資産運用や投資をゲーム感覚で実施できれば、楽しみながら継続できるメリットが生まれます。
投資とゲームの類似点には、ゴール設定、ルール内での行動、活動へのフィードバックがある、自ら動く必要がある、勝ったり斬新な切り口は楽しいという点が挙げられます。
似通った点を生かし、ゲーム感覚で資産形成を楽しむことができれば、投資の普及につながるでしょう。
そこで本記事では
- 資産運用とゲームの共通点
- 投資をゲーム感覚で楽しむ条件
を探っていきます。
資産運用や投資とゲーム感覚の共通点
資産運用とゲームには、共通点が驚くほど多いのですよ。
- ゴールがある
- ルールがある
- フィードバックがある
- 自発的な参加である
- 勝てる
- 斬新である
1つずつ確認していきましょう。
ゲームの条件;ゴール設定
- ゴールが明確
- ルールがある
- フィードバックがある
- 自発的な参加である
これらは、ゲームのことを指していると思えばゲームのことを言っているように見えます。
しかし「資産運用で大切な4つのポイント」といわれても、頷けるのではないでしょうか。
投資もゲームも、本質は同じところにあるのかもしれません。
楽しいゲームの条件
ゲームといっても、クソゲーだって同じゲームです。
楽しいゲームとクソゲーを同列に扱ってはいけません。
ですからゲームの中でも、楽しいゲームの条件を確認しました。
- 勝てること
- 斬新であること
- 目標が明確であること
- フィードバックがあること
ここで大切な項目が出てきました。
勝てること!
投資でもゲームでも、楽しいという感情を引き出す条件には、勝てることが挙げられます。
負けたら悔しいですし面白くありませんからね。
ですから資産運用をゲーム感覚で楽しむためには、勝つ方法を選ぶことが大切です。
資産運用をゲーム感覚で楽しむ方法
投資と楽しいゲームの共通点は理解できました。
あとは資産運用×ゲーム感覚を掛け合わせて、楽しむ方法を抽出します。
- 運用目的を決める
- 投資ルールを設定する
- 1年に1度は投資成績をチェックする
- 投資家は自己責任であると理解する
- 勝てる投資が見つからなかったら、負けない投資を選ぶ
- サテライト投資で、未体験な運用方法を試してみる
いくつか例をみていきましょう。
なぜ資産運用をするのか、目的やゴールを明確にしておく
投資をゲーム感覚で楽しむためには、ゴール設定が必要です。
いつまでに、いくらにしたいのか等。
しかし投資の目的をもっていない投資家は、12.6%もいます。
投資家の8人に1人は、なぜ投資をしているのか答えられないのです。
これでは資産運用をゲーム感覚で楽しむことはできません。
エンディングがないゲームは、面白くありませんから。
投資を楽しんで継続したいのなら、運用目的とゴールは設定しておきましょう。
投資のルールを理解し、自らにも条件を課す
自由で制限のない世界は魅力的に思えます。
ところがある程度の制約がある方が効率的ですし、楽しい気持ちを引き出すのです。
ドラクエを始めたばかりのレベル1の勇者が、最初から王者の剣を持っていたら全く面白くありません。
投資の世界にもルールが存在しますので、まずは理解に努めましょう。
そして投資家自身にも、投資ルールを設定するのです。
守備範囲を決めることで、投資がゲーム化されます。
勝てる投資を探すか、負けにくい投資を選ぶ
勝てる投資には何があるでしょうか?
安く買って、高く売れれば儲かります。
しかし例えば株式投資では、タイミング投資は難しいと言われますし、アクティブファンドはパッシブ投資に劣後します。
資産運用とは、勝つ投資を探し続ける旅。
もし勝てる投資が見つからなかったら、負けにくい投資でしのいでいくこともまたゲームの醍醐味といえます。
サテライト投資で、斬新なアイデアを試してみる
斬新なアイデアは、楽しいゲーム感覚に必要不可欠です。
ここで斬新を未知と置き換えてみましょう。
すると未経験の運用方法にチャレンジすることが、投資をゲーム感覚で楽しむことにつながります。
ただし未知の方法を運用の中心に据えるのは好ましくない。
ですからサテライト投資で、斬新な未知の運用方法を試してみるのです。
これで投資をゲーム感覚で楽しむことができます。
このように、資産運用とゲームには似通った部分が多くみられます。
ゲームで遊ぶように、投資だって楽しみながら継続していったっていいですよね。
そのためには、楽しむための条件を抑えておきましょう。
資産運用をゲーム感覚で楽しむための6つの条件
- 運用目的を決める
- 投資ルールを設定する
- 1年に1度は投資成績をチェックする
- 投資家は自己責任であると理解する
- 勝てる投資が見つからなかったら、負けない投資を選ぶ
- サテライト投資で、未体験な運用方法を試してみる
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