働く人は世の中にたくさんいます。
なぜ人は働くのでしょうか。
働く理由ランキングのベスト3は、家族を支えるため、お金を稼ぐため、自分自身の成長のためです。
へ~、そうなんですね。
あなたは働く理由をもっていますか?
本記事では、
- 働く理由のアンケート結果
- お金があっても、なぜ人は働くのか?
- 働く理由がわからない場合の対応方法
を紹介していきます。
働く理由ランキング、なぜ人は働くのだろうか?
順位 | 働く理由ランキング |
1位 | 収入を得て家族を支えるため |
2位 | 収入を得て自立するため |
3位 | 自分自身の成長ため |
4位 | 人生経験を積むため |
5位 | 社会の役に立ちたい |
6位 | 知識・スキルを得るため |
7位 | 社会の役に立ちたい |
8位 | 仕事にやりがいを感じるから |
9位 | 社会人としての責任 |
10位 | 自分の力を試したい |
11位 | 社会とつながっていたい |
12位 | 夢をかなえるため |
13位 | その他 |
『エン転職』上での現在就業中のユーザー4,551名に対する調査から引用です。
働く理由を大きく分けると、お金とお金以外に分けられます。
ランキング1位・2位は、収入を得ること。
つまり多くの人は、お金のために働いているのです。
ですから給料を貰うことが、働く理由やモチベーションになっているのだとわかります。
なので企業が意識の高い社員を集めたい場合には、高い年収を提示する必要があるのですね。
一方で、やりがい・生きがいといった働く理由といった回答がみられました。
社会や誰かの為になりたいという思いが、働く理由となっている場合です。
お金のためだけに働いているわけではないことが垣間見えます。
こうなるとお金が何を意味すするのかを考えつつ、「やりがい・生きがい系」を働く理由として選んでいる背景を知りたくなります。
ということで、働く理由をお金とお金以外に区分して、観察してみましょう。
働く理由がお金の人と、やりがい・生きがいの人の違い
年収が上がるにつれ、以下の傾向がみられました。
- 働く理由がお金と回答する人の割合が低下する
- 他者への貢献や、やりがいを求める
年収が低い人ほどお金の為に働き、年収が上がるとお金以外を求めている
年収 | 働く理由の第一位(%) |
300万円台 | 給料(60.5) |
500万円台 | 給料(58.0) |
800万円台 | 給料(52.0) |
1000万円台 | 給料(46.0) |
1500万円以上 | 給料(42.5) |
上表は年収別の働く理由ランキング第一位とその割合を示しています。
低年収の人ほど、お金の為に働いています。
仕事の目的・働く理由が「給料」「お金」「収入」という回答が多いのです。
逆に言えば、年収があがるにつれて、お金以外の何かの為に働く傾向があるといえます。
とはいえ、年収が1,000万円を超えるようなサラリーマンであっても、働く理由の第1位は「給料」です。
つまり年収に関わらず、お金のために働いている人は多いのです。
ですから、働くことと給料を、完全に切り離して考えることは難しいでしょう。
お金以外の働く理由ランキングの結果
年収 | 働く理由の第2位(%) |
300万円台 | 面白さ(8.5) |
500万円台 | 社会・人々への貢献(11.5) |
800万円台 | 社会・人々への貢献(15.0) |
1000万円台 | 面白さ(20.0) |
1500万円以上 | 社会・人々への貢献(22.5) |
年収別にお金以外での働く理由を調べてみると、「生きがい・やりがい、世のため・人の為、達成感」という答えが出てきました。
働く理由が、他人のため何かをやりたいということ。
働く理由がお金以外の答えになると、見ている方もほんわかした気持ちになりますね。
経済的に少し余裕が出てきた会社員は、誰かのためになるようなやりがいや生きがいを持ちながら働きたいと考えているのでしょう。
卵か鶏かではありませんが、もし会社員が年収を上げたい場合には、社会・人々への貢献に意識を向けるとよいと思われます。
つまりお金だけのこと、目の前の仕事をこなすことだけに集中していると、年収はあがりずらいのかもしれません。
働く理由がお金の場合、転職が有利
私は外資系に勤めていますが、給料をあげたい場合には転職が有利です。
年収100万円くらいなら、すぐに上がります。
ですから給料に不満があるなら、転職がよい選択肢となります。
転職エージェンシーに登録しておくと転職の成功率があがるのでおすすめです。
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働く理由が分からない場合の対応方法
働く理由が自分自身で見つけられない場合、他人の状況を参考にしてみるといいです。
無から考えはじめることはありません。
選択肢が提示されることで、自らの思考が明らかになることだってあるからです。
たとえば私は今回、働く理由ランキングを観察して以下のように感じましたよ。
働く理由ランキングを見て感じた事
- 働く理由はやっぱりお金だ
- しかしお金だけを働く理由とするのはもったいない
- 「やりがいや生きがい」と「ワクワク感」を意識し日常業務をこなそう
つねに重要視したい項目
- 生きがい・やりがい
- 世のため・人の為
- 達成感
- ワクワク感
換言すれば、「人生を楽しむために働く」というのが最終ゴール。
理想論でしょうが、せっかく会社員をしているのなら少しでも近づきたいですね。
あなたも、なぜ働いているのかを自問自答してみてはいかがですか。
以上、「働く理由ランキングを見て思った3つのこと、なぜ人は働くのか?」でした。
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働く理由を確認するとともに、働いていくためには生き残り戦略が必要な時代に突入しています
働き方を見つめ直すよい機会ですね
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