10日程、夏休みを取得しました。家族でバカンス。
その間、ブログだったり米国株投資だったりを忘れてしまいました。
久しぶりにブログ投稿をする本記事では、家族持ちのアーリーリタイアについて思い出していきます。
- 資金はいくら必要?
- 夫婦仲の重要性
- 心身の健康が前提
家族・妻子持ちのアーリーリタイア(早期退職)には、資金はいくら必要か?
家族持ちのアーリーリタイアは、独身世帯よりも多くの資産が必要となります。
子供の教育費だったり、生活費だったりが大きくなるので当然のこと。
だからお金についてよりシビアに把握しておくことが大切です。
まずは退職年齢別に、残りの人生でいくらお金が必要なのかを思い出していきます。
年齢別に、早期退職に必要な資金を計算した結果
退職年齢(歳) | 必要資金(万円) |
20 | 26,384 |
30 | 23,246 |
40 | 20,109 |
50 | 16,321 |
60 | 12,205 |
40歳でのFIRE(経済的自由かつ早期退職)をする際には、約2億円の金融資産が必要。
平均余命まで生きると仮定した場合の、残りの人生における生活費を計算した結果です。
データは世帯属性別の家計収支(二人以上の世帯)を参考にしています。
これは年金や退職後の所得を加味していない試算。
したがい退職後も必要に応じて働いたり、何かしらの収入を得ることができれば、アーリーリタイア前にこれほどまでの大きな資産は必要ありません。
そもそも40歳で2億円の資産を築き上げるのは、ハードルが高いですよね。
私は2020年で40歳となりますが、2億円はちょっと、というかかなり遠い金額だと感じますよ。
なので会社員をしつつ、勤労所得以外の収入源の確保を心掛けています。
資産額のストックではなく、不労所得のキャッシュフローを重視しているのです。
お金のストック(資産額)も大切だが、フロー(不労所得)を重要視したい
私は心が弱い。
だから「絶対に○○で稼がないと生活できない」という状態は勘弁です。
そして「資産取り崩しをしないと生活が困難」ということも避けたいのですよ。
こうなると、不労所得の積上げが鍵になってきます。
つまり自分が働かなくても、お金が安定的に入ってくる仕組みの構築です。
たとえば株式投資の配当金。
一次的に含み損が拡大しても、配当金が安定的に受け取れることができるポートフォリオであれば、持ち続けることができます。
投資をしつつも、毎日を心穏やかに過ごすことができる状態をキープしておきたいのですよね。
こうした「安定」というキーワードは、家族持ちのアーリーリタイアには効くのではないでしょうか。
少なくとも我が家では、安定的なキャッシュフロー(不労所得)を重要視しています。
そして、不労所得 > 生活費 という経済的自由となってからのアーリーリタイアを計画中です。
地に足をつけて、避けられるリスクは避けた上で人生を歩んでいきたいのです。
冒険やハラハラドキドキは、ゲームや仮想体験だけで十分。
とくに金銭面でのギリギリ感は何としても避けたいですね。
お金の心配をしながら暮らすのなら、会社員として働いていた方が良いと思うのです。
より幸せになるためのアーリーリタイアで、毎日が不幸になってしまったらあまりにも残酷。
だから不労所得で生活費を賄える状態となった後に、アーリーリタイアをしたい。
妻子持ちの早期退職では、金銭問題リスクの排除が家族円満の要因の一つでもあるでしょうしね。
家族・妻子持ちのアーリーリタイアにおける家族仲とは?
家族持ちのアーリーリタイアでは、家族仲が良いことは最低条件。
会社員時代よりもリタイア後の方が、家族と長い時間を一緒に過ごすのだから当然です。
投資本でも、資産形成には家族仲が大切だと説かれている
夫婦仲や家族仲は、資産形成に有利に働くとされています。
とくに妻子持ちでのアーリーリタイアを目指す際、夫婦仲の良さは必須といえます。
さらにいえば、夫婦間で金銭感覚が類似していることも大切です。
夫が浪費家、もしくは妻が浪費家であったのなら、家族持ちのアーリーリタイアは遠のくことでしょう。
このように、家族間での仲の良さや、金銭感覚の類似性はキーポイントとなります。
子どもとの関係も大切だが、夫婦仲を重要視したい
家族仲といっても、私は夫婦仲を重要視したい。
子ども達はいずれ巣立っていくであろうし、両親だって年に数回会う程度の関係になっているからです。
同じ「家族」といつ単語であっても、夫婦間のつながりはより強いものです。
やはり最後は永遠の愛を誓った夫婦仲が大切でしょう。
とくに妻子持ちのアーリーリタイアは、夫婦の共同作業の結果といっても過言ではありません。
ですから家族持ちのアーリーリタイアでは、夫婦仲の維持に努めたい。
家族・妻子持ちのアーリーリタイアにおける健康問題とは?
退職後の家計における医療費の割合は思っているよりも高い
第21 回市場ワーキング・グループ 厚生労働省資料によれば、高齢無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯)では、家計支出における医療費割合が6%近くとなっています。
- 平均支出額;26.4万円/月
- 保健医療費;1.55万円/月
家族持ちのアーリーリタイアでは、自身だけではなく家族全員の健康維持が大切です。
予想外の医療費は、家計の圧迫につながる可能性を秘めているのです。
両親、子ども、妻、そして自分の心身の健康は最重要
健康の対象は身体だけに留まりません。
心の健康も重要なのです。
とくに心の健康問題は、注意深く観察していないと把握できないので要注意。
また、心の痛みや感じ方は、家であっても大きく違います。
たとえば私の場合、高所恐怖症です。
ですからパラセーリングなんかは全然楽しめません。
パラセーリングとはワイヤーが100m以上もあり、それにつながれて空中を浮遊するやつです。
「恐怖」という感想しかありません。
他方で家族はみんなで「楽しかった」「気持ちよかった」「綺麗だった」というのです。
このギャップはなんでしょう。
同じ体験をしても、人それぞれで感じ方が違う例です。
このように、心の中のダメージは、人によって異なります。
体の健康だけではなく、心の健康にも気を配らなくてはいけないと思った自験例ですね。
ちょっとプアですけども。
まとめ;不労所得・夫婦仲・心身の健康が、家族持ちのアーリーリタイアへの鍵
本記事では、家族持ちの場合のアーリーリタイアについて考察しました。
妻子持ちでアーリーリタイアを目指す際のポイント
- 不労所得の構築
- 夫婦仲が円満
- 心身の健康
当ブログでは、不労所得の積上げの実際を記録しています。
何のために投資をしているのか?、そして資産運用の前提は、「家族仲良く、健康に」ということを忘れずにいきたいと思います。
以上、「家族持ちアーリーリタイアで大切な3つの項目を考えてみた結果」でした。
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