【米国株】連続増配銘柄が株価大暴落のときに増配をやめる割合

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

米国株の連続増配銘柄が、配当金を増やせなくなるリスク

米国株ではリーマンショック時に、

25年以上連続増配銘柄の約3割

が配当金の増額を中止しました。

 

配当王や配当貴族、そして25年以上の連続増配銘柄だとしても、配当金が増やせなくなる可能性はあるのです。
とくに金融危機の際には、利益が圧迫され増配余力がなくなる銘柄が散見されます。

米国株の配当成長投資とはいえ、これが現実ですね。

 

本記事では、

  • 米国連続増配銘柄が、配当金を増やすことを止める確率・割合

について考察していきます。

 

スポンサーリンク

【米国株】連続増配銘柄が、リーマンショック時に配当金を増やすことを止めた割合は30%

The DRiP Investing Resource Centerより

 

上図は過去10年間における、25年以上連続増配銘柄数の推移を示したものです。
2008年~09年にかけて大きく減っていることがわかります。

リーマンショック前後で、25年連続増配銘柄の数は3割減った

  • 2007年12月:139銘柄
  • 2009年11月:97銘柄

 

2年間で、42の増配銘柄が配当金増額をストップしたのです。
換言すれば金融危機の時には

約30%

もの銘柄が、連続増配を取りやめたことになります。

 

25年以上連続増配をしている安定企業であっても、リーマンショック級の経済危機がきたら増配をストップせざるを得ないのですね。
過去からの継続を帳消しにしてしまう力が経済危機にはあるわけです。

 

連続増配株だからといって、永遠に配当金が増えるわけではない

 

スポンサーリンク

米国株配当貴族指数のリターンは、S&P500より良好だった

配当貴族のパフォーマンス

 

とはいえ、連続して増配ができる銘柄は、優れたリターンを提供してきました。

上図は、配当貴族指数とS&P500のパフォーマンス比較。
ご覧のように、配当貴族指数の方が良好なリターンだったのです。

こうした個別株をしっかり選定することができれば、市場平均を凌駕する投資収益が得られるかもしれませんね。

それが難しいと思うなら、米国増配株式ETFであるVIGに投資をすることも選択肢となってきます。

米国株の証券会社は、注文方法の違いで選ぶ

今回の記事はいかがでしたでしょうか。投資のヒントになれば嬉しいです。

蛇足ですが、証券会社を選ぶ際に注文受付可能時間は重要です。
米国と日本では時差があり、深夜や早朝に取引注文をする手間がでてくるからです。

マネックス証券は注文可能時間が24時間と他社にはない優位性があります。
米国株投資でマネックス証券は使い勝手が良い証券会社です。

私のおすすめは、マネックス証券

私は米国株や海外ETF取引でマネックス証券を使っています。

注文方法が多岐にわたることと、24時間いつでも注文が可能なことはとても便利です。

【マネックス証券 米国株のメリット】

  • 取引手数料は業界最低水準の安さで魅力的
  • 24時間注文受付が可能な証券会社(深夜に発注せずとも良い)

コメント

  1. ともゆき より:

    リーマンショックで増配がストップした銘柄の、その後が気になります。増配出来なかった時点で売却するべきなのか、それともホールドしてもインデックスと同等のパフォーマンスなのか。直感では、その時点で売却するのが正解なように思うのですが…。

    • はちどうきゅうどう より:

      ともゆきさん、
      コメントありがとうございます。
      連続増配銘柄の増配ストップ時に継続保有 or 売却のどちらがリターンに繋がるのかは興味あります。
      残念ながらそのようなDataを提供してくれる情報源が見当たりませんでした。

      個人的には増配銘柄を購入する理由が”増配”にあるならば、売却するのが筋だろうと思います。

  2. やすゆき より:

    一方で日本の会社はどうなんでしょう。増配継続できた会社の割合が気になります。

タイトルとURLをコピーしました