米国株の高配当銘柄である【MO】アルトリア・グループからの配当金を受け取りました
米国株の中でも高配当利回りで名高いタバコ株、【MO】アルトリア・グループから配当金を受け取りました。
2019年2Qの税引き後配当金は215.17ドル。
3か月に1度、配当金という名のお小遣いを受け取ることが出来るのでハッピーですね。
配当金を受け取ったついでに本記事では
- タバコセクターをPEST分析
- 【MO】アルトリア・グループの2019年第1四半期決算
- 株主として継続保有する理由
を記録していきます。
米国株の高配当銘柄【MO】のタバコセクターを簡便なPEST分析した結果は?
「PEST分析」のPESTとは、「Politics(政治)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術)」の4項目の頭文字を取ったものです。
PEST分析は経営戦略や事業戦略を考えていく上で役立つ代表的なフレームワーク。
なのでちょっと活用してみましょう。
それぞれ一つずつ簡易的にチェックしていきます。
PEST分析のP:政治、FDAがIQOS販売を承認しました
【MO】プレスリリースによれば、FDAは米国でIQOSの販売を承認しました。
タバコセクターには追い風です。
ただし一方でたばこには健康被害がつきもの。
ですからFDAがタバコに対して何かしらの規制をしく可能性はありますね。
当局の動向は常に注視しておかないといけません。
PEST分析のE:経済、米国内は好調な景気
米国全体の経済は絶好調です。
そして【MO】のビジネスは、米国内でおこなっている。
喫煙者数の減少を、価格上昇で補うビジネスモデルはまだ通用しそうです。
とはいえ、社会情勢的にタバコ株への逆風が強いことは確かですね。
PEST分析のS:社会、喫煙者数は減少傾向が続く
世界中で喫煙者数は減少しています。
健康に留意したり、そもそもタバコは投資対象としてNGなのですね。
つまりたばこ株は、ESG投資にカテゴライズされません。
こうした状況下で、タバコ会社は
- タバコ売上絶対数は減少傾向
- なので、たばこ売上の単価を引き上げる作戦を立てる
- もしくは、その他ビジネスへと展開をはかる
といった企業戦略をとっています。
【MO】に関しては、大麻ビジネスがどうなっていくのか注目したいですね。
PEST分析のT:技術、JUULによる電子タバコの爆発的人気
これまでタバコに関しては、新たな技術の導入は少なかったです。
そこに登場したのが新たな電子タバコのJUULです。
欧米のとくに若者世代に大人気のたばこ。
規制当局に守られているたばこ産業だったはずが、新規参入によってその地位が脅かされ始めました。
だからこそ、【MO】アルトリア・グループは、JUULへの出資に動いたのでしょう。
さて、続いては【MO】の決算動向をチェックしておきます。
米国株の高配当銘柄【MO】の決算情報 2019.1Q
売上高の推移(四半期毎)
2019年1Qの売上高状況は、可もなく不可もなしといったところですね。
株主としては、売上も利益も徐々に増加することが望ましいのですがここは目をつぶります。
営業利益の推移(四半期毎)
MOの営業利益は横ばいです。
2019年第一四半期では、2,278百万ドル(日本円で2,500億円程度)の利益を獲得しました。
EPQの推移(四半期毎)
EPQも営業利益同様に横ばいです。
配当金投資家としては、EPSを増やし、配当金も増やし続けてほしいと願っています。
高配当米国株【MO】のトータルリターン低下中だが、継続保有する3つの理由
株式投資のKPIを配当金に設定しているから
受取配当金をKPIにして投資をしています。
だとすると、高配当株の追加投資がKPI達成には近道となります。
なので、高配当利回りである【MO】は、適宜買い増し候補としています。
高配当米国株【MO】は、シーゲル銘柄であるから
米国株の高配当銘柄である【MO】は、ジェレミー・シーゲル教授が推算する長期トータルリターンのNo.1です。
こうしたシーゲル銘柄は、米国株ポートフォリオに組み込んでおきたい。
ということで、【MO】は継続保有ですね。
米国株の高配当戦略を信じているから
米国株には高配当戦略が存在します。
これら高配当戦略は、トータルリターンが良好であったというデータがある。
この結果が未来も同様となると仮定すれば、米国株高配当銘柄は保有しておいてよいと思います。
いずれにせよ、私は米国株投資の高配当戦略を信じています。
なので【MO】は継続保有していきます。
米国株の高配当銘柄【MO】の決算情報 2019.1Qを見て、どのような投資行動をとるのか?
マイポートフォリオに、【MO】を比較的大きな割合で保有しています。
いまのところ、【MO】売却は予定していません。
ですから米国株の高配当銘柄は、継続保有とし、あわよくば買い増し対象として考えていきます。
以上、高配当銘柄の【MO】アルトリア・グループからの配当金 2019.2Q でした。
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