配当金生活を目指してアメリカ株に投資を始めました。
最近では配当金だけに限らずインカムゲインで生活費を賄える状態がいいなと思っています。
米国株投資を選んだ理由を3つ、思い出してみると
- 株式は長期投資において最良の金融商品である
- 世界の株式市場の50%以上は、米国市場である
- 米国株は株主還元に積極的である
となります。
そんな私はインカムゲインをさらに増やすために野立て太陽光発電投資をすることにしたのですよね。
かなり遅めの太陽光発電投資への参入。
吉と出るか凶とでるかわかりません。
将来迷いが出たときのため、なぜ太陽光発電投資を始めたのかを記録しておきます。
まずは太陽光発電投資の事業シュミレーションです。
これはもう自分のための備忘録記事ですね。
太陽光発電投資のシュミレーション
野立て太陽光発電の概要を示します。
私が購入したケースの紹介ですよ。
野立て太陽光発電投資の概要(1基あたり)
- 土地代 :300万円位
- 設備代 :1,700万円程度
- 売電収入 :200万円/年前後
- 土地の広さ:300坪以上(1000㎡)
- 場所 :関東近郊(自宅から2時間以内を目安)
ざっくりとこんな感じです。
太陽光発電所1基当たり、2,000万円で購入して売電収入を200万円得る感じです。
負担金とか登記費用などありますが、だいたい込み込み利回り10%ですね。
これをノリで5基購入しました。
太陽光発電投資ブログとか見ると、もっと利回り良いのをみなさん購入されていらっしゃる様子。
ちょっと早まったかな。
まぁいいか。
太陽光発電所、5基分投資したシュミレーションを残しておきます。
>>サラリーマンが、法人で太陽光発電投資をする際に思う3つのこと
野立て太陽光発電投資のシュミレーション(皮算用)
- 売電収入 :970万円前後/年
- 税金とか :130万円前後/年
- ローン返済:約690万円/年(15年返済)
初年度の皮算用です。
手残りが150万円/年となるのでしょうが、ここに経費がかかります。
視察にいく交通費や、草刈り費用などが必要なわけです。
たとえば防草シートは2基はオプションでついていますが、3基はついていません。
なので自分で300坪の土地に防草シートを設定するのですね。
3か所も。
こりゃ大変そうだ。
いずれにせよ、野立て太陽光発電は経費を上手くつかって節税していく感じでしょうかね。
ちなみにローン返済が大きくなっていますがフルローンが3基だからです。
フルローンの場合にはキャッシュフローはなんとかプラスという感じ。
まぁ、経費をどう使うのか次第でしょうけど。
もちろん頭金をもう少し多めに入れたらキャッシュフローはよりプラスになります。
それでも今回の太陽光発電投資は、CCR%(キャッシュオンキャッシュリターン)を重視しました。
フルローン組んでキャッシュフローが回るなら買ってしまえって勢いです。
ちなみに上の数字は信販でのローン返済額シュミレーション。
いまは地銀に融資振替の相談中。
こちらが通ればもう少し利回りがよくなります。
地銀さん、お願いだから通して。
ダメなら公庫ですね。
地銀で2基のフルローンが通りました。2018年7月追記
>>太陽光発電投資、地銀でフルローンを通した方法を3ステップで紹介
太陽光発電投資を始める前のシュミレーションをみて思うこと
野立て太陽光発電投資はペーパーアセットと比較して利回りが抜群に良いわけではありません。
おまけに手間がかかりそうです。
とはいえ現物資産のひとつとして投資に至りました。
買取固定価格制度(FIT)にサポートされている太陽光発電投資。
何度シュミレーションをしても、めちゃめちゃ儲かるというわけではなさそう。
それでも20年間というスパンで家族と一緒にインカムを得る方法として選択しました。
我が家のアセットアロケーションを鑑みるに、安定したインカムを生んでくれる現物資産があってもいいかなと思った次第です。
なにせ株式ばかりですからね。
いずれにせよ2019年以降、太陽光発電のインカムの金額は株式投資からの配当金を上回る予定です。
本ブログは米国株投資を中心としていますが、今後は小ネタとして太陽光発電投資の現状記事もお伝えするかもしれません。
2019年1月追記
太陽光発電投資シミレーションと売電収入を公開【1号機】
太陽光発電投資シミレーションと売電収入を公開【2号機】
■関連記事です
収入源を増やしていくことは、もともとのプランでした。
投資をする前に、他人と自分を幸せにできるお金の使い方をマスターしておきたいですね。
配当金を中心に考えつつ、複数のインカムゲインで経済的自由の達成を目指していきます。
コメント
設備が寿命を迎えた際の撤去費用と、その後の土地の処分に困りそうなのが気になるなぁ…。
パワコンの交換費用や保険の費用はどうなっていますか?
もちづきさん、
こんにちは。
撤去費王は織り込んでいません。20年以降も発電継続するという想定です。 FITがなくなるので売電単価は数円でしょうが。
パワコン交換は15年目に100-190万円/基でシュミレーションしています。
保険は3基はこみこみ、2基はこれから入る予定です。地震保険はつけず5万/年くらいかなと想定しています。
はちどうきゅうどうさん、はじめまして。
こばいん、と申します。
いわゆるシーゲル流の米国株配当再投資をメインに投資を行っていることもあり、いつも楽しくブログ読ませていただいております。
同じくインカムを増やすべく太陽光発電も投資対象としてみようかなと思いがうっすらあったものの、FITのタイミングを考えるともう遅いのかなという懸念や、米国株式投資以上に情報ソースが少ないこともあり、なかなか一歩を踏み出せておりませんでした。
しかし、この記事を読みまして再検討しようかなとモチベーションが上がっているのですが、はちどうきゅうどうさんが具体的に業者の選定等をどのようにして検討を進めていったのか、可能な範囲で構いませんのでお教えいただくことは可能でしょうか?
よろしくお願いいたします。
こばいんさん、
コメントありがとうございます。
太陽光発電投資は情報ソースが少ないですよね。私も手探り状態で投資へと踏み切っています。
業者は以下の2点で選びました。
①信頼できそうな大手メーカー
②契約時に前払いを求めないメーカー
①については資産運用エクスポで展示ブースを出している業者さんをピックアップ
②は実際に展示ブースで営業マンの方と話して契約形態を確認しました。
資産運用エクスポ参加記録
ただしまだこれが正解だったのかどうかは分かりません。
今夏に連携予定の3基があるので、それらの状況をみながら太陽光発電投資の実際についてはレポートしていきたいと思っています。
こんにちわ
防草シート張るのはかなり大変そうですがご自身でDIYされるのですか?
外注しても高いですよね。DIYするにしても我らがデュポン社などのシートならやはりコストはかかりそう。
みっつんさん
コメントありがとうございます。
防草シートとDD-Bでブログ記事投稿できそうですね。
購入予定の発電所の状況が日々変わっておりまして、いまのところ防草シート外注を3基、DIYを2基で考えています。
DIYの場合にはコスト重視なので、安いシートを張って、雑草が顔を出してきたら上塗りするイメージでいます。
とはいえ私も妻も、虫が大の苦手でして、、、
もしかしたら全発電所ともに外注してしまうかもしれません。
そう考えると太陽光発電投資はあまり儲かるものではないですね。
ですので大きなリターンを狙っているというよりは、米国株に偏っているためのリスクヘッジ、人生における遊びの一部、家族とのコミュニケーションツール を含めての参入ということです。
収支をキャッシュフローで見るのは間違っていると思います。
キャッシュフローではなく、減価償却費で見るべきです。
税務上のというより、何年で設備が寿命を迎えるのかということです。
また、土地も減価償却をする考えでいた方がいいと思います。
土地は売却が難しいでしょうから、価値はゼロになるということです。
つまり、土地と建物合わせて2000万円ということなら、20年を期間とすると、
毎年100万円の費用が掛っていることと同じこと。
それに修繕費積立や保険が経費として掛り、さらに収益には税金が掛る…。
キャッシュフローで見てしまうと、フルローンで無い場合に収支を見誤ります。
自己資金の部分はただ単に先払いしているだけですからね。
ただやはり発電以外に何の価値もない雑種地が、発電設備が寿命を迎えた時に
処分に困りそうな気がするのが難点ですね…。
私も自分で何回もシュミレーションしましたが、太陽光パネルの寿命が15年と想定すると、やはり儲からないという結論に至りました。
15年を超えたあたりからの売電収入がようやく本当の収入になるという感じですね。
でもそれだと資金効率があまりにも悪い。
お疲れ様です!
私も太陽光発電を今年購入予定です!
3基フルローンとのことで、残りの2基の土地代(600万)は実費ということでしょうか?
(信販系ローンは、ソーラーシステムにしかかけられないと聞いたため)
また、購入は全て個人ですか?法人ですか?
今後の参考に教えていただけると幸いです!
三村さん
こんにちは。
3基はフルローンです。(システム・土地代・負担金など)
必要な現金は登記費用だけの予定。
残りの2基はシステム以外実費です。
土地代、それと負担金(60~120万円前後/基)が、現金での支払いが必要になる主な項目です。
5基のいずれも法人名義で購入します。
1基目は6月連携予定なので楽しみです。
太陽光発電投資の状況も、適宜レポートしていきたいと思います