米国株の投資信託を3つ選ぶ際、ETFの運用残高が参考になる
米国株式の投資信託が上市されています。
アメリカ市場の株価指数を対象とする投資信託です。
いうなれば、米国株インデックスファンド。
その米国株の投資信託では、どのファンドが人気となるのでしょうか?
米国株ETFの運用残高ランキングをみると答えが予想できます。
世界中で人気おすすめ上位となっている株価指数だからです。
米国株上場投信(ETF)の株価指数、人気ランキング
- S&P500
- USトータル・ストック・マーケット
- NASDAQ100
ETFの銘柄でいえば
- S&P500:SPY、IVV、VOO
- USストックマーケット:VTI
- ナスダック100:QQQ
この3つの株価指数が人気ランキング上位です。
日本の米国株投資信託も、同様の人気度となると思われます。
本記事では、これら株価指数に連動する米国株の投資信託を紹介していきます。
米国株の投資信託:おすすめ人気ランキングを予想
1位:S&P500の投資信託は、eMAXIS Slim米国株式か、iFree S&P500がおすすめ
S&P500とは、世界で最優良な株価指数です。
ですからS&P500に連動する投資商品は、とくにおすすめができます。
S&P500に連動する米国株の投資信託を調べてみると、複数の商品が存在します。
その中でもおすすめなのは2本。
理由は低コストだからです。
S&P500連動のアメリカ株投資信託の信託報酬
- eMAXIS Slim米国株式:0.1728%
- iFree S&P500 :0.243%
投資家は、S&P500の株価指数をコントロールできません。
一方で低コストな投資信託を選択することは可能です。
おなじS&P500に連動する米国株投資信託ならば、低コストがおすすめとなるのは自明の理。
2位:全米株式の投資信託は、楽天全米株式インデックス・ファンドが人気急騰中
楽天全米株式インデックス・ファンドは、その名前の通り米国株式全体に分散投資ができる投資商品。
USトータル・ストック・マーケットに連動するETF(VTI)を買い付けるだけの、投資信託といってもいいです。
ですから通称、楽天VTIと呼ばれます。
S&P500は全米株式の約80%をカバーしています。
一方のUSトータル・マーケットはほぼ100%。
この差が、S&P500連動ファンドと、楽天全米株式インデックス・ファンドの違いです。
米国経済と株価の発展を信じるならば、全米株式の投資信託はおすすめできます。
3位:NASDAQ100の投資信託は、iFree NEXT NASDAQ100が発売され成長株投資家に人気がでそう
上表は、iFree NEXT NASDAQ100のセクター別構成比率です。
ハイテクセクター銘柄が多く含まれています。
ナスダックには2,600以上の企業が上場しています。
ナスダックはもともとハイテク銘柄が多い。
その中の上位100銘柄を対象とした株価指数(インデックス)が、NASDAQ100です。
iFree NEXT NASDAQ100はそのインデックスに連動を目指す商品なのでこういった構成比率になります。
NASDAQ100に連動するQQQは、米国ETFでも人気が高い。
そのQQQとおなじ株価指数に連動を目指すiFree NEXT NASDAQ100。
日本でも米国株の投資信託人気ランキングの上位に顔出しをすると予想します。
おすすめできる米国株の投資信託といえます。
次点:ダウ平均に連動する投資信託だっておすすめできる
米国株価指数といえば
- ダウ平均
- S&P500
- NASDAQ
が有名です。
ダウ平均は30銘柄で構成されており、分散度合いが不十分といわれます。
とはいえダウ平均のリターンはS&P500とそん色ありません。
だとすると、ダウ平均に連動する米国株の投資信託だっておすすめしてもいいでしょう。
とくに、iFree NYダウ・インデックスはよい選択肢となります。
米国株(アメリカ株)には上場投資信託(ETF)という選択肢もある
本記事では、米国株の投資信託を対象に人気ランキングを作成しました。
投資信託を広い意味で捉えると、ETF(上場投資信託)を含みます。
つみたてNISAで年間40万円の枠を使い切り、さらに投資元本をもっているひとはETFを活用してみてもいいでしょう。
- S&P500:SPY、IVV、VOO
- USストックマーケット:VTI
- ナスダック100:QQQ
このように米国株は投資信託を通して購入することが可能になっています。
しかも世界の人気ランキング上位の株価指数を対象としているファンドがある。
低コストで分散された優良商品です。
米国株の投資環境が大きく改善されてきています。
今後もこの傾向は続くと思います。
投資のアンテナは高く、選択肢は広く持っておきましょう。
米国株の投資信託を購入する方法は、つみたてNISAがおすすめ
アメリカ株のみを対象とする投資信託が多く発売されています。
今回紹介した3つの株価指数のうち、つみたてNISAの対象商品となっているのは2つ。
- S&P500
- USトータル・ストック・マーケット
です。
もし米国株の投資信託を購入したいと思ったら、つみたてNISAで積立投資をはじめるのがおすすめです。
非課税口座ですから、評価益を抱えたときのメリットが大きいです。
ちなみに私は、
- iFree S&P500をつみたてNISA口座
- 楽天全米株式インデックス・ファンドを特定口座
で積立投資をしています。
その積立状況と投資リターンは適宜公開していますので参考にしてみてください。
以上、「米国株の投資信託、おすすめ人気ランキング上位3銘柄」でした。
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ETFは超優良商品といえます
NYダウは対象が30銘柄だけなので分散が不十分といわれます。それでも私は好きなのですけどね。
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