株で負けない方法はあるのか?

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株式投資で負けにくい仕組みはある

株で負けない投資方法はあります。

勝ち負けの定義をあらかじめ決めてしまえばいいのです。

 

一般的に、株の勝敗を言及する際には、2つのパターンが多いようです。

 

株で負けないとは?

  1. トータルリターンがプラス
  2. 市場平均のリターンに負けない

 

負けないの定義を「トータルリターンが常にプラスである」とすると、かなりディフェンシブな投資商品を選択することになります。

常に、ですからね。リスク最小化が求められます。

預貯金や債券を主な投資先としてもいいかもしれません。

 

一方で、市場平均を勝負相手として負けない投資方法をしたいのなら、株価指数そのものに投資をしてしまえばいいのです。

 

たとえばNYダウ30に負けない投資ならば、米国株ETFのDIAや、投資信託のiFree NYダウ・インデックスを選びます。

S&P500に負けない投資だったら、ETFのVOOやIVV・1557米国株の投資信託だって選択肢に入ってきます

 

もちろん信託報酬などコストの分だけ、株価指数に劣後してしまうでしょう。

それでも、「市場平均に負けにくい投資」とはいえます。

株価指数に連動する投資商品を買うのですから、市場平均に負けることは無いですね。

 

株で負けない方法としては、インデックス投資が一つの選択肢として存在しています。

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株で負けにくいのは、米国株式市場か全世界株式

国別の株式利回りランキング、出典:Stocks for the Long Run 5/E

国別の株式利回りランキング、出典:Stocks for the Long Run 5/E

 

株で負けにくい方法として株価指数連動商品を選ぶならば、リターンを得やすい株式市場を選択することは大切です。

株価指数に負けずとも、株価指数自体が思うようなリターン・リスクのバランスになっていなかったら本末転倒ですからね。

 

とはいえ、将来はだれにもわかりません。

ですから過去の投資情報を参考にするしかないのが実情です。

 

たとえば上表は、1900年~2012年における世界19か国の株式実質リターン集計結果。

世界平均を上回った国は6か国のみでした。

そして残念ながら日本株市場は平均値以下の長期リターン。

 

株式投資で世界平均以上のリターンを示した国

  • 第一位:南アフリカ
  • 第二位:オーストラリア
  • 第三位:アメリカ
  • 第四位:スウェーデン
  • 第五位:ニュージーランド
  • 第六位:カナダ

 

いまの日本の投資環境を鑑みると、米国株式市場か全世界株式への投資が適切ではないでしょうか。

そういった意味で、つみたてNISA制度をきっかけに、米国株式や全世界株式に連動する投資信託が発売されたのは嬉しいです。

 

とにかく以下のような条件を満たした株ならば、負けない投資といえそうです。

  • 過去の株式市場がプラスのリターンであり、今後もその傾向が続くと信じられる
  • 信託報酬や売買コストが低く抑えられている
  • 日本からも投資が簡単にできる(特定口座対応など)

 

株というより、投資信託といった方が適切かもしれません。

もちろん株で負けないというのは、市場平均とほぼ同等のリターンであることを指すことが前提です。

【株式投資のリターン】米国株は運用利回り国別ランキングで何位?
本記事では、ジェレミー・シーゲル著株式投資 第4版を参考に、国別の株式投資運用利回りを比較します。 1900年~2012年の米国株は、第3位にランクイン。 長期運用利回りでは、米国株は外せない存在となっていました。 ...
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株で負けない投資は、勝敗の定義を決めて実行すれば可能である

株で負けない方法は、最初に勝ち負けの定義を決めてしまえば実施可能です。

 

「市場平均に負けない」と前提をおけば、株価指数自体に投資をすれば負けません。

負けないというより、常に引き分けですね。

それだけ低コスト商品が出てきているということです。

 

もし負けない投資、負けにくい投資、引き分け狙いの投資を選ぶなら、注意点はなにかあるかでしょうか?

 

自分の求めるリターン・リスクに近い投資商品を選ぶことがいいでしょう。

そして余計な売買をしない事が求められます。

引き分け狙いなのですから、欲をだしてはダメ、ってことですね。

 

負けないで もう少し
最後まで 走り抜けて

ともいえます。

 

株価が上昇しようが下落しようが、勝ちに行くのではなく、あくまでも負けない投資、負けにくい投資を選んでいるのだと自覚することが大事です。

そして最後まで走り抜けましょう。

 

以上、「株で負けない方法はあるのか?」でした。

 

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