つみたてNISAの成績;トータルリターンは+2.9%(積立投資期間16カ月)
ファンド名 | 買付金額 | 評価損益 | リターン% |
iFree S&P500インデックス | 128,000 | 9,319 | 7.3% |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 128,000 | 5,371 | 4.2% |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 128,000 | 5,264 | 4.1% |
ひふみプラス | 128,000 | -4,990 | -3.9% |
合計 | 512,000 | 14,964 | 2.9% |
つみたてNISAで投資信託の積立投資を始めてから、16カ月が経過した。
トータルリターンは
+2.9%
投資成績としてみればたいしたことは無い。
それでも損はしていないだけマシとしておく。
金融庁はつみたてNISAを通し、日本国民に株式投資の普及を促している。
課題として、株式投資による成功体験の共有が不足していることが挙げられている。
したがい長期・積立・分散投資推しの投資家ならば、つみたてNISAの実績公開をすることが良かろう。
ということで、つみたてNISAにおける投資体験・成績を共有したい。
尚、成功体験とは言えない収益であることは言及禁止。
つみたてNISA;対象商品の運用成績を比べた結果、思う3つのこと
- 積立投資は続けることで報われそう
- 投資信託の積立切り替えはメンドクサイ
- 資産分散は予想以上に効果抜群
株価急落があっても長期停滞が無い限りは積立投資継続することがおすすめ
上グラフは2018年末における、つみたてNISAのトータルリターンを示している。
いずれの投資信託もマイナスの投資成績に沈んでいた。
とはいえ、それからわずか3カ月で、プラス収益へ転換した。
この現象は、長期投資においてまま見られる。
つまり長期・分散・積立投資は、時間軸を長くすればするほど負ける確率が極めて低くなるのだ。
つみたてNISAはこの事実を参照し、長期・分散・積立投資をおすすめしている。
したがい、つみたてNISAを選択したら株価暴落時でも投資継続が正攻法となる。
だから資産形成期の個人投資家は、つみたてNISAを選択したら継続投資をすることが吉。
投資信託の積立変更はメンドウなので、米国株S&P500はiFreeのままにしておく
投資信託の積立変更は手間がかかるから実施しないことにした。
米国株価指数S&P500連動ファンドは、iFreeS&P500よりも、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の方が人気が高いし、手数料は安い。
よって積立投資対象を変更した方が投資成績の向上につながると思われる。
しかし私はその手間を割かない。
だってメンドウだから。
そもそも、つみたてNISAは手間暇かけない投資をうたっている。
そしてiFreeS&P500への投資金額は、自己資産の割合からすれば小さいものだ。
したがいiFree S&P500 → eMAXIS Slim米国株式への乗換はしない。
つみたてNISAの投資成績に、大きな影響はないでしょう。
なのでこのまま4ファンドの積立投資を継続していく。
- iFree S&P500インデックス
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- ひふみプラス
正直に言うと心の中では、iFree S&P500 が信託報酬を引き下げしてくれることを期待している。
資産分散は、やはりバランスが良い
ファンド名 | 2019年1月 | 2019年4月 | 差 |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | -4.4% | 4.1% | 8.5% |
ひふみプラス | -17.7% | -3.9% | 13.8% |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | -10.2% | 4.2% | 14.4% |
iFree S&P500インデックス | -7.9% | 7.3% | 15.2% |
適切な資産配分は、評価価格の変動幅を小さくしながらもリターンを得ることができる。
投資収益の9割以上が、アセットアロケーション由来であると言われるほどだ。
投資成績の向上には、資産配分比率への意識を高めることがよいとされる。
上表は、2019年1月(株価急落直後)と、4月の投資収益の差を示している。
ご覧のように、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の変動幅が少ない。
さらに2019年4月時点でのリターンが良好である。
このことは、分散投資の効用といえる。
理論上でも経験上でも、アセットアロケーションを最優先で考えることは大切だと感じる。
つみたてNISAの運用成績を比べた結果、今後はどうするか?
- 積立投資は続けることで報われそう
- 投資信託の積立切り替えはメンドクサイ
- 資産分散は予想以上に効果抜群
これ以上言うことはない。
長期・分散・積立投資を非課税口座つみたてNISAで継続する。
そして投資対象の変更はしない。
以上、「つみたてNISAの運用実績を比べて感じる3つのこと【16カ月目】」でした。
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