米国株の下落率、年次平均はマイナス13.8%

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米国株市場は基本的に右肩上がり。

ですから米国株投資は負けにくいといえます。

 

ところが毎日の株価が右肩上がりなわけではありません。

 

一年間で区切ってみると、株価が大きく下落する時期だってあるのです。

2018年でみれば2月に10%の株価下落がありました。

 

そういった株価が下がったときにだけ投資ができれば、将来リターンは大きくなる。

しかしながらそれが難しいから、ドルコスト平均法が一般化しているのでしょう。

 

本記事では米国株市場(S&P500)の

  • 年次最大下落率

について考えていきます。

 

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米国株の株価下落率(年次)、平均は13.8%

各年のS&P`500リターンと年次最大下落率、引用:Guide to the market

各年のS&P500リターンと年次最大下落率、引用:Guide to the market

>>米国株投資におすすめな情報源を紹介

 

上図は1980年以来の、S&P500リターンと年次最大下落率を示しています。

  • グレー棒グラフ:年次リターン
  • 赤い点:年次最大下落率

 

赤い点が0以上になっている年はありません。

つまり、いずれの年においても年初より株価が下がる事があったということ。

 

歴史上稀に見る凪の株価上昇相場であった2017年でさえ、一年の始値より株価が下回った日が存在したのです。

 

一方の年次リターンではどうでしょうか?

 

直近38年間のうち、29回はトータルリターンがプラスになっています。

勝率にして、76.3%

 

ここにS&P500の強さ、米国株市場への投資メリットがあります。

株式投資を長期間続ければ、お金持ちになれる国がアメリカなわけです。

 

S&P500の年次リターンと最大株価下落率

西暦年間リターン年次最大下落率
1980年16%-17%
1981年-10%-18%
1982年15%-17%
1983年17%7%
1984年1%-13%
1985年26%-8%
1986年15%-9%
1987年2%-34%
1988年12%-8%
1989年27%-8%
1990年-7%-20%
1991年26%-6%
1992年4%-6%
1993年7%-5%
1994年-2%-9%
1995年34%-3%
1996年20%-8%
1997年31%-11%
1998年27%-19%
1999年20%-12%
2000年-10%-17%
2001年-13%-30%
2002年-23%-34%
2003年26%-14%
2004年9%-8%
2005年3%-7%
2006年14%-8%
2007年4%-10%
2008年-38%-49%
2009年23%-28%
2010年13%-16%
2011年0%-19%
2012年13%-10%
2013年30%-6%
2014年11%-7%
2015年-1%-12%
2016年10%-11%
2017年19%-3%
2018年???-10%

 

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米国株投資のメリット:株価下落してもその後に上昇してきた歴史がある

米国株投資は負けにくいといわれます。

世界経済が発展し、株価も上昇する、と仮定した場合にはとくに。

 

なにせ経済の中心はアメリカですし、株式市場の中心も米国です。

 

過去のS&P500の歴史をみれば、安心感があります。

もし少しぐらい評価損があったとしても、長期投資をするとプラスとなる結果がでているのです。

 

過去38年の内、

  • 29回は年次リターンがプラス
  • 38回全てで、年初来マイナスとなる時期があった
  • 年次最大下落率の平均は13.8%

 

ですから年初来でもしマイナス10%程度となっても、気楽に構えていてよいと思います。

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米国株の下落率、年次平均が-13.8%だと知ってどうするか?

タイミング投資が巧みな人ならば、株価下落時にうまく拾えるかもしれません。

アクティブ投資の醍醐味。

 

そのような投資の才能がない、もしくは労力を割けない・割きたくない場合にはどうするか?

 

ドルコスト平均法による、入金投資が良さそう。

追加して、私は投資方針通りに四半期毎に50万円を追加投資をする。

>>投資方針書を公開 ~アメリカ株編~【2017年版】

 

とりあえずこれまで通り3つの証券口座を活用して、米国株投資を続けていきます。

 

以上、米国株の下落率、年次平均はマイナス13.8% でした。

 

もし底値で買えた場合は?その際のリターンを計算したのがこちら。

>>米国株が下落した時、底値で拾い続けた時のリターンは年率何%か?

 

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