インフレ率と株式投資は切っても切れない関係性にあります。
アベノミクスで日銀の黒田早大は、日本の物価上昇率、インフレ率2%を目標とした時期がありました。
もし本当にインフレ率2%になった際には、株式投資がお金について助けてくれます。
物価上昇率が2%ということは、お金の価値が2%下がると言い換えられます。
現金をもっていると不利になるのです。
もしもインフレ率2%が長い年月つづいたとしたらどうなるのでしょうか?
インフレ(物価上昇)2%が20年間続いたらどうなるか?
過去に日銀の黒田総裁が「物価上昇2%」を目標にしていたのは記憶に新しいです。
黒田総裁の言葉を参考に、インフレ率2%との場合を考えてみましょう。
100万円で買えていた物の価格が、毎年複利で2%ずつ高くなるのです。
物価上昇率2%の際の、100万円の物の値段
- 10年後:122万円
- 20年後:149万円
- 30年後:181万円
1~2年では物価上昇は体感しにくいです。
しかし10年後になれば実感できるはずです。
「あれ、この前はこの100万円で新車が買えていたはずなのに」と。
お金の価値が下がってしまうのです。
インフレ率2%が続いた場合のお金の相対的価値
- 10年後:84%
- 20年後:69%
- 30年後:56%
将来、インフレがどの程度進むのかはわかりません。
しかしながら物価が上昇するというリスクを想定できるならば、そのリスクへの対策は早めに開始した方が良いですね。
そのためには、インフレ率を上回るスピードでお金を増やさなくてはいけません。
株式投資はインフレ対策にもなります。
お金を目減りさせたくない、これが投資をする理由ともなります。
国の財政状況を考えれば、物価上昇させて国の借金を相対的に減らしていく方向性であるのは容易の想像できます。
国民にとって「投資は必要」というよりもむしろ「投資は必須」とすべきです。
まとめ:インフレ率2%への対応策は「株式投資」
「投資」とはお金を増やす為に、お金を増やしてくれそうなものを買うことです。
そして、お金の目減りを防ぐために「投資」は必要です。
たとえば2%のインフレ率の場合、お金の価値は10年後に84%、20年後に69%、30年後には56%にまで低下してしまいます。
インフレ率を上回るスピードでお金を増やすために「投資」が必要であり、今後は必須となるでしょう。
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