米国株の配当金投資;インデックス併用でも良さそうな3つの理由

インカム投資家が安定した配当金・分配金を望む場合には、米国株インデックスでもいいのかもしれません。
その理由は、米国株の1株当たり配当金額が安定しているから。

とくに世界を代表する株価指数であるS&P500の配当金をみると、「安定」「安心」という言葉が浮かび上がります。

そこで本記事では米国株価指数S&P500の配当金について

  • 1926年以降の大きな減配は3回だけ
  • 20世紀の増配率はリーマンショック時以外は安定推移
  • 米国株ETFからの分配金は上昇傾向

という側面を記録していきます。

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米国株の配当金(1株当たり);大きな減配は3回だけ

S&P500-1株当たり配当金、引用:インデックス投資は勝者のゲーム

S&P500-1株当たり配当金、引用:インデックス投資は勝者のゲーム

インデックス投資は勝者のゲームによれば、1926年以降で米国株S&P500の1株当たりの年間配当額が大きく減少したのは3回だけ。

株価暴落の回数より少ないです。

S&P500の年間配当額が大きく減少した時期

  1. 大恐慌の始めの年に55%の減少(1929~1933年)
  2. 大恐慌の余波が残る期間に36%の減少(1938年)
  3. 世界的な金融危機時に21%の減少(2008~2009年)

このように米国株価指数による1株当たり配当金は、驚くほど安定しています。
とはいいつつ、株価の乱高下する局面でも、その配当金は維持されるのかが気になりますよね。

たとえば21世紀に米国株式市場は、以下の2回の暴落を経験しています。

21世紀における米国株の暴落

  1. ドットコムバブル崩壊
  2. リーマンショック

経済危機時には、米国企業といえども支払い配当金を減額しがち。
したがいこうした株価暴落時の米国株による配当金状況を知っておいて損はありません。

ですから1990年以降のS&P500による増配率推移を調べみましょう。
まずはインターネットバブル崩壊時の配当金状況です。

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米国株の配当金(S&P500);増配率の推移を見ると減配リスクは低そう

S&P500-増配率の推移、引用:https://www.multpl.com/s-p-500-dividend-growth

S&P500-増配率の推移、引用:https://www.multpl.com/s-p-500-dividend-growth

インターネットバブル崩壊時では、S&P500の配当金は5%程度しか減少していませんでした。
こうしてみると、インデックス投資は勝者のゲームが説くS&P500配当金の高安定性への納得度が高まります。

米国株投資、とくにS&P500を活用した配当金投資は安心できそうですね。

しかしながら投資家は、S&P500そのものには投資をすることができません。

つまりあくまでも何かしらの投資商品をつうじ、株価指数に投資をすることが可能なのです。
したがいこうした理論だけではなく、実際に投資が可能な商品の配当金状況を知ることが大切だと思います。

ということで、続いてはS&P500に連動する米国株ETFの分配金推移を調べていきます。

今度はリーマンショック時の分配金状況に注目してみます。

インターネットバブル崩壊時、S&P500の配当金は5%程度しか減少していなかった
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S&P500連動の米国株ETFの配当金・分配金推移は、安定している

今回は、S&P500連動の米国株ETFである、【IVV】と【SPY】の分配金推移を調べました。

バンガード社の【VOO】は分配金リサーチから除いています。
その理由は、2013年設定でありリーマンショックを経験していないから。

結果、S&P500連動の米国株ETFの分配金は安定成長しているとわかりました。

ちなみに米国株の配当金推移を調べるには、配当金投資家必見サイト:dividendinvestor.comが便利ですよ。

【IVV】の分配金推移は、安定して成長している

【IVV】の分配金推移

【IVV】の分配金推移

【SPY】の分配金推移も、安定した配当成長を示唆している

【SPY】の分配金推移

【SPY】の分配金推移

いずれのS&P500連動ETFともに、リーマンショック前後で減配をしています。

しかしながらその下落率は、株価とは比較にならないほどマイルドなものだと感じませんか。

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バンガード社創設者のボーグルも、配当収入に注目し株価変動は無視しろと主張している

インデックス投資は勝者のゲームによれば、ボーグルは配当収入に注目することを説いています。

ボーグルは、配当収入に注目し、株価の変動は無視しろと主張している。

彼は、株式市場は認知のゆがんだ狂気の世界であり、投資家は配当から目を離してはならないと指摘している。

 

彼は正しくも、配当には長期的になだらかな上昇トレンドがあることを指摘している。

そのため、配当金は引退した者にとっては信頼に足る、理想的な収入源となるのだ。

 

ボーグルはまた、配当は保証されたものではないが、減少したことは過去に数回に過ぎないとも述べている。

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米国株の配当金が大きく減配した回数は3回だけと知ってどうするか?

配当金投資をする際に、S&P500のようなインデックス連動の米国株ETFを取り入れると良さそうです。

もちろんインカム投資家は、高配当利回り銘柄への投資を選好しやすい。
その理由は、より多くの配当金を少ない元本で獲得できるからに他なりません。

しかし安定した配当金推移を求めるインカム投資家ならばどうでしょうか。

配当王配当貴族といった連続増配銘柄が選択肢となるのかもしれません。
その選択肢のなかに、S&P500のような米国株ETFを取り入れてもよさそうです。

米国株の1株当たり配当金額は安定して推移してきたのですから。

インデックスETFは、配当金投資においてもひとつの正解となるでしょう。

 

米国株の証券会社は、注文方法の違いで選ぶ

今回の記事はいかがでしたでしょうか。投資のヒントになれば嬉しいです。

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以上、「米国株の配当金投資;インデックス併用でも良さそうな3つの理由」でした。

 

 

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