連続増配年の定義 実は毎年増配しなくても良い

アメリカ企業には数多くの連続増配銘柄が存在しており、50年以上増配を続ける配当王(Dividend King)、25年以上の増配を継続する配当貴族(Dividend Aristocrats)という呼称すらあります。

 

ここでのキーワードは、”連続増配”

 

連続増配とは増配を毎年繰り返していること

 

と、思いがちであるが実は毎年増配がなされていなくても、連続増配とは達成可能なのです。

 

なぜならば年間の1株当たりの配当金が前年より増加していれば、連続増配といえるからです。

 

具体例を用いて紹介していきましょう。

 

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連続増配とは毎年配当金を上げなくてもよい

以下のケースを考えてみよう。

 

 1Q2Q3Q4Q合計
基準11114
2年目111.11.14.2
3年目1.11.11.11.14.4
4年目1.11.11.21.24.6
5年目1.21.21.21.24.8

まずは緑背景をご覧いただきたい。これは増配した場面。

 

続いて合計の数値に目を向ける。 

配当金合計/年は常に上昇している。

 

シンプルにすると

  • 増配 :2回
  • 増配年:4年

 

え”~!

 

詐欺ではないか?

 

だがこれは嘘でもマジックでもないのです。

まぎれもない事実であり、公然と認められている事実。

 

このような例をまさに具現化している銘柄があります。

それはあなたもご存知かもしれないアメリカ企業。

 

エネルギーセクターの雄。

 

その名は

シェブロン【CVX】

 

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連続増配年とは?:シェブロン【CVX】の配当金を例に

シェブロンは、ダウ30構成銘柄であり、3・6・9・12月の配当支払いをしています。

おまけにS&P500配当貴族インデックス構成の50企業に属しており、世界有数の超優良企業です。

 

その四半期毎の配当金/1株の推移がこちら↓

?西暦3月6月9月12月合計
201411.071.071.074.21
20151.071.071.071.074.28
20161.071.071.071.084.29

 

よーくご覧いただきたい。

 

2014年5月~2016年8月まで、1.07ドル/四半期の支払いが続いています。

つまり10四半期、2.5年にわたり1.07ドル/Qの配当金が継続されていたのです。

 

にも関わらず連続増配/年は途切れていない。

 

そして配当貴族としての面目を保っています。

 

このように毎年増配しなくても連続増配記録は維持できるし、配当貴族の権利も保持可能なのです。

 

参考 配当貴族な50銘柄

 

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連続増配とは何なのか?

米国企業は株主還元に積極的であり、株主もそれを求めています。

目に見える形の方法が配当であり、各企業のCEOはそれを継続する事を当たり前だと考えているわけです。

こうしてみると”連続増配”を保持する事は重要

 

今回のシェブロンの例のように、首の皮一枚繋がって前例踏襲をしている企業は多数あります。

いかなる局面においても連続増配を続けていく企業意志を示すことは、株主にとっても需要度は高いのです。

こちらから応援したくもなる。

 

ともなればリターンは高くなると推測される。

 

配当という名のフローは経年的に大きくなり、ストックであるキャピタルゲインも狙えます。

配当貴族や配当王の称号は伊達ではないのです。

 

やはり私はアメリカ株の連続増配銘柄が好きだ。

 

参考配当王リスト 50年連続増配銘柄

参考 25年連続増配の108銘柄

 

コメント

  1. `qw より:

    謎が1つ解けました!!素晴らしい記事ありがとうございます。

    しかし米国株の株主還元への積極性は素晴らしいですね。
    内部留保をしまくって株主どころか従業員へも還元しない日本企業は・・・

    • はちどうきゅうどう より:

      qwさん、
      謎の解決に貢献できてよかったです。
      今後ともよろしくお願いします。

  2. より:

    なるほどです?。確かに、CVXに関しては不可解でした。参考になりました。

    • はちどうきゅうどう より:

      ブロガー伴さん、
      こちらのブログにまでコメントありがとうございます。
      CVXは今回の四半期で増配するか否かが、連続増配銘柄生き残りの分かれ目でしたからね。
      タコ配ですし、苦渋の決断だったのだろうと推測します。

  3. […] 連続増配年の定義 実は毎年増配しなくても良いアメリカ企業には数多くの連続増配銘柄が存在しており、50年以上増配を続ける配当王(Dividend King)、25年以上の増配を継続する配当貴族(Dividend Aristocrats)という呼称すらある。ここでのキーワードは、”連続増america-kabu.com […]