ETFを積極活用したシーゲル流ポートフォリオを再構築中です。
シーゲル流ポートフォリオといいつつも、やはりインカムに視線が向きます。
そこでETFを使ったシーゲル流ポートフォリオでは、分配金利回りがどの程度なのか計算してみました。
結論からいうと分配金利回りは2.2~2.3%程度。
ETFを活用したシーゲル流ポートフォリオに組み込む個別株
シーゲル流ポートフォリオの分配金利回り
上表は2018年中に私が構築する予定のシーゲル流ポートフォリオです。
2017年までは高配当の連続増配銘柄を中心に保有していました。
ですのでポートフォリオの配当利回りは2%後半と高めでした。
参考>>>配当金生活にむけた米国株マイポートフォリオ【18年1月】
そんな中、株式投資に割く時間を削減する為に個別株を売却しETFで代替することにしたのです。
上図のように予定通りの割合でポートフォリオを組んだ場合の分配金利回りは、2.2~2.3%前後。
インデックスETF投資の比率を高くすることの代償として、配当利回りが下がるのです。
参考>>>ETFで配当狙いのシーゲル流ポートフォリオを作ることにした理由
シーゲル流ポートフォリオとは?
シーゲル流ポートフォリオとはD-I-V戦略に他なりません。
DIV戦略
・配当(Dividend)
・国際(International)
・バリュエーション(Valuation)
D-I-Vとは「配当を意識し、世界分散をしましょう」ということです。
シーゲル流ポートフォリオはアメリカ人向けの内容。
米国人が米国株市場に偏りがちな資産比率を、世界へと目を向けさせているわけです。
一方の日本人では資産が日本に偏っていることが多いですよね。
資産配分比率を考えたとき、給与収入や不動産などは日本100%となります。
そこで私は米国株比率を高めることが適切であると考えているわけです。
よって世界分散(米国・日本除く)の比率を少なくしています。
参考>>>太陽光発電投資のシュミレーション
目標としているシーゲル流ポートフォリオ(18年4月)
米国株インデックス:45~50%
高配当戦略:12.5%
グローバル戦略:12.5%
バリュー戦略:12.5%
セクター戦略:12.5%
参考>>>米国ETFの記事一覧
まとめ:シーゲル流ポートフォリオの分配金利回りは高くない
今回、目標とするシーゲル流ポートフォリオの分配金利回りを計算しました。
その結果は2.2~2.3%前後。
S&P500の配当利回り1.8%と比較しても、それほど高いものではありません。
とはいえインカムゲインを積み上げることを目的とすることに変わりなし。
配当金とともにETFによる分配金生活を目指します。
ひきつづき、連続増配銘柄×増配傾向ETFによってインカムを増やしていく方針です。
関連記事の紹介
シーゲル流ポートフォリオについては、「株式投資の未来」がわかりやすいです。
シーゲル銘柄は1957年~2012年のトータルリターン上位20銘柄をさします。
シーゲルの黄金銘柄とはいえ、近年のリターンが優れているとはいえません。
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