日本はあと25年で後進国の仲間入りをすると言われています。
もし日本が後進国化しなければ、国民はそれでハッピー。
だが本当に日本が後進国化した際のリスクは想定しておきたいです。
今回は、日本が後進国化するリスクを回避する方法を考えていきます。
結論としては、米国株投資がいいね、というお話しです。
日本が後進国化している2つの理由
残念ながら日本が後進国化されているといわれています。
なぜ後進国化しているのか、その主な理由を2つ紹介します。
名目GDPシェアの推移は低下の一途、これは後進国化しているといえる
そもそも日本は一人当たりのGDPはそれほど高くありません。
それを人口の多さでカバーしてきました。
ところが一人当たりの生産性向上は見られないですし、人口が減るのはもはや受け入れるしかありません。
するとGDPが経時的に減少するのは必然。
2040年には全世界のわずか2.8%のGDPにまで落ちるとの推計すらあります。
もはや日本の後進国化はリスクであるというよりは、必然といってもよいです。
このような後進国化するリスクのある日本に住み、その可能性を知ったからには何らかの対策をうっておきたいです。
後進国化する日本に住むリスクをヘッジする方法の一つがアメリカ株投資であると私は思っています。
人口動態総覧の年次推移の低下ぶりをみると、日本は後進国化していると感じる
厚生労働省より
厚生労働省は、国内で2016年に生まれた日本人の子どもは98万1千人の見込みと発表しました。
統計を取り始めた1899年以降、出生数は初めて100万人を下回わったのです。
推計値は以下の通り。
- 出生数 出生数は 98 万 1000 人
- 死亡数 死亡数は 129 万 6000 人
- 自然増減数 自然増減数は△31 万 5000 人
- 婚姻件数 婚姻件数は 62 万 1000 組
- 離婚件数 離婚件数は 21 万 7000 組
主な死因の死亡数
- 第1位悪性新生物 37 万 4000 人
- 第2位心疾患 19 万 3000 人
- 第3位肺炎 11 万 4000 人
- 第4位脳血管疾患 10 万 7000 人
人口が減るのですから、後進国化リスク回避には一人当たりの生産性向上が必要となります。
日本国はその打ち手を考え実施している最中です。
しかしながら国に任せきりでは現代社会を豊かに生き延びることは困難な状況ですね。
したがって個々人が日本の後進国化リスクへの対策をとるのが良いです。
リスクに気がついたからには、将来に向けて対応策を考え実行していきましょう。
日本が後進国の仲間入りするリスクと対応策
安全で綺麗な国、日本に生まれたからには日本の発展を願わないはずはありません。
しかしどれだけ1人1人の日本人が頑張っても、これだけ出生数が減ってきてしまっては発展し続けるのはかなりキツイと言わざるを得ない。
就業年齢人口がますます減っており、それは今後も減り続ける事が分かっているからです。
簡単に言えば、「老人は増える、就業者は減っていくのが日本」
たとえば水泳大会で周りはみんな水着なのに一人だけ服を着てポケットにはたくさんの砂が入って泳いでいるような状況です。
このような日本の後進国リスクを知ったからには、対策を考えておかなくてはいけません。
私の場合には、円→ドル に資産を変更し、マネックス証券で米国株連続増配銘柄へ投資をしています。
日本に住み、日本円で収入を得て、日本で支出しているので、投資は米国市場に寄せるのが良いと考えているからです。
言葉は悪いですが、アメリカ株投資は私にとって、日本と一緒に沈没するリスクを回避する方法だといえます。
日本が後進国になろうとも、ハッピーになれる方法はある
藤野英人著投資家が「お金」よりも大切にしていること の結びにとても良い言葉が記載されていました。
モノクロのレンズを捨てよう。世界はもともとカラフルなところなのだから
もしあなたが、日本の未来、そして自分の将来にあまり希望が持てないのだとしたその原因がどこにあるか、一度冷静に考えてみてほしいと思います。
漠然とした閉塞感の正体は「ネガティブメッセージに毒されているだけ」という可能性があるからです。
投資家とは、お金や仕事や、会社や社会のことを奥行きのある物として見る事が出来る人のことを言うのではないでしょうか。
日本の未来が暗いという人は、あなた自身が日本の未来を暗くしているのです。
自分の将来を悲観的に感じている人は、あなた自身が自分の事を信じていないのです。
日本が後進国化するリスクを回避する方法が、米国株投資
日本のGPDは、シェアをみるとその地位をどんどん下げていると分かります
2040年にはシェア2.8%となり、後進国の仲間入りすると言われています。
そして日本の出生数は年々減少しているのです。
さらに将来の人口は減り、高齢化がさらに加速する事が予想されています。
これまでのように日本が発展し続けるのは困難だと思われます。
この場合、日本が後進国化するリスクを想定しておく必要があるのです。
だが悲観する前に考えてほしい。
本当に日本の未来は暗いのか?と。
実はネガティブメッセージに毒されているだけなのかもしれないのです。
過去・現在の事実から導き出される未来予測を自分自身の目で確かめて考える事が必要となります。
私の場合、日本在住であるし日本で働いています。
本当に日本に悲観的ならば、子供の未来を考えて海外脱出を考えるはずです。
しなしながら日本の将来は暗そうだ、という予想はしているものの日本脱出までには至っていません。
日本という国に希望を持っているのかもしれません。
それでも日本が後進国化するリスクを認知し、対応策を実施します。
そのうえで、どこまでリスク許容できるのかを考えます。
私の場合、米国株投資を実施することでリスク回避は個人的にできそうです。
なのでこれからもアメリカ株投資を続けていきます。
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