貯金と株式投資、お金持ちへの近道はどっち?

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貯金と投資、どちらが資産形成・お金持ちに近道なのか?

株式投資と貯金の比較をしてみたい。

結論をいえば、どっちという選択肢は無く、株式投資で決まりなのだ。

貯金好きな日本人

日本人の家計を見ると、現金・貯金の割合が欧米に比べて高い。

家計に占める預貯金の割合は 日本 52.4%、米国 13.8%、EU 34.4%となっているのだ。

緑:現金・預金  橙:株式・出資金・投資信託

160709 financial

資金循環の日米欧比較 ? 日本銀行より改編

  • 貯金があればいいでしょ!
  • わざわざリスクをとって投資をする必要なんてないでしょ!

その気持ち、よく分かる。

だが本当に貯金でよいのだろうか?

いちど見直してみてみよう。

インフレという、ある種の物価上昇はいつの時代もあるからだ。

例えば、物価上昇率 2%が30年間続くと、価格は約2倍になる。

  1985年 2015年 上昇率
国立大
年間授業料
250,941円 537,857円? 2.1倍
タバコ代 200円 410円 2.05倍

この値段は日本の実際の数値である。

こうなると、預貯金だけでの対応に疑問が生まれる。

すると株式投資という選択肢が思い浮かぶ。

1801年に 1ドル投資したら?

ジェレミー・シーゲルによって、米国で検証がされている。

名目トータルリターン

  1801年 2006年
株式 1ドル 1,270万ドル
長期債 1ドル 1万8235ドル
短期債 1ドル 5,061ドル
1ドル 32.84ドル
物価指数 1ドル 16.84ドル

?株式投資 第4版より

ご覧のように株式投資は世代をまたいで1ドルを何百万ドルにも増やす力を持っている。

辛抱強さ、という才能さえ備えていれば誰でもお金持ちになれる。

ここでより注目すべきなのは、物価上昇によって目減りした分を差し引いた後のリターン

金融資産の価値、実質トータルリターンである。

実質トータルリターン

  1801年 2006年
株式 1ドル 75万5163ドル
長期債 1ドル 1083ドル
短期債 1ドル 301ドル
1ドル 1.95ドル
預金 1ドル 0.06ドル

?株式投資 第4版より

どうです?

貯金より株式の方がいいと感じませんか?

これをグラフにすると、

株式投資の圧倒的な独り勝ち。

債券や金、そして貯金でお金をためておこう なんて思わないですよね。

肝心の「貯金」が分かりにくいので、対数グラフにすると以下の通り。

リスクが無いと思っていた「貯金」は、200年という長期スパンで見ると金融資産の価値がマイナスとなっている。

200年という長期間での検証ではあるが、

実質リターンは、株式投資 >預貯金 

となる。

だが忘れてはいけない。

これは米国における検証であるという事を。

アメリカでは上述のような研究結果があり、株式投資の長期リターンが可視化されている。

このようなデータがあるために、アメリカ人は米国株を積極的に購入しているのだろう。

金融庁が株式投資を推奨し始めた

先日、積立NISAの個人向け説明会に参加する機会があった。

積立NISAは「株を買う」という行為を普及させる第一歩という位置付けを担っている。

将来の家計金融資産形成を助ける手段である株式投資を、広く国民に普及する為だ。

このように我が国は株式投資を個人に対して推奨し始めている。

まとめ、

家計に占める預貯金の割合は、

  • 日本?52.4%
  • 米国 13.8%
  • EU? ?34.4%

である。

すなわち、日本の預貯金割合は他国に比較して高い。

1801年に1ドルを貯金した場合、2006年にはその金融資産価値が 0.06ドルと大きく減少する事が示された。

一方の株式投資では75万5163ドルとなり、億万長者の仲間入りが可能となる事が分かった。

これらの事より、株式投資で誰でもお金持ちになれる事が示唆される。

また、自分の資産を守るためには預貯金では不十分であると気づかされる。

ただし今回の検証は日本を対象したものでは無く、米国におけるデータである事は頭に入れておく必要がある。

尚、日本においては金融庁が株式投資の普及を狙った制度設計をしている。

終わりに、

貯金ではダメ、株式投資がお金持ちへの近道である。

ここで言う株式投資とは、アメリカ株を中心としたものを指す。

ただし、日本在住者にも株式投資が求められている。

あなたは、貯金と株式投資、お金持ちへの近道はどっちだと思いますか?

See you!

詳しくは→株式投資 第4版

参考 家計の株式割合は、日本:14.4%、米国:45.7%、EU:25.9%

参考 金融庁の個人向け説明会に参加、積立NISAは株式投資普及の第一歩

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コメント

  1. 正武 より:

    こんばんは。

    本当に現金の実質価値の変動については
    多くの人たちに実際のところを知ってもらいたいですね。

    ともかく少なくとも投資益で物価上昇と増税に勝ちたいものです。

    • はちどうきゅうどう より:

      正武さん、
      こんばんは。
      日本においては現金や預貯金でも十分に対応できていた時代があったのですよね。
      その過去の出来事があまりにも多くの人に広まりすぎているのかもしれません。
      金融庁が株式投資を推奨しはじめている位ですから。
      正武さんのおっしゃるように最低限、投資益で物価上昇と増税には勝ちたいですね。