インデックス投資に限らず、資産運用では分散の重要性が説かれる。
分散投資とは多くの場合以下を指す。
- 地域(国内/海外、先進国/新興国など)
- 通貨(米ドル/日本円/人民元/ユーロなど)
- 資産(株式/債券/不動産/預貯金など)
- 時間(春/夏/秋/冬など)
これら分散投資を、”資産”以外の部分でかんたんに実施してくれるのがニッセイ外国株式インデックスファンドの積立投資だ。
そんな理由もあって私は子供口座でニッセイ外国株式インデックスファンドを積立てている。
いわゆるパッシブ投資をしているわけだ。
その結果、2016年2月以来2.5万円/月の資金投下は、20%の評価益となっていた。
本記事ではニッセイ外国株式インデックスファンドとは何なのか? 積立投資の運用成績はどうだったのかを紹介する。
インデックス投資の運用成績を公開(パッシブ投資)
- 期間:20カ月(2016年2月~)
- 金額:2.5万円/月
- 商品:ニッセイ外国株式インデックスファンド
積立投資の運用成績:ニッセイ外国株式インデックスファンド
結果はご覧の通り。
20カ月×2.5万円=50万円を積立てた。
その結果評価額は600,011円也。
本当は+100,011円のところが評価益99,995円となっている。
信託報酬などコストが差し引かれた結果であろうか。
いずれにせよ20カ月間のパッシブ投資の運用成績は20%のリターンとなっている。
インデックス積立投資の運用成績:投資収益率
私は年始に一括で1年積み立て分の現金を入金している。
2.5万円×12=30万円だ。
収益率を計算する際には、この入金分も組み込んで計算したい。
60万円を入金し、20カ月積立てた結果は以下の通りとなる。
- 約60万円のインデックスファンド
- 約10万の現金
収益率は+16.67% (60万円が70万18円の評価になっている)
積立投資成績の源泉:ニッセイ外国株式インデックスとは
積立投資のニッセイ外国株式インデックスファンド組入れ比率
じつは今回はじめてファンドの中身を調べてみた。
この投資信託は、MSCIコクサイというインデックスに連動する商品である。
65%は米国株に割り当てられているわけだ。
- アメリカ株:64.9%
- イギリス株:7.2%
- フランス株:4.3%
- ドイツ株 :3.9%
- カナダ株 :3.9%
と続く。
日本は入っていないのですね。
日本円で生活する人にとっては、日本株以外に世界分散してくれるファンドは有用だと思う。
ニッセイ外国株式インデックスファンドがかつて個人投資家から人気があったという理由がようやく理解できた気がする。
インデックス投資の成績といっても、ほとんど米国株
こちらも初見。
ETFでいいんじゃないか?と思う気持ちがあるが、積立投資を可能としてくれるメリットが投資信託にはある。
- アップルAAPL:2.5%
- マイクロソフトMSFT:1.6%
- フェイスブックFB:1.2%
- アマゾンAMZN:1.2%
- J&J JNJ:1.0%
が組入れ上位5銘柄。
アルファベット(グーグル)は、A株とC株を合わせると1.7%の割合となりMSFTを抜いて第二位である。
株価指数に20年間積立投資をした場合のシュミレーション
積立投資の成績をみて、パッシブ投資を平行し続けていく
私名義の証券口座でもニッセイ外国株式インデックスファンドを積立投資している。
子供口座と共に個人名義口座でも積立投資を継続することにしたのであった。
今後もインデックスファンドの積立によるパッシブ投資を、少しずつ続けていこう。
つみたて投資はやめたら損だって言いますからね。
もちろんメインは米国株の配当成長ポートフォリオ。
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子供名義の証券口座は0歳から作れます
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