お金のフローとストックの違いを知っていますか?
個人投資家で知らない人はいないwww9945さんがTwitterでつぶやかれていた本、あなたの人生を変えるお金の教養を購入しました。
www9945さんによると、ストックとフローが良く分かる という事。
フローとストックに着目して「あなたの人生を買えるお金の教養」を読んだので紹介します。
フローとストックの違いを意識し、「あなたの人生を変えるお金の教養」を読んだ
ストック:持ち物、貯めたもの の事
フロー:流れや、出入りの事
このストックとフローの概念を前提にして、あなたの人生を変えるお金の教養を読みました。
「あなたの人生を変えるお金の教養」からの質問は、もし一億円あったら何をするか?
冒頭から読者に問いかけます。
1億円という大金と利回り3%という具体例を用い、ストックとフローのフレームワークに導くのです。
ストックとフローの例
- ストック:1億円
- フロー:300万円(利回り3%)
ここで筆者は本書の結論を提示します。
ストックで得られたフローから消費せよ、と。
その後は、
- 大事なストックである「お金を産み出す資産」に手を付けてはいけない事
- 支出を減らす事の重要性
を説いています。
参考富裕層になりたけりゃ資産運用の前に収入を増やせ!それが無理なら起業しろ!
ストック&フローを株式投資に置き換えると?
ストックとフローを株式投資に置き換えてみましょう。
- ストック:投資元本
- フロー :配当金
元本取り崩しをせず、フローである配当金だけで生活できる状態が理想。
お金を産み出す資産であるストックだからです。
金の卵を産む鶏は殺してはいけません。
そしてストックで得られたフロー(配当金)から消費するとは、配当金生活にほかならない。
まさに私が目標としている状態です。
もちろんフローは株式からの配当金だけにとどまりません。
不動産からの家賃収入だってお金のフローです。
ただしお金のフローに大きく時間をとられてはいけません。
ですから不労所得を意識し、積み重ねていくことが大切です。
不労所得というフローを手に入れることは、まさに「あなたの人生を変えるお金の教養」だと思います。
ストックを増やすか、フローを増やすか、どっちが先がよい?
本書では、ストックから得られるフローから消費せよ、といいます。
それでは資産形成層は、フローとストックのどちらを先に増やしたらいいのでしょうか?
株式投資を例に、効率的に考えたならば、
- キャピタルゲインによりストックを増やし、
- その後にフロー(配当金)を大きくするための投資をする
が良いです。
配当金が出ない方が、税金の繰り延べ・先送りが可能となります。
資産形成には無配銘柄の方が有利なのです。
例えば、FANG等の成長株投資をするなど。
米国株では大型株といえども株価が急成長しています。
お金を生んでくれるストックがどんどんと増えることでしょう。
とはいえ配当金に焦点をしぼってもストックが増えていきます。
ここが米国株のメリット。
たとえば米国連続増配銘柄や配当貴族を選択し配当成長投資は、ストックもフローも増やせる投資法です。
さらにいえば米国市場全体を購入する分散投資でも、ストックとフローが年々増えていきます。
ストックもフローも増やしたいという場合、配当金や分配金のでるETFはおすすめです。
1億円のストックを持っていたらどうするか、のアンケート結果
ち私がいつも拝読している、おさいふプラスのジンさんが、1億円あったら何に使うか?というアンケートをブログ内で実施されていまう。
おさいふプラスはお金に少しでも興味がある人にはおススメのブログ。
おそらく読者の方もお金について考えている人が多いと思われます。
1億円あったら何に使うか?のアンケート結果は、「投資をしてお金を増やす」が80%を超えていました。
私も回答したが、もちろん「投資をしてお金を増やす」
とはいえ投資をする際にストックを増やすのか、フローを増やすのか、目的をはっきりさせておいた方がよさそうです。
フローとストック以外で、「あなたの人生を変えるお金の教養」を読んで勉強になった点
本書を読み、ストックとフローについて考えさせられました。
もちろんフローとストック以外にも勉強になった点があります。。
それが時間軸。
気になったワードを抜粋しておきましょう。
お金持ちは普遍的な法則を実践する。
お金を作っている段階は不眠不休の猛烈なハードワークをこなす。
資産家にとって時間の価値というのは、その時間によって生み出される収益に換算される。
時間には値札が付いている。
10年以上先を予測するのは合理的ではない。
いま目の前にある新しい技術が極めて大きな変化をもたらすのではないかと考えたとき、今のままでいるという選択肢は場合によっては大きなリスクとなりうる。
いまガマンする事ばかりにとらわれている人は、一見慎重で冷静に見えるが変化というリスクを過少評価し、後先を考えていないとみなすこともできる。
一生涯にいくら稼げるかを考える。
時は金なり という諺はあまりにも有名。
しかしながら「時は金なり」を習慣化しているかというと、必ずしもそうではない。
時間というと、
- 投資の勉強をする時間
- 働いている時間
- ブログを書く時間
などなど、分解すればたくさんある。
とはいえこれらとは別に私が最も大切にしたいのは
家族と過ごす時間、子供と遊ぶ時間
ここでまた気づきを得る事ができました。
お金では
- フローとストックを意識し、
- ストックから得られたフローから消費する
時間では
- 家族・子どもと遊ぶ時間を大切にする
ストックからフローを得よう:お金持ちになることは難しい事ではない
あなたの人生を変えるお金の教養の表紙には、伝えたい事が記載されています。
曰く
お金持ちになることは、それほど難しい事ではありません。
- ストックで得られたフローから消費せよ
- 将来の為に、今ガマンする人はお金持ちになれない
- 稼いだお金を消費する事は借金することと同じ
そして、この本で私が気づいた事は
- 配当金を大きくする為に、投資元本投下をしている
- 家族との時間、今を大切に生きる
- そのために不労所得を重要視する
お金について興味のあるかたに、おすすめの本でした。
詳しくはこちら→ あなたの人生を変えるお金の教養
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不労所得を意識していきたいですね
お金について勉強になる本は多いです
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