氷河期世代の給料は、バブル世代と比較して月額2万3千円も安いです。
就職するのは困難だったし、会社員になったとしても年収が全然上がらなかったという悲惨な状況にあった氷河期世代。
そんなかわいそうな氷河期世代は、アラフォーからアラフィフの年齢となっています。
本記事では
- 氷河期世代とは何歳なのか?
- 氷河期世代とバブル世代の年収を比較した結果
- なぜ氷河期世代の給料は安いのか、その対策は?
をお送ります。
悲惨な氷河期世代とは何歳なのか?
1993年から2005年に就職をした世代のことを指します。
大卒者でいえば1970年~1983年生まれ前後の人。
バブル崩壊から続く、就職氷河期に20代前半となった世代を言います。
2019年時点の年齢で換算すると、30代後半~40代後半の世代。
この氷河期世代は、悲惨な会社員生活を送ってきました。
経済状況がよくない時に新人経験を積んでおり、サラリーマンのお気楽な部分を知らずに過ごしてきたのです。
かわいそうな氷河期世代。
そういう私も就職氷河期世代のひとり。
嘆くばかりではなく、逞しく生きていきたいものですね。
氷河期世代とは
1993年から2005年に就職をした世代
氷河期世代の年収・給料は低い;バブル世代と比較して月額はマイナス2万3千円
氷河期世代の月給は低下している
人手不足なのになぜ賃金が上がらないのかによれば、2010年~2015年にかけて氷河期世代の月給は低下していました。
2010年~2015年にかけて月給が下がった世代
- 高校卒の35歳~39歳:-2,700円
- 高専・短大卒の30~34歳:-700円
- 高専・短大卒の35~39歳:-4,700円
- 大学・大学院卒の35~39歳:-4,300円
- 大学・大学院卒の40~44歳:-23,300円
氷河期世代は、給料の手取りが上がらない
2002年以降、サラリーマンの手取り給料は下がるようになっています。
年収700万円の会社員を例にだすと、
15年間で手取りがマイナス50万円
と大きく減少しているのです。
社会保障費や税金が徐々に上がってきていることが理由です。
氷河期世代にとっては、
- 年収は上がらない
- 手取りがどんどん減っていく制度になっている
このような厳しい環境で、会社員生活を送ってきたのです。
誉めてあげたいですね。
氷河期世代が悲惨で給料が安い理由
氷河期世代の月収が低い理由は複数あります。
- 成果主義などの新たな人事・給与制度導入時に入社してしまった
- 国際競争の激化、企業側の体力低下により労働配分率の低下時期に重なった
- 社内研修などの企業内教育・人材育成を行う余力の低下により、職業の力の蓄積が不十分
- バブル世代の人口が多く昇給面で不利
- 大企業より中小企業勤めが多く勤続年数が短い
人口動態、日本の経済情勢、グローバリゼーションといった複数の要因が考えられます。
いずれも氷河期世代の会社員ひとりひとりが対抗できるようなものではありません。
悲惨どころか大惨事にまきこまれてしまったのが氷河期世代。
こうなると氷河期世代には厳しい状況は慣れっことなります。
ですから自らの手で人生を切り拓かないといけないのだと、身をもって悟っていることでしょう。
氷河期世代が、悲惨な運命から抜け出す方法
氷河期世代にも光明が見えています。
賃金上昇の波が来ていますし、資産運用や副業といった新たな選択肢が当たり前となりつつあるのです。
悲惨な状況ばかりが目立つ氷河期世代ですが、明るい未来を創るチャンスはいくらでもあります。
氷河期世代に救済の手?賃金上昇の波に乗れ!
人口サイズをみると、氷河期世代は最大勢力となります。
日本では賃金上昇の圧力が強くなっており、人数の多い氷河期世代が声を上げることで昇給を勝ち取る可能性が高くなります。
もちろん企業側・経営者サイドからみれば逆。
ボリュームゾーンである氷河期世代の賃金抑制をはかることは、利益上昇に繋がります。
しかしながらいまや氷河期世代は会社の中枢。
賃金上昇をうまく勝ち取りましょう。
主体性をもって、氷河期世代の苦境を打ち破る
サラリーマンが幸せを感じる定義は以下の通りです。
主体性をもって給料、労働時間、通勤時間の改善を図る
- 年収1000万円のサラリーマンになる
- 勤務時間は厳守!有給を全て使って、週の労働時間を33時間以内に抑える
- 通勤時間は往復45分以内、それが無理なら在宅勤務
これまで氷河期世代の会社員は、理不尽な会社目標に立ち向かい、達成するための努力をしてきたことでしょう。
そうした氷河期世代が、自らの会社員生活を再構築する時が来たのです。
幸せな会社員の定義をしったからには、給料・労働時間・通勤時間をマネージメントし、達成にむけて歩むのです。
非課税口座による資産運用や、収入の複線化で乗り越えよう
とはいえ勤め先からの給料だけに頼っていては、年収1,000万円は難しい。
さらには生きていくのが困難になりつつあるほど。
だとしたら、副業・副収入をすることがおすすめです。
国や所属会社に頼りっきりであることに甘えていたバブル世代。
氷河期世代はそんなことは無いはずです。
文句ばかりを言うのではなく、自分で未来をつくる方法を探し出しましょう。
この厳しい時代でもしっかりと生き抜いている氷河期世代はだれよりも強いはず。
たとえばお金の面、経済的観点から思いつくことは
まずは株式投資を小さく初めて、配当収入を得てみるのがおすすめです。
複数の収入源を持っておくと、会社員ではなくなっても大丈夫かもしれないと感じられる安心感が芽生えますから。
そう思うので、氷河期世代の私は複数のインカムを得る投資活動を継続中です。
- 給与収入
- 米国株式からの配当金
- 太陽光発電投資からの売電収入
- ブログからの収入
サラリーマンに副業がおすすめな3つの理由
サラリーマンが副業をしている割合は何%か?
サラリーマンが、給料の12.5%の副収入を目指すべき理由
会社員が副収入を稼いでいる方法とその金額とは?
狙うべき4種類の不労所得
コメント