【配当金投資】アメリカ株の3つメリット

米国株投資では、配当戦略が存在する。

配当戦略をさらに分解すると

  • 高配当戦略
  • 配当成長戦略

に分けられる。

 

これらを含め、配当金狙いの米国株投資のメリットを紹介したい。

スポンサーリンク

米国株の高配当戦略は、市場平均をアウトパフォームしてきたメリットがある

引用:バンガード社

 

上グラフは、バンガード社作成の配当関連商品のリターン・リスク比較である。

世界株式をみるとMSCIワールドインデックスに比して高配当株は、リスクが同等でリターンが優れていた。

高配当戦略が有効である証左となる。

 

さらに米国株配当貴族指数に代表される配当成長株式では、さらにリスク・リターン比が良好であった。

すなわち配当成長戦略も、市場平均をアウトパフォームしてきた。

 

このように配当投資は優れたパフォーマンスを示している

配当金再投資が、リターン向上への鍵

引用:FARTFORDfounds

 

上図は1960年~2017年末までのS&P500のトータルリターンを、配当再投資の有無別に示している。

1960年12月に、10,000ドルを投資した場合のケーススタディだ。

 

配当再投資の優位性は一目瞭然。

米国株では配当再投資をすることにより、リターンが格段に上昇する。

 

配当戦略には、配当再投資がセットでついていることは忘れてはならない。

 

配当金再投資の有無別のリターン

  • あり:2,571,920ドル
  • なし:460,095ドル
スポンサーリンク

株価よりも配当金の方が先読みしやすい

S&P500の配当金支払い総額の推移

 

上図はS&P500の配当金支払い総額の推移を示している。

金融危機のあった2009年前後は、配当金が減額されている。

とはいえS&P500の配当金支払い額は、順調な右肩上がりであることが分かる。

 

株式投資のリターンは、キャピタルゲインとインカムリターンのふたつに分けられる。

どちらが将来のリターンを予想しやすいであろうか?

換言すれば将来の株価と配当金支払いのどっちが把握しやすいのか、ということ。

 

もちろん未来はだれにも分からない。

 

それでも株価予想よりは、配当金予測の方が当たる確率は高いのではないか。

配当戦略のメリットのひとつに、ある程度先読みしやすいという点が挙げられる。

スポンサーリンク

米国株の配当金投資は心理的サポートが大きい:下落相場でプロテクターとなりうる

 

上図は、1940年以降の各10年毎におけるS&P500のリターンを、キャピタルゲインとインカムリターン別に示している。

青色のキャピタルゲインは年代毎に大きな変動がみられる。

一方で配当金を中心としたインカムゲインは、いつも安定している。

 

とくに2000年においては配当金によるリターンが顕著であった。

2000年代の米国株市場は、ドットコムバブルおよびリーマンショックの二つの大暴落を経験している。

こうした厳しい相場環境であっても、配当金はリターンを提供してきた。

 

こうしたことから、配当金は株価下落相場においてプロテクターだといわれる。

たとえば、ジェレミー・シーゲル著作「株式投資の未来」では、配当金投資の有用性が説かれている。

 

下げ相場におけるプロテクターというのは、個人投資家にとって経済的だけではなく心理的な意味も含まれている。

すなわち配当金というキャッシュフローを得ていれば、株式の投げ売りをする可能性が下がるのだ。

 

米国株投資のリターンを得るためには、株式市場に居座り続けることが大切だと言われる。

だとすれば、狼狽売りは何としても避けたい。

安易な株式売却を防ぐ意味でも、配当金は下げ相場においてプロテクターの役割を果たす。

 

スポンサーリンク

まとめ:【配当金投資】アメリカ株の3つメリット

米国株による配当金戦略のメリットをあげると

  1. 優れたトータルリターンを提供してきた
  2. 先読みがしやすいメリットがある
  3. 下落相場では経済的にも心理的にもプロテクターとなりうる

 

もちろん配当金戦略にはデメリットだってある。

  • 政策金利に敏感であり、金利上昇局面ではアンダーパフォームしやすいこと
  • 資産形成に資金や時間を多く要すること

などなど。

 

メリットがデメリットを上回ると信じることが出来れば、米国株の配当金投資は継続しやすい方法だといえる。

ぜひあなたも一度、米国株の配当戦略を検討してみてはいかがですか?

 

関連記事の紹介

配当戦略は世界各国で人気のある投資法だ

米国株の配当金投資が人気な2つの理由と注意点
なぜ、米国株の高配当株投資は人気があるのか? 世界中の投資家から、配当株投資に視線が注がれている。 高配当利回り株が人気な理由として、以下の2つがあげられる。 各国の政策金利が下がり、債券利回りが低いこと 配...

 

米国株の高配当銘柄は簡単に見つけることができる。それが面倒ならETFがおすすめ

30秒で米国株の高配当銘柄をリサーチする方法 S&P10種編
米国株の高配当戦略にはいくつか方法があります。 たとえば、ダウの犬戦略が有名です。 NYダウ30種の中から、高配当利回りの銘柄に投資をする方法ですね。 一方でS&P500の構成銘柄の高配当株は、S&...

 

配当金投資の基本的な考え方

米国株の配当金投資、初心者ガイド
米国株の配当金投資に人気が集まりつつあります。 配当金投資は、株式投資初心者でもとっつきやすいからです。 さらにいえば 日本をはじめ世界各国での低金利政策による債券利回りの低下 米国株の配当金投資は、市場...

コメント

  1. こんばんは、御紹介いただきましたキュウゾウです。

    簡潔でいて、かつ的確な説明をしていただき恐縮です。
    いつものことながらはちどうきゅうどうさんの分かりやすい文章構成は見習いたいところで、それでいて内容に富んだブログなので色々と学ばせていただいております。
    勝手にリンクさせていただいた上に御紹介までいただき、誠にありがとうございます。
    今後も勝手にリンクを貼ってしまうことがあると思いますが、何卒よろしくお願い致します(笑)

    別件なのですが、当ブログに刺激を受けて昨日より私のブログでも相互リンクを始めました。
    もしよろしければ相互リンクをお願いできませんでしょうか?
    まだ相互リンク3件の貧相なブログですが、ご検討のほどよろしくお願い致します。

    • はちどうきゅうどう より:

      キュウゾウさん、
      コメントいただきありがとうございます。
      当ブログの”お気に入りブログ” → ”相互リンク” のところに米国株で夢の配当金生活 を表記させていただきました。
      貧相もなにも、米国株ブログにおいて著名なキュウゾウさんからお誘い頂きありがとうございます。
      リンク大歓迎ですw
      引き続きどうぞよろしくお願いします。

  2. はちどうきゅうどう様
    相互リンクご了承いただきありがとうございます!

    で、でかい・・・!!
    多謝です(笑)

    こちらも相互リンク設置させていただきましたので、よろしければ御確認下さい。
    今後ともよろしくお願いいたします。

    • はちどうきゅうどう より:

      キュウゾウさん、
      紹介文まで記載頂いており恐縮です。ありがとうございます。
      米国株投資の魅力がどんどん伝わっていくと良いですね。

      • はちどうきゅうどう より:

        キュウゾウさん、
        相互リンクのに掲載されている文字がめっちゃデカかったですね。
        ”見出し2” になってました
        いま気づきましたw  すいません。

        せっかくなのでしばらくこのままにしておきます。

        • はちどうきゅうどうさん、

          ありがとうございます、すごい存在感でした(笑)
          こちらとしてはありがたいのですが、見栄え上の問題もあると思いますので思い立ったらいつでも訂正してくださいね。