ひとは誰だって幸せ、ハッピーになりたいと願っているはずです。
だからこそ
- ブータンが幸福度No.1の国だとか
- 日本は先進国だか心は豊かになれない貧しい国だとか
- どうしたら幸せになれるのかといった
ニュースが気になりますね。
そもそも幸福度調査は、どのような項目でされているのでしょうか。
他人から、幸福度ランキングをつけられるなんて、余計なお世話だと感じますからね。
そこで本記事ではどの国が幸せなのか、国別の世界幸福度ランキングを参考に
- 幸福度ランキングで日本は何位か?
- 世界幸福度ランキングの項目とは
- 幸福度を上げる方法
について紹介していきます。
国別の世界幸福度ランキング;日本は51位
国連が国別の世界幸福度ランキング 2017を発表しました。
調査対象は、155か国です。
- 1位 :ノルウェー
- 2位 :デンマーク
- 3位 :アイスランド
- 14位 :米国
- 16位 :ドイツ
- 19位 :イギリス
- 49位 :ロシア
- 51位 :日本
- 79位 :中国
- 155位:中央アフリカ
日本は先進国といわれます。
しかしながら日本人の幸福度は高いと言えない様子です。
あくまでも国連の幸福度調査結果。
ひとつだけのデータソースです。
ですからこの幸福度ランキングだけをもって、国民の幸せ度を決定づけるわけにはいきません。
たとえば、幸福度ランキングトップといわれるブータンは国連の調査結果には反映されていませんから。
とはいえ、幸福度調査の項目は気になりますね。
幸せになる方法のヒントとなるかもしれませんから。
幸福度調査は、6つの項目から成り立っている
- 実質国内総生産(GDP)
- 健康
- 頼れる家族・友人
- 人生を選択できる自由
- 他者への寛容さ(例えば寄付)
- 腐敗・汚職のない社会
幸福度調査の項目は、英語で注釈がたくさんついています。
上記は、独断と偏見により超意訳した項目
それでもこれら6項目が幸福度を作っているのだと理解できます。
幸福度調査の項目がわかれてしめたもの。
幸せとは何たるかが分かったも同然です。
ここからは、幸せへ近づくために1項目ずつ簡単に私見を述べていきます。
1.実質国内総生産(GDP)が高ければ幸せになりやすい
GDPは幸福度を構成する重要項目です。
国連による世界幸福度ランキング項目の筆頭に挙げられています。
換言すれば、国がもつ経済力は国民の幸福度向上に寄与するのです。
個々人でもある程度のお金があった方が幸せを感じるでしょう。
お金は大切なのですね。
ここで日本の経済に目を移してみます。
日本経済はその成長に陰りが見えているのは否めません。
しかしまだまだ経済大国であることには変わりなし。
だとすれば、日本人は幸福度をもっと感じることができるはずです。
たとえば、日本では衣・食・住はある程度保障されているのですから。
ハッピーだと言いたいですね。
もちろん経済力やお金だけが幸福につながるわけではありません。
例えば経済状況が芳しくない国
PIIGSと皮肉を込められて比喩される国々の幸福度ランキングを見てみましょう。
- P(ポルトガル) :89位
- I(イタリア) :48位
- I(アイルランド):15位
- G(ギリシア) :87位
- S(スペイン) :34位
経済力が日本より劣っていたとしても、幸福度は日本の51位と同レベルの国があります。
ですからGDPだけが幸福度に寄与するとは言えないわけです。
2.健康であれば、幸福度は上がりやすい
世界に冠たる長寿大国、ニッポン。
健康であれば幸福度ランキングは上がりやすいです。
ですから幸せになろうと思ったら、健康寿命に気をつけたい。
健康というのは、かけがえの資産。
幸せを感じるためには、いまある自身の身体を大事にしながら、将来にわたり付き合っていくことが重要だと思います。
3.人間関係~頼れる友人・家族がいれば、幸せを感じやすい~
”頼れる” の解釈 と共に、”友人・家族”の有無 によっても状況が異なります。
ならばいっそのこと、友人・家族がいるならば大事にする という事でOK。
諺をかりれば、
- 遠くの親戚より近くの他人
- 血は水よりも濃い
これ重要。
良好な人間関係を築けばそれは即ち豊かな人生となります。
出会えた友人や家族、自分と関連する人との関係は大事にしていきたいですね。
幸福度とは自分ひとりだけで得られるものではないのです。
他人との人間関係も幸せを構築する重要項目なのです。
4.人生を選択できる自由があることが、幸せに繋がりやすい
いまの日本は恵まれた国だといえます。
人生を選択できる自由は自分自身にあると思えるのですから。
そうでないと、人生と呼べない。
こう考えるとき、思い出す二つの言葉があります。
一度きりの人生だから
当り砕け散ったかけら達
抱きしめ今夜は眠ろう
SMAP, 俺たちに明日はある より
私は17歳のときに「毎日をそれが人生最後の一日だと思って生きれば、その通りになる」という言葉にどこかで出合ったのです。
それは印象に残る言葉で、その日を境に33年間、私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしているのです。
「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」と。
「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです。
スティーブ・ジョブズ stay hungry, stay foolishより
アップルの創始者、スティーブ・ジョブズのように毎日問いかけ、行動するのは難しいかもしれません。
それでも、意識し続ける事はできるはず。
たった一度の人生、
あなたの人生はあなたのもの、私の人生は私のもの。
この考え方、忘れるべからず。
5.他者への寛容さ(例えば寄付)は、幸せを引き付けやすい
日本はこの部分は、やや劣っているかもしません。
数値的に言えば、寄付額。
日本の寄付額は米国の100分の1とも言われています。
所得の再分配という考え方、寄付をしやすい環境が整っていないのでしょう。
また、”暗黙知” といった言葉が、良くも悪くも日本には存在します。
多様性を認めにくい、他者が異なる存在であることを受け入れがたい雰囲気はたしかにあります。
しかし
- みんな違ってみんな良い、
- 他者に寛容であること
は幸福度を構成する項目なのです。
であるとすれば、寛容性を意識する事は、日本で幸福度をあげるKeyとなります。
6.腐敗・汚職のない社会は幸せ向上の第一歩
昔に比べて、個々人の悪い所業はやりずらくなっています。
とはいえ、大きな会社ですら不正会計をしてしまうのも確か。
本音と建て前といわれるほど。
それでも他国に比べて、性善説がまかり通っているのが日本だと思います。
窮屈な制度ばかりではなく遊びの部分も必要でしょう。
しかし善悪はある程度区別しておきたいです。
汚職や腐敗は勘弁してほしい。
幸福度を高めるヒントがみえてきましたね。
幸福度をあげる方法は、調査の6項目をみればわかる
- 実質国内総生産(GDP)
- 健康
- 頼れる家族・友人
- 人生を選択できる自由
- 他者への寛容さ(例えば寄付)
- 腐敗・汚職のない社会
幸福度を構成する項目が明らかとなりました。
この項目の中から、優先度の高いもの、自分の力で影響が可能なものを抽出し、意識して上げていけばよいのです。
国連は国別の幸福度をランキングしています。
しかし一方で個人では自分で幸せをつかみにいく必要があるのです。
幸福度を上げる方法を考えた結果
では私の場合、どのように幸福度を上げていきますかね。
国連の幸福度判断項目からは下記をチョイスます。
- 家族・健康・お金
- 自分で人生を選択するという意志
- そして、他者および自分への寛容さ
山あり谷ありは承知の上。
それでも人生の豊かさを求め、幸せを求めて日々前を向いて歩いていきたいです。
あなたにとって、幸せとは何ですか?
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