VYMとは高配当利回り株好きならば知らぬ者はいないETF。
低コストで知られるバンガード社が発売している米国高配当株式 ETFです。
2006年に設定されています。
このVYMの分配金や増配率がどのような推移を辿ってきたのか知りたくありませんか?
本記事ではVYMの設定された2006年以来の配当金情報を紹介します。
さっそくインカムゲインに興味津々なあなたと一緒に見ていきましょう。
VYM:米国高配当株式ETFの分配金推移
VYMの分配金はいつから支払われているのでしょうか?
答えは2006年12月支払い分からです。
2006年のVYM配当金は1回分だけしかありません。
したがって【VYM】の年間配当金は、2007年分から見るのが正解ですね。
10年間でVYMの配当金は1.77倍となっています。
- 2007年:1.357ドル
- 2017年:2.401ドル
VYM:米国高配当株式ETFの分配金推移
西暦 | 分配金 |
2006年 | 0.175 |
2007年 | 1.357 |
2008年 | 1.443 |
2009年 | 0.888 |
2010年 | 1.091 |
2011年 | 1.327 |
2012年 | 1.593 |
2013年 | 1.749 |
2014年 | 1.908 |
2015年 | 2.149 |
2016年 | 2.206 |
2017年 | 2.401 |
VYM:米国高配当株式ETFの増配率推移
リーマンショックのあった2009年は除き、VYM分配金の増配率は堅調。
100年に一度の大暴落の際は、さすがにVYMといえども配当金が約40%減少しています。
それでも2007~2017年の間で1.77倍になっているのです。
VYMとはその名の通り高配当利回りを追及できますが、さらに増配を期待してもよさそうです。
VYMの増配率
西暦 | 増配率 |
2006年 | |
2007年 | |
2008年 | 6.3% |
2009年 | -38.5% |
2010年 | 22.9% |
2011年 | 21.6% |
2012年 | 20.0% |
2013年 | 9.8% |
2014年 | 9.1% |
2015年 | 12.6% |
2016年 | 2.7% |
2017年 | 8.8% |
VYMとHDVの違いはこちら
VYM:米国高配当株式ETFの配当金支払い月はいつ?
VYMの分配金支払い月はいつでしょうか?
VYMの配当金は基本的に四半期毎支払いです。
- 3月
- 6月
- 9月
- 12月
分配金 支払い金額 | 分配金 発表日 | 分配金 支払い日 |
$0.64 | 2017/12/19 | 2017/12/27 |
$0.60 | 2017/9/18 | 2017/9/25 |
$0.60 | 2017/6/21 | 2017/6/29 |
$0.56 | 2017/3/20 | 2017/3/28 |
$0.67 | 2016/12/20 | 2016/12/29 |
$0.48 | 2016/9/9 | 2016/9/19 |
$0.58 | 2016/6/17 | 2016/6/27 |
$0.48 | 2016/3/11 | 2016/3/21 |
ここで注意しておきたいことがあります。
VYMの配当金支払いの多くは月末であることです。
日本のインターネット証券を使っている場合、現地支払い日から数日を要します。
したがって配当金振り込みが月跨ぎとなることがあります。
インターネット証券の米国・外国株式の配当金支払い日
VYMの配当金(分配金)のまとめ
- VYMは、インカムゲイン投資家に人気の米国株ETF
- VYMは高配当利回りだけでなく、増配率も期待できる(10年で1.77倍)
- VYMの分配金は3・6・9・12月支払いだが、月跨ぎのときもある
ETFはこの7本を買いなさいという本が話題になりましたが、私のおすすめETFのひとつはVYMです。
ちなみにVYMは米国株マイポートフォリオの割合上位銘柄。
これからもどんどんと分配金を増やしてほしいものですね。
VYMの株価や構成銘柄についてはこちら
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配当金狙いのポートフォリオはマネックス証券で構築しています。保有銘柄を適宜公開していますので何か参考にでもなればうれしいです。
【参考:米国株マイポートフォリオ】
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