米国リセッションはいつ? 直近5回の歴史を振り返ってみた

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リセッションとは、景気後退局面のこと


source: tradingeconomics.com

 

米国ではリセッションが近いと言われ始めた。

このリセッションという単語は、国によって定義が異なる。

たとえば米国においてのリセッションは、GDPが2四半期連続でマイナス成長となった場合を指す。

 

ちなみに上図は米国GDPの推移。

長期間でみると、GDPの力強い成長を見せている。

世界の覇権国は今なお健在である。

 

そうはいいつつ、アメリカでのリセッションの過去が気になる。

そこで本記事では、1980年以降の米国リセッションの5回をリストアップしてみた。

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米国リセッションの歴史~いつ発生するの?、回復までの期間は?~

1980年代は、リセッションを繰り返していたW字不況

 

上図は、実質国内総生産の前期からの増減を示している。

ご覧のようにW字不況だ。

 

1980年代は、非常に短い景気後退とその後の短期間の成長、そしてその後に景気後退を経験したことに由来する。
1980年~のリセッション
  • 発生時期:1980年1月~1980年7月
  • 発生期間:6か月間
  • 前回発生からの年月:4年10カ月
  • ピークの失業率:7.8%
  • GDP低下率:-2.2%
1981年~のリセッション
  • 発生時期:1981年7月~1982年11月
  • 発生期間:1年4カ月間
  • 前回発生からの年月:1年間
  • ピークの失業率:10.8%
  • GDP低下率:-2.7%

 

1980年代前半は、景気後退と回復が交互に訪れていた時代だ。

1990年代のリセッションは、湾岸戦争・オイルショックが引き金

skeeze / Pixabay

  • 発生時期:1990年7月~1991年3月
  • 発生期間:8か月間
  • 前回発生からの年月:7年8カ月
  • ピークの失業率:7.8%
  • GDP低下率:-1.4%

 

1986年から1989年にかけて、米国では金利を引き上げていた。

しかし1990年8月に発生したイラクによるクウェート侵攻、そして石油ショックにより、短期的な景気後退が発生した。

2000年代初頭は、ドットコムバブルの崩壊と9.11テロによるリセッション

  • 発生時期:2001年3月~2001年11月
  • 発生期間:8か月間
  • 前回発生からの年月:10年
  • ピークの失業率:6.3%
  • GDP低下率:-0.3%

 

1990年代はアメリカの歴史の中で最長の成長期であった。

ところが投機的なドットコムバブルの崩壊、9.11のテロにより、10年の成長に終止符をうった。

とはいえこれら大きなショックにもかかわらず、米国の景気後退は短かった。

2000年代後半に、リーマンショックが発生

  • 発生時期:2007年12月~2009年6月
  • 発生期間:1年6カ月
  • 前回発生からの年月:6年1か月
  • ピークの失業率:10%
  • GDP低下率:-5.1%

 

サブプライム住宅ローンによって、米国住宅バブルの崩壊が発生した。

その後、世界的な金融危機へと広がった。

歴史的な経済危機によって、リーマンブラザーズが破たんした。

リーマンショックとも呼ばれる。

 

米国政府は前例のない7000億ドルの銀行救済策と7,870億ドルの財政支援策に対応した。

ダウ・ジョーンズ工業平均株価(NYダウ)は、最終的に2009年3月9日に最低値となった。

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リセッション・景気後退への備え、個人投資家が出来ることは?

 

リセッションとは、いつ発生するのか事前予測は難しいもの。

とはいえ周期的に訪れている歴史がある。

であるとすれば、平時から備えをしておくと良さそうだ。

 

たとえば

 個人投資家としての備え

  • 投資の目的を再確認
  • 資産配分比率をチェック
  • リスク許容度を自問自答
  • 現金比率と金額の把握
  • 生活防衛資金の振り返り

 

サラリーマン投資家としての追加準備

  • 勤めている業界の景気動向をチェック
  • 勤務先の財務状況を確認
  • 自らの業務スキルを向上
  • 給与以外の収入源を確保
  • 家族と将来について語り合う

 

「リセッションがいつ来るか分からない・どうしよう」と悩みつつ何もしないのではもったいない。

事前準備はしておこう。

 

きっとあなたが小学生の頃、夏休み明けには避難訓練をした経験があるはずだ。

 

それと同じで、年に一度くらいはリセッションへの備えを確認するといい。

構えておくだけなら、損はしないのだから。

 

あなたは、リセッションへの準備はしていますか?

 

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