ディズニー【DIS】は、世界各地で超有名な総合娯楽の大手企業。放送・映画・ゲーム・テーマパーク運営などを展開しています。
ディズニーといえばミッキーマウスというキャラクターブランドがあるし、スポーツ番組ESPNを参加にもつ幅広い事業を有しています。
さらには2017年末に21世紀フォックスのテレビ・映画部門を買収し、ネットフリックスへの対抗措置を講じていますね。
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドとはまた別の企業であるのに要注意。
本記事はダウ30構成銘柄株シリーズの一環です。銘柄分析とまではいかないのだがおすすめ米国株のひとつといえる【DIS】 ディズニーの企業紹介をしていきます。
ディズニー【DIS】は、テーマパークだけではなくメディアを中心とした娯楽企業
ディズニー【DIS】の売上高は556億$
- メディア・ネットワーク:23,689百万ドル
- パーク&リゾート:16,974百万ドル
- スタジオエンターテイメント:9,441百万ドル
- 生活必需品・インタラクティブメディア:5,528百万ドル
ディズニー【DIS】の営業利益は、157億$
- メディア・ネットワーク:7,755百万ドル
- パーク&リゾート:3,298百万ドル
- スタジオエンターテイメント:2,703百万ドル
- 生活必需品・インタラクティブメディア:1,965百万ドル
ディズニーランドとかディズニーシーのイメージが強いですが、実際にはテーマパーク以外での売上が多いのです。
ディズニー【DIS】の株価指標
2017年12月28日 | |
ティッカー | DIS |
株価 | 108.00 |
PER | 18.97 |
EPS | 5.68 |
配当 | 1.56% |
配当性向 | 29.6% |
配当月 | 1月/7月 |
増配年 | 8年 |
増配率(5年) | 30.1% |
増配率(10年) | 18.8% |
β | 1.35 |
ディズニー【DIS】は配当成長率が素晴らしい。
これだけ大きな売り上げをあげていながら、どんどんと事業拡大し株主還元を増やしている点は目を見張るものがあります。
注意したいのはディズニー【DIS】の配当支払い時期は、1月・7月と2回になっていること。四半期配当が一般的な米国株には珍しいですね。
インカムゲイン投資をするならば気を付けておきたい点です。
ディズニー【DIS】の株価チャート(直近10カ月)
ディズニー【DIS】の売上高と利益率
ディズニー【DIS】の売上高はリーマンショックのあった2008年以降、なだらかな右肩上がりを示しています。
営業利益率は20~30%に保たれています。【DIS】は高収益体質な企業であるとわかります。
ディズニー【DIS】のキャッシュフロー
ディズニー【DIS】のキャッシュフロー推移は綺麗な形をしています。
2017年に入り若干の減少がみられるのは、映画やライセンス商品に反動があったことが理由であると思われます。
ディズニー【DIS】の配当金支払い推移
青色のEPS、そしてオレンジ色の配当金/株もきれいチャート。
アメリカ株のディズニー【DIS】に投資する際のリスク
メディア環境は劇的に変化してきています。顧客のニーズも同様に移ろいやすいです。その変化に対応できるかどうかがディズニーの業績に直結するでしょう。
メディア・ネットワーク事業、とくにESPNは高収益。これは諸刃の剣であり、有料テレビの普及率が下がると収益率低下につながりかねないです。また、スポーツ放映権のコストが急騰すると、DISの業績にはマイナスにはたらくでしょう。
テーマパークや消費者向け製品は、景気低迷の被害を受けやすいです。世界の経済状況による業績変化のリスクはあるでしょう。
米国株:ディズニー【DIS】のまとめ
ディズニー【DIS】は、投資するのに多くのメリットを有しています。
- 世界的ブランドをもつワイドモート企業
- 安定したキャッシュフロー
- 直近5~10年の増配率が高く魅力的
- 配当支払いは半期毎であるので要注意
大きな企業ではあるがインカムゲイン上昇、つまり配当成長を狙うには良さそうです。さらに株価があがるキャピタルゲインも狙えそうな銘柄です。
子ども口座に少し保有しておくのもよいかもしれないですね。
著者はDIS株を保有していません。この記事は自分自身の備忘録として記述したもので、読者にDIS株の投資を推奨することを目的として書いていません。投資判断はご自身で行ってください。
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