【RDS.B】ロイヤルダッチシェルは高配当、ドルの配当に要注目

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【RDS.B】ロイヤルダッチシェルは配当利回り7%前後の、超高配当銘柄である。

しかもドルベースでの配当を10年以上も下げていない、株主思いの企業なのだ。

この機会に【RDS.B】ロイヤルダッチシェルについておさらいしておきたい。

ロイヤルダッチシェルとは

欧州石油メジャーの一角である。

上流から下流までを手掛ける垂直統合型を採用している。

かつて石油開発を独占していたセブン・シスターズの生き残り。

ロイヤル・ダッチと、シェルは異なる企業体であったがついに2005年、両社が合併している。

【RDS.B】の指標

17年6月2日RDS.B
株価56.06
PER30
EPS1.87
配当6.7%
配当性向NA
増配年
増配率(5年)2.3%
β1.1

超高配当であるが、実はタコ配なのだ。

ここ数年の石油価格下落により、ロイヤル・ダッチ・シェルのEPSはがた落ちだ。

この状態でよく減配もせずに高い配当を支払い続けているものである。

直近5年配当利回り(TTM)

最高:10.17%(2016年1月20日)

最低: 4.13%(2014年5月13日)

平均: 5.85%

ロイヤル・ダッチ・シェルの配当

タコ足配当の高配当銘柄、それが【RDS.B】

減配リスクにさらされている。

石油企業の減配といえば、【KMI】キンダー・モルガンを思い出してしまう。

暗い気持ちになっては仕方がない。

ポジティブな目線で【RDS.B】の配当を見てみよう。

参考 減配リスクを考える~【KMI】キンダー・モルガンが配当75%カット~

配当ポリシー

Our policy is to grow the US dollar dividend in line with our view of the underlying earnings and cash flow of Shell.

ロイヤルダッチシェル 配当ポリシーより

利益とキャッシュフローにより、米ドルでの配当成長をポリシーとしている。

合併以降の配当記録

このようにドルベースでは配当成長傾向がみられる。

さすがに毎年の増配とはいかない。

それでも2005年の合併以来、一度も減配していないことは株主に長期保有を促す作用を秘めている。

キャッシュフローの使い道

2016年~18年にかけて、ロイヤル・ダッチ・シェルはキャッシュフローの使い道優先順を公開している。

  1. 債務返済
  2. 配当支払い
  3. 自社株買い

株主還元では配当を優先しており、2016年は自社株買い無しであった。

今後の配当支払いを占う上では、キャッシュフローの状況を知る事が良い。

プレゼン資料を振り返り、それを記録しておく。

ロイヤル・ダッチ・シェルのキャッシュフロー

過去2年 四半期別

キャッシュフローはこの数四半期にかけて回復していることが見て取れる。

BGの買収効果やコスト削減がその原因だと思われる。

原油価格の先行きは一個人投資家にとって予測不能であり、もはや無視してもよいくらいだ。

今後どのように転ぶか分からないが、【RDS.B】のキャッシュフローが改善している事実は把握しておきたい。

2016年1Q vs 2017年1Q

苦戦していた上流部分での改善が顕著である。

とはいっても、

  • 2016年1Q:ー1.4
  • 2017年1Q:+0.5

であり、まだまだアップストリーム部分で稼ぎまくっているわけではない。

原油価格は予測不能とはいえ、結局はそれに大きく左右されるのがオイルメジャーの宿命だろう。

【RDSB】のトータルリターン

上図はRDSBの株価を示している。

ご覧のように横ばいとなっている。

いくら高配当であっても、これではインフレ負けしてしまう。

モーニングスター社の10年トータルリターンを見ると、オイルメジャーは総じて低い。

  • 【RDS-B】1.68%
  • 【XOM】 1.9%

高配当、たこ足配当とは、つまりこういうことなのだろう。

今現在の株価は過去に比して低い位置にあり、お買い得なようにも見える。

まして昨今の株価堅調を受け、他銘柄に魅力的バリュエーションなものが少ないのならなおさらだ。

一方で今後も原油価格は不安定であり、高配当維持が危ういとの見方も出来る。

参考 エクソン・モービルを定期購入した理由、3つの競合優位性【XOM】

で、どうする?

ロイヤル・ダッチ・シェルは米国内売上高比率が21%と低くなっており、いわゆる多国籍企業である。

私はこの銘柄を、”グローバル戦略”部分に位置付けている。

すでに【RDS.B】を200株保有しており、アロケーションとしては適切な量だ。

今後は継続保有とし、グローバル戦略部分の比率が低くなったら買い増し候補としたい。

やはりこれだけの高配当は魅力的だ。

そしてこういった企業を取引できるアメリカ市場はやはりイイ。

See you!

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参考 アメリカ株による私の資産運用方針 【2017年版】


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