
  4. アマゾン
  5. エクソンモービル
  6. ジョンソン・エンド・ジョンソン
  7. フェイスブック

 

VTIの構成銘柄上位は錚々たる企業が並びます。

時価総額上位とほぼ同義ですから当然といえば当然。

 

しかしトップ10銘柄を足しても占有シェアは20%にもなりません。

VTIはそれだけ幅広く分散されたETFだという事です。

 

アメリカ市場をそのまま買える商品がVTI。

VTIがおすすめされる理由がここにあります。

アメリカ株に興味を持ったら、とりあえずVTIを購入しておけば間違いはないでしょう。

>>米国株投資の6つの魅力

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【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットETFの株価と配当金の推移

VTIの株価チャート 直近10カ月

finviz dynamic chart for  VTI

 

2018年に【VTI】株価は150ドル前後にまで上昇しました。

2018年後半~2019年にかけての株価乱高下をみると、120ドル代前半で購入できると良さそうです。

VTIの分配金・配当金の推移

VTI分配金推移 2018年

VTI分配金推移 2018年

 

10年間でVTIの分配金は70%増となっていました。

15年間でみると3.5倍にもなっています。

 

VTIは株価よし、配当金よし、ゆえにリターンよし。

 

長期投資をするならVTIは必須の米国ETFといえます。

VTIの増配率推移

 

VTIの発売以来、減配した年は3回ありました。

 

とくにVTIの分配金が大きく減配された年が2回あります。

  • 2005年:-25.8%
  • 2009年:-29.6%

 

VTIの分配金は基本的に右肩上がり。

しかしながら減配することには注意を要します。

 

一方で分配金利回りをみると、2%前後で推移しています。

同じバンガード社ETFのVYM(米国高配当ETF)とは異なり、分配利回りは高くありません。

>>VYM(米国高配当株式ETF):分配金と増配率の10年推移

 

それでも長期で見ると株価上昇だけでなく分配金上昇が狙えます。

 

VTIで10年単位の長期投資をする際には

  • キャピタルゲイン
  • インカムゲイン

の両方狙えるおすすめETF。

 

米国株式市場への投資とは、こうした右肩上がりのメリットを有しています。

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おすすめ米国株ETF【VTI】への私見

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米国株ETFの代表銘柄;3つの特徴

VTIの特徴を3つ挙げると

  1. アメリカを丸ごと買うコンセプト
  2. 10年間トータルリターンはS&P500より高い
  3. コストがめちゃめちゃ低い

 

非の打ちどころがない米国株ETFです。

 

VTIは米国株投資の魅力をすべて兼ね備えた商品。

 

アメリカ株に強いマネックス証券はVTIの良さをもっと宣伝したほうがよいのではないでしょうか。

証券会社が言えない私が言います。

 

VTIは超おすすめETF!

 

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