キャピタルゲイン派とインカムゲイン派に分かれる投資家
インカムゲインとは資産を保有しながらに得られる利益を指す。
- 株式の配当金
- 投資信託や債券などの分配金
- 不動産からの家賃収入
- FXでのスワップポイント
キャピタルゲインとは資産を売買することで得られる利益を指す。
- 株式の売買
- 投資信託や債券など
- 不動産の売却益
- FXでの取引利益
どちらに重きを置くのかによって、インカムゲイン派とキャピタルゲイン派の投資家に分けられる。
参考インカムゲインとキャピタルゲイン、株式投資に適するのはどっち?
インカムゲインが株式投資で大切な理由
株式投資においてインカムゲインが大切だと思う理由を3つ挙げてみる。
- どのような景気局面でもプラスリターン
- 長期投資の年金運用でエビデンス有
- 投資家をハッピーにする、幸せの鳥
人によってはキャピタルゲインで一気に儲けたいと思う人もいるでしょう。
また、株価指数に投資するインデックス積立投資もキャピタルゲイン狙いの一種。
インデックス投資は株式投資の王道。
なのでキャピタルゲイン派が主流だというのは疑いの余地はない。
それでもやっぱり実行率はどうかというと疑問が残る。
そんなときに個人投資家をサポートしてくれるのがインカムゲインなのだ。
長期投資をすることを経済的・精神的に助けれてくれるのが配当金などのインカムゲインだと言える。
インカムゲイン狙いがメインな不動産投資は、家賃は下落傾向
上図は平成17年=100とした共同住宅(ファミリータイプ)の賃料指数を示している。
バブル経済の時代を振り返ってみよう。
不動産投資はキャピタルゲイン、値上がり狙いが中心だった。
一方でいまの日本はどうか?
不動産価格の上昇を狙うにはエリアを絞らなくて難しい。
一般的には家賃収入、つまりはインカムゲインをメインとした不動産投資家が多いと推察する。
ところが、、、
賃貸住宅の家賃というのは右肩上がりになっているとは言い難い。
つまり不動産投資でインカムゲインを狙う場合には、家賃収入が年々上昇することは想定しにくい。
参考副業・兼業をしている人の割合と、副収入を得るための方法は?
インカムゲインだけではなく、投資で儲けるためにはトータルリターンが大切
投資をする以上は、お金を儲けることは目的のひとつ。
投資元本に対していくらのリターンがあるのかが分かりやすい指標。
不動産投資でも株式投資でもそんな概念が重要視されている。
- Cash on Cash Return (CCR)
- Return on Investment (ROI)
結局はトータルリターンが大切だっていうことですね。
インカムゲインでもキャピタルゲインでも、性格に合った投資スタンスを見つければいい
ここまでいろいろと見てきましたが、
- トータルリターン派
- キャピタルゲイン派
- インカムゲイン派
こんな感じにカテゴリーできるわけです。
でも最終的には投資は自己責任。
自分に合う投資手法を見つけて、それを実行していくことが求められるわけ。
そして長期間つづけることが出来るかどうかがカギとなる。
自分を見つめなおすとどうか?
私の場合は配当金、やっぱりインカムゲインを重視したい。
それが自分に合っていると思うから。
でもこれは万人にとって最適とは言えない。
だってひとそれぞれの投資目的や方法があるのですから。
ということで、早いうちに投資手法を確立しておくといいですね。
あなたの投資スタイルは、あなたの性格にマッチしていますか?
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